リゲルグ(一般機)
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矢立文庫のWeb企画『アナハイム・ラボラトリー・ログ』に登場。 一般機とされるが、偵察部隊用としてゲルググMのバックパックに換装されており、作戦行動時間が延長されているという。ただし、プロペラント・タンクを除くバックパックの外観はリゲルグのものであり、スペックの数値も変更はない。主兵装はプルバップ式360ミリロケット砲(360ミリロケット・バズーカや360ミリロケット・ランチャーとも呼ばれる)を携行し、グレネード・ランチャーは左腕のみ装備とされるが、外観からは両腕に確認できる。シールドはゲルググM(指揮官用)と同じ大型のものを装備し、機体色はA型やゲルググMの標準塗装と同じである。 地球圏帰還直後のアクシズより、ドラッツェ改2機とガザC3機を率いて偵察活動をおこなう。エゥーゴの輸送部隊と遭遇してMS隊を殲滅するが、積荷のガンダムMk-IIIが起動して交戦するも劣勢となり、最後は味方の砲撃の盾にされて撃破される。
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リゲルグ
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「ネオ・ジオンの機動兵器」の記事における「リゲルグ」の解説
一年戦争時に開発されたゲルググを改修し、宇宙世紀0088年時点の一線級MSと同等の性能に仕上げた機体。大幅に延長された肩部装甲とその中に装備されたスラスターが特徴的である。名称は、「リファインド・ゲルググ」を略したもの。 詳細は「ゲルググ#リゲルグ」を参照
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リゲルグ
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『機動戦士ガンダムΖΖ』、およびOVA『機動戦士ガンダムUC』に登場。メカニックデザインはあさのまさひこ、命名は高橋昌也。初期稿ではバックパックにスタビライザーが付いていたが、かときすなお(現・カトキハジメ)がバックパックを修正した際に無くなった。 アクシズに逃げ延びた公国軍残党(ネオ・ジオン軍)が、ゲルググをベースに改修・製造した機体。名称は「リファインド・ゲルググ (REFINED GELGOOG)」の略。 一年戦争後、ゲルググはアクシズの居住区拡張作業に従事するが、ガザA・Bが開発されて以降は一線を退く。やがて、ネオ・ジオンの地球圏帰還作戦が本格化し始めた段階で旧式MSは訓練用として再び日の目を見るが、ゲルググといえども当時の新型機と比べて完全に旧式化しており、近代化改修がほどこされたのが本機である。アクシズの若手パイロットは皆必ず本機で訓練を積み、MSの操縦を学んだという。 最大の特徴は、2倍以上に延長された巨大なショルダー・アーマーである。同じアクシズ製MSのキュベレイのフレキシブル・バインダーを参考に設計されており、内部には3基ずつのバーニア・スラスターを内蔵する。これはシールドも兼ねており、「ウイング・バインダー」と呼ばれる。プロペラントタンクの増設により、強力な推進力の発揮や一撃離脱などの高速戦闘を可能とした。コクピットモジュールには当時普及していた全天周囲モニター・リニアシート方式の球形ポッドを採用し、インターフェイスも第2世代MSに準じた改修が行われた。なお、ノーマルのゲルググとは異なり、コクピットハッチの開閉ヒンジは上方に設けられている。 指揮官機としても新規に製造されており、親衛隊「ロイヤル・ガード」の小隊長機としても運用されている。このため、在来機から改修された機体は「一般機」として区別されることもある。 武装 増設されたバックパックにはビーム・ランサー(出力0.62メガワット)を2基マウントする。これはゲルググ系特有のビーム・ナギナタではなく、通常のビーム刃を形成する。ただし2本を接続し、両端からビームを形成させての使用も可能である。