ダンジョンキーパー側
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 16:18 UTC 版)
「ダンジョンキーパー」の記事における「ダンジョンキーパー側」の解説
インプ ダンジョンキーパーが魔法の力で製造する最弱のクリーチャー。地面を掘ったり金を採掘して宝物室に運んだり、ダンジョンの壁を補強したり、トラップを取り付けたりといった雑務をこなすが、戦闘では真っ先に逃げるだけで、全く役に立たない。レベル3で加速、レベル10でテレポートを使えるようになるが、最弱なのは変わりない。トラップに巻きこまれるとあっけなく死ぬほか、大抵の勇者にとっては雑魚扱いで、DK1では死ぬと死体を残すが、DK2では一筋の光る煙となって消えてしまう儚い存在だ。ちなみにときどき煙草を吸っている(DK1)。 フライ(DK2ではファイアフライ) 名前の通りの蝿型クリーチャー。戦闘に参加できるクリーチャーの中では最も弱いが、非常に素早く地下世界の偵察に向いている。水上や溶岩などの地形も移動可能である。レベルを上げると偵察に特化した特殊能力に開眼する。DK1では瀕死になるまで戦闘に参加してから逃げていたため、逃げ遅れることも多かったが、DK2では強い敵の姿を発見すると遠巻きに眺めるようになり、より生存率は高くなったものの、戦闘ではさらに役立たずとなった。 ウォーロック ヒューマノイドクリーチャー(DK2では堕落した人間)で、研究室での研究に向いている。戦闘でも魔法を使い攻撃と回復の双方に活躍する。レベルを上げるとより強力な攻撃魔法を習得する。ただし足は研究の日々で運動不足であることから少し遅い。DK2では他のクリーチャーの体力回復も得意である。DK1では図書室に研究員以外のクリーチャーが入るとキレて火の玉を放ってくることがある。ヴァンパイアと仲が悪い(DK1)。 トロル 工房で器用にトラップを製造することが得意なクリーチャーだが戦闘力が弱く、鍛えても簡単に倒されてしまうほど弱く、戦闘には向かない。長所であるトラップや扉の製造を最大限に活かすには、ダンジョンの設計を工夫する必要がある。DK1ではレベルの高いトロルは加速の魔法が使えたが、DK2ではレベルを上げると徐々に体力と工作力が向上するものの、特に特殊能力は持たない。 バイルデーモン 太った巨大なクリーチャーで、多くの食料を必要とする。工房での作業も可能で、戦闘では高い耐久力と攻撃力を見せるが、移動は遅い。放屁による毒ガス攻撃が得意だが、味方も巻き込んでしまう。戦闘では二本の長い角の先につけたトゲ付きアクセサリーで攻撃する。長い腕は退化した足の代わりに体の移動に使われている。図体がでかいために、DK2では他のクリーチャーと同時に狭い通路を通ろうとすると詰まって動けなくなることがある。工房好き。スケルトンと仲が悪い(DK1)。 ミストレス(DK1ではダークミストレス) 動きが素早く、攻撃力も高い万能型クリーチャー。それぞれの指につけたナイフを振り回して攻撃し、レベルをあげると雷撃の魔法を習得する。サディストであると同時にマゾヒストでもあり、仕事を与えないと拷問室で他のクリーチャーの拷問を眺めたり、自らすすんで拷問を受けたり、戦闘では魔法で感電して倒れた敵をいたぶったりする。DK1では自ら受けた拷問で体力を消耗することもあったが、DK2では「拷問を幾ら受けても体力が減らない」という特性を身に付けた。サムライと仲が悪い。 スケルトン 牢獄で飢え死んだ敵、または味方クリーチャーの骨に魔力が吹き込まれて製造されるクリーチャー。骨が剥き出しなので耐久力が弱いが、敵が攻めて来るほどに製造できるため、数が揃えば戦力となる。DK1では製造できる数に制限はなかったが、DK2では牢獄の大きさで最大数が決定される。DK1ではレベルの高いスケルトンは強力な雷撃魔法が使えたほか、戦いで死ぬと残骸が残ったが、DK2では戦いに負けた時点で粉砕されて消えてしまう。バイルデーモンと仲が悪い。 バンパイア ダンジョン内に落ちている死体はインプによって墓場に埋葬されるが、この墓場で一定数の死骸を腐らせると墓場から生まれるクリーチャー。一定のレベル以上に達すると、死んでもレベルダウンして蘇る。研究にも向いているが、水に濡れると体力を奪われ死んでしまう。敵のクリーチャーや勇者から体力を吸いとって回復することもできる。DK1ではレベルの高いバンパイアは霧にのって空を飛べたほか、テレポートの魔法も使えるようになったが、DK2ではできなくなった。DK2では神殿で祈りを捧げていると、時たま投身自殺をすることがある。 ホーンドリーパー(内海賢二) ゲーム中で最も強力なクリーチャーだが、もっとも気難しい存在でもある。