バリー編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 09:41 UTC 版)
「バイオハザード リベレーションズ2」の記事における「バリー編」の解説
孤島を目指し、海上をボートで走り抜ける1人の男がいた。男の名は、バリー・バートン。元ラクーン市警の特殊部隊「S.T.A.R.S.」の隊員にして、現在はBSAAのアドバイザー。バリーは、悲痛な面持ちで孤島を見つめる。それは、最愛の娘のモイラが消息を絶ったうえ、彼女の行方を探すうちに今見つめている孤島にいるという情報を掴み、ここまでボートを走らせてきたからであった。 孤島に着くと、早速モイラを探すために行動を開始するが、そこでナタリア・コルダという白服の少女と出会う。何故こんな孤島で単独行動をしていたのか、という疑問を持ちながらも、バリーはナタリアに、危険だからと舟で待つよう諭す。しかし、ナタリアは「一人は嫌だ」と言って聞かないため、自分から離れない事を条件に、行動を共にすることを渋々認める。施設に入ると、ゾンビに似た化物が至る所を徘徊していた。ナタリアには化物の気配を感じ取れる特殊な能力があり、バリーはナタリアの能力のサポートを受けつつ、化物の襲撃を掻い潜りながら施設を探索する。 施設から脱出後、2人は電波塔に向かうが、道中の橋が崩落しており迂回を余儀なくされる。バリー達は迂回の道中で暗い森を通るが、そこで2人の人間が縫合されたような姿の異形の化物に遭遇する。事前の報告にはなかった未知の化物に戸惑うバリーだが、かつてアルバート・ウェスカーが生み出して全世界に散布しようとしたウロボロス・ウイルスの特徴がその化物に見られたことから、バリーは何者かによってウロボロス・ウイルスが島に持ち込まれている可能性を考える。 その後、遠回りの末に電波塔へたどり着くと、バリーは早速救難信号の解析を試みる。すると、モイラが救難信号を発信したのが今から半年前であることが判明し、バリーは愕然とする。さらに、モイラの名を出すとナタリアは頭を抱えて苦しみ始め、「モイラは死んだ」と、バリーにとっては耳を疑う言葉を告げる。
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「バイオハザード リベレーションズ2」の記事における「バリー編」の解説
ナタリアから「塔へ行く途中でモイラと一緒になった」と告げられたバリーは、ナタリアに塔までの案内を頼み、塔に向かうことにする。その道中の漁村で、バリーはナタリアから「怪物が近づいてくる」と言われるが、バリーには何も見えない。ナタリアの指示する方向を銃で撃つと、確かに撃った先で血が飛び散り、大きな虫のような化物が姿を現し、地面に落ちて死んだ。姿の見えない敵に言いようのない危機感を感じながら、バリーはナタリアのサポートでグラスプの襲撃を退けて市街地に向かう。ナタリアは市街地を歩く道中、7年前のバイオテロ事件「テラグリジア・パニック」で両親を失い、以来ずっと一人でテラセイブの施設にいたことをバリーに語る。 どうにか塔にたどり着いたバリー達は、瓦礫で荒れ果てた塔内の奥で一枚の写真を見つける。それは、アルバート・ウェスカーと一人の女が写ったものであった。ナタリアはその写真を見て「ウェスカーを知っている」と言い、アルバート・ウェスカーではなく一緒に写っている女のほうを指差して「アレックス・ウェスカー」と告げる。バリーは「そんなはずはない。」と口では否定するも、ウェスカーが二人いるという事実に驚きを隠せない。そんなバリーとナタリアの前に、呼吸器のようなものと大きなマントを身に纏った不気味な者が姿を現し、ナタリアを見つめると彼女の名を呼んで指を指したのだった。
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「バイオハザード リベレーションズ2」の記事における「バリー編」の解説
ナタリアの名を呼び、彼女に指差す不気味な人物。ナタリアは驚きを隠せない表情を浮かべる。バリーは顔だけを向け、言葉には出さず「知っているのか?」という表情をナタリアに向けるが、ナタリアは否定する。するとその人物は、静かに呼吸器を外してその不気味な素顔を明らかにする。その人物こそ、半年前にモイラ達を実験に巻き込んだ、「オーバーシア」ことアレックス・ウェスカーであった。バリーはモイラの行方を聞き出そうとするが「1人残らず葬った」とだけ言われてしまう。僅かな希望を打ち砕かれたバリー。それと同時に周りを大勢のレヴェナントに囲まれてしまう。バリーは「後で必ず殺す」とだけ言い残し、とっさの機転で何とかナタリアとその場を逃れた。 無事に下水道に到着したバリーは、傷ついたナタリアを介抱しながらも先へ進む。その道中、バリーは下水道の一室でモイラの残した録音メッセージを発見。モイラの悲痛なメッセージを聞いて悲観するバリー。だが、娘の仇を討つため立ち向かう覚悟を決めたバリーは、アレックスへの復讐を果たすと誓うのであった。その後、下水道を抜けた先の水路を抜け、ようやく外に出ることに成功。そこは、かつて使われていた鉱脈の採掘場であった。ナタリアと協力しながら採掘場を進んでいくと、採掘場の上層部でまたしてもアレックスが出現。応戦しようとするバリーだったが、アレックスによって瞬時に崖下に吹き飛ばされてしまう。その後、アレックスはナタリアを締め上げようとしたが、何故か急にやめ、突然大きな悲鳴をあげたのだった。