バックパック右上部にはミサイル・ポッドを装備し、内蔵された8基のミサイル (AMS-11S) はレーザーと赤外線で敵機を追尾できる。前腕部にはグレネードランチャーが装備されており、もう片方の手を添えて反動を抑えながら発射する。ウィング・バインダー内部には円盤形の宇宙機雷を6基ずつ搭載することも可能。ビーム・ライフルは、指揮官機には銃身下部にグレネード・ランチャーを装備した新型のもの(出力2.18メガワット)が用意され、高い命中精度を誇るが、一般機は在来機と同型のものを携行する。 劇中での活躍 『ΖΖ』第37話で初登場。マシュマー・セロの副官イリア・パゾムが搭乗し、ΖΖガンダムと互角に渡り合う。第38話ではMS隊を率いて指揮を執るが、マシュマーの密命により、命令に従わないサトウ隊長のシュツルム・ディアスを乱戦に紛れて撃破する。41話では単機でコロニー「タイガーバウム」に侵入、ハマーン・カーンを救出する。第44話ではマシュマーのザクIII改とともにサイド3コロニー「コア3」内部の警護に当たる。第45話ではマシュマーの別働隊として、ジャムル・フィンとともにグレミーの反乱軍と交戦している。なお、この機体はマシュマーが士官学校時代から搭乗していたものであり、彼専用のザクIII改が完成したことから、イリアに譲られている。塗装はマルーンとネイビー・ブルーを基調とする。 『ジ・アニメ』1986年10月号掲載の「第2回「ガンダムΖΖ」ここまで書いたらヤバイかな!?」では、地球降下作戦でハマーンが不在のアクシズをエゥーゴが奇襲した際に、防衛隊の1機としてマシュマーが搭乗したとされる。この戦闘はのちに漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』で詳細に描かれ、本機も2コマのみ登場するが、うち1コマは1/144プラモデルのボックスアート(アイリッシュ級戦艦を撃沈するシーン)を模したものであった。 『ジ・アニメ』1986年11月号掲載の「新装開店第1回 ガンダムΖΖ読本-これは買いだ!」では、強化人間となったマシュマーが旧式でも乗り慣れた機体のほうがよいとして本機を持ってきたとされる。しかし、彼専用のザクIII改がすでに整備中であり、イリアが本機に搭乗することでマシュマーをザクIII改に乗せることができたという。 雑誌企画『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』番外編「審判のメイス」および漫画『機動戦士Ζガンダム外伝 審判のメイス』では、ゲルググJをベースとした機体が登場し、ネオ・ジオン軍残党のオーラフ・デールが搭乗する。ゲルググJ用のビーム・マシンガンを携行し、ヨーン・ユルヤナのガンダム[グリンブルスティ]およびアイリス・アリスンのジムIII・ディフェンサーと交戦するも撃破される。 OVA版『UC』ep7では、ネオ・ジオン軍残党「袖付き」の所属機として、ネェル・アーガマとの最終決戦時にほかの残存機体とともに登場。「袖付き」でも訓練用として用いられていた機体で、青紫を基調に塗装され、両手首には「袖付き」の特徴である装飾が施されている。携行火器はギラ・ドーガ(指揮官機)のビーム・マシンガンとなっている。ビーム・ナギナタを回転させてガランシェール隊のMSに襲いかかるが、コンロイ・ハーゲンセンの搭乗するジェガンのメガ・バズーカ・ランチャーに狙撃・撃破される。 漫画『機動戦士ガンダムF90 ファステストフォーミュラ』では、ジオン軍残党部隊の機体が登場。部隊のMSに共通する、ギラ・ズール用の重装用バックパック(プロペラントタンク装備)に換装されており、ギラ・ドーガ(一般機)のビーム・マシンガンを携行する。ブレード・アンテナは未装備。「新入り」と呼ばれるシャルル・ロウチェスター軍曹が搭乗し、宇宙世紀0112年にサイド6の廃棄コロニー群で僚機のギラ・ズールおよびザクIII改とともに資材をあさるが、突如現れたランデッガー重工のMSティグリス2機の襲撃に遭うも、僚機の爆発で吹き飛ばされたため1機のみ逃走に成功する。
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