ひとたび機嫌を損ねると、DK1では味方のクリーチャーをも見境無く攻撃し始め、DK2では怒って自分の世界に帰ってしまう。他のクリーチャーとは異なる方法で呼び出される。DK1では神殿の池に「バイルデーモン・トロル・ミストレス」をそれぞれ生贄として放り込むと誕生した。DK2ではゲームを進めていく中で自動的に手に入る専用アイテムと一定量のマナで召喚する無敵のクリーチャーとして登場。召喚アイテムを持っているときは、呼び出してもらいたさに所定量のマナが溜まった時点で専用の音声メッセージが流れる。 ビートル DK1にのみ登場。虫系クリーチャーの中ではスパイダーに次ぐ実力を持っているが弱い。レベルが上がれば凍結を使えるようになるが、連射ができず、そもそもビートル自体の性能が余りにも低いため役には立たない。生け贄としては有用である。 スパイダー DK1にのみ登場。虫系クリーチャーの中では最強だが、全体から見るとやはり弱い。ねぐらでフライと出くわすとケンカを始めるが、スパイダーがよほど弱っていない限りスパイダーが勝つ。レベルが上がると減速・凍結・ひょうといったサポート系特別攻撃を使えるようになる。また牢獄に囚人がいる場合、囚人を怖がらせたり凍り漬けにしたりするのを好む。 デーモンスポーン DK1にのみ登場。トカゲ型のクリーチャーで訓練好き。序盤の主戦力。体力はそれほど高くなく、戦闘に強いとも言えないが、レベル10になるとレベル3ドラゴンに転生する。 ドラゴン DK1にのみ登場。高い防御力を誇る万能型クリーチャー。研究と訓練を好み、やらない仕事がないという非常に優等生なクリーチャー。ドラゴンは基本攻撃が炎の息で、高い連射性を持つもののAI操作では断続的にしか使用しないため、火力の面で他の強力なクリーチャーに若干劣る。支配の魔法でプレイヤーが使うと驚異的な火力を発揮できる。また守備の面に関しては高い装甲によるダメージ吸収率と強靱な体力、治癒のスキルを持つことから非常に死ににくいクリーチャーである。 オーク DK1にのみ登場。標準的な能力を備えた戦闘用クリーチャーとされ、相応の強さを持つ。訓練によるレベルアップが速く給料も低めなため数をそろえるのに向いている。訓練好きでレベル10になって他にすることがないと監視所に入り浸るようになる。また工房での製造能力にも優れ、加速を使えるようになるのでバイルデーモン以上の速さでトラップやドアを制作してくれる。 ヘルハウンド DK1にのみ登場。双頭の犬。フライとよく似た習性を持ち、溶岩のダメージを受けない。放置しておくと探索を行うが、そのまま戦闘になって死んでしまうことも。デーモンスポーンと仲が悪い。 テンタクル DK1にのみ登場。タコのような軟体動物を連想させる外見の水棲クリーチャー。とはいえ、水中で戦闘能力や移動力が上がるといった特性はない。戦闘能力は平均的で、凍結の魔法を覚える。 ゴースト DK1にのみ登場。拷問でクリーチャーや勇者キャラクターを殺すと発生する。研究と礼拝を好む。常に飛行しているので地形の影響を受けない。祭壇に献げると全クリーチャーが激怒する。レベルが上がると消耗と突風を使うようになる。戦闘では弱い。 ゴブリン DK2にのみ登場。DK2の最も基本的なクリーチャーで、戦況が悪いとすぐに逃げ出す臆病者。序盤の戦力だが、他のクリーチャーが使えるようになると出番はなくなっていく。 ダークエルフ DK2にのみ登場。アーチャーの悪玉版。堕落した女性エルフ。憑依するとスナイパーモードが使える。 サラマンダー DK2にのみ登場。DK1のデーモンスポーンに相当するクリーチャー。ただし、DK2にドラゴンは登場しないため転生しない。序盤の主戦力。 ローグ DK2にのみ登場。ウォーロックと同じく堕落した人間でシーフの悪玉版。放置してある金を見つけると着服する。レベル8でインビジブルの魔法を覚えるため一気に実用性が上がる。 ダークナイト DK2にのみ登場。例によって堕落した人間でナイトの悪玉版。基本性能はナイトと同じで、その実力は全クリーチャーの中でも最強クラス。終盤のステージや対戦ではダークナイトをいかにそろえるかが勝敗の分かれ目になってくる。 ダークエンジェル DK2にのみ登場。堕落した天使。基本的な戦闘性能はダークナイトに劣るが、強力な魔法を幾つか覚えるため、ダークナイトよりも強力である。手が突き出た神殿一つにつき、一体しか召還できない。 メイデン DK2をVer1.7にバージョンアップすると登場。蜘蛛の下半身に、人間の女性の上半身をくっつけた外見をしている。クモの糸を使って敵を捕らえ、なぶり殺すという最も残虐なクリーチャー。
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