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「バイオハザード リベレーションズ2」の記事における「バリー編」の解説
アレックスの不意討ちを受け、気絶していたバリー。ふと目を覚ますと、ナタリアが心配そうにこちらを見ていた。彼女の無事を確認し、バリーは再びアレックス捜索を開始する。進んだ先にあったゴミ捨て専用のクレーンを利用して施設に入り、毒ガスが充満する地下施設のさらに地下に向かうと、不気味な洋館が構えられている施設にたどり着く。ナタリアは「きれいな所」と言うが、バリーは「十数年前の洋館事件のトラウマを思い出す」と怪訝な様子。洋館の地下へ進むと、そこはレヴェナントを始めとするB.O.W.やウイルスの研究施設だった。そこに表れるレヴェナント達B.O.W.を退けながら、2人は更に地下の深奥部へと歩みを進める。途中、腕輪からアレックスのナタリアに対する憎悪の声が聞こえてきた。「紛い物、本物」「ナタリア、死ね」と執拗に繰り返すアレックス。怯えるナタリアを余所に、バリーは更に奥へと突き進み、遂にアレックスのいる部屋にたどり着く。アレックスは「私が生きている限り、お前の存在を許す訳には行かない。」と呪いの言葉を吐き捨てた後、自らにウロボロス・ウイルスを投与。異様な姿をした怪物と化し、遂に両者が対峙する。アレックスの執拗な攻撃からナタリアを守りつつ、バリーは奮戦。何十発もの銃撃を浴びたアレックスは、その場に倒れ込み動かなくなった。バリーは動かなくなったアレックスに近付くが、隙を付いてアレックスがバリーを吹き飛ばし、そのままナタリアに掴み掛かると、ナタリアを締め上げていく。余りの力で吹き飛ばされたバリーは、痛みで思うように動く事が出来ない。 バッドエンドルート しばらく締め上げられていたナタリアは動かなくなり、死んだと思われたが、直後に再び目を覚ます。そして、そのままアレックスの腕やオレンジ色のコアを引き千切って返り討ちにし、殺害した。先程までのナタリアとあまりに違う様子に、ただ見ていることしか出来ないバリー。アレックスを殺したナタリアに話し掛けるが、ナタリアは冷たい笑顔を見せながら「ナタリアじゃない。私はアレックスよ。」と言い放ち、バリーに別れを告げ、笑い声を上げながらその場を静かに後にした。モイラもナタリアも救えなかったバリーは、最早その場にへたり込み項垂れるしか出来なかった。 グッドエンドルート 万事休すかと思われた時、激しい銃声と共にアレックスに何発もの銃弾が撃ち込まれ、アレックスはもがき苦しみながら再び倒れ込み、ナタリアは事なきを得た。銃声がした方向にバリーが目をやると、そこにはトラウマで銃が持てなかったはずのモイラが、銃を握り締めて立っていたた。バリーはモイラが生きていたことを、モイラはバリーがここまで助けに来てくれた事を、互いに喜び称え合う。しかし、直後にアレックスが復活。ウイルスに侵食され最早自我を失い、ただ激しい咆哮を上げるだけの化物と化し、バリーとナタリアに襲い掛からんとしていた。モイラは直ぐに2人の逃走経路を確保し、2人を誘導して逃げに転じる。しかし、3人が逃げた先は断崖絶壁。背後からアレックスに追い詰められ、再び窮地に立たされる。 そこへ、1台のヘリコプターが姿を表した。乗っていたのは、大怪我から復活しモイラを助けに戻ってきたクレア。クレアは、研ぎ澄まされた感覚でアレックスのコアを狙撃。3人がヘリに乗ると、クレアは半年前に助けられなかった事をモイラに侘びるが、モイラはここまで助けに来てくれたことで意に介さなかった。そこへ、尚も激しい咆哮を上げて迫り来るアレックス。バリーとクレアは共同戦線を張り、アレックスとの最終決戦に挑む。バリーの誘導とクレアの的確な狙撃、互いの息の合った連携によって戦いを優勢に進めていき、最後はクレアが放ったロケットランチャーの直撃を受け、アレックスは爆発四散。4人は無事に島から脱出した。 孤島から生還して2年後の、2013年のある日。この日、クレアがバリーの家を訪ねてくることになっており、バリーの家ではモイラがクレアを迎える準備に追われていた。テレビでは、アメリカのトールオークスで発生したバイオテロのニュースが、大々的に報じられている。クレアは、バリーの家に向かう最中、兄のクリス・レッドフィールドがバイオテロの対処のため中国にいることを知り、兄の同僚のピアーズ・ニヴァンスによろしく伝えるよう電話で話していた。ナタリアは、孤島を脱出後にバリーに引き取られ、バリーの家でモイラと共に暮らしていた。ナタリアはカフカの小説を読みながら、意味深な笑みを浮かべた。
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