スターダストNIGHT
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「くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン」の記事における「スターダストNIGHT」の解説
2005年12月6日〜2006年4月18日(第1期)、2006年11月14日〜2006年12月26日(第2期)、2008年12月30日、2016年12月6日 全体に共通する特徴 有田哲平が演じるDJ「スターダスト有田」(または「スターダストNIGHT有田哲平」有田哲平という割には何故か女性)が、1時の時報直後から始めるFM番組調のコーナー。厳密にはコーナーではない。このコーナーの間、上田は有田への突っ込みと罵倒に終始する。 自身が語るところによると、スターダスト有田は東京外国語大学卒。入試のときには運をつけるために、クソをぶっ掛けたパスタを食べて臨んだ。放送局は「東都FM」。FM局のパーソナリティーということで、坂上みき(TOKYO FMの番組に出演しているナレーター)や松本ともこ(元TFMアナウンサー)と交流が深いらしく、よくパスタを一緒に食べにいくという。くそのぶっ掛け合いもするという。 有田はメールのことをエレクトリック(エレクトリカル)・メールと呼ぶ。はがきの事を「官製はがき」と、きちんと説明し、必ず上田に「はがきでいいよ」と突っ込まれる。 第一声は「寒いわね」。「コックピットのあなたへ」と言う時もある(TBSラジオで放送されていたいすゞ歌うヘッドライトからの引用か)。 リスナーからの投稿は、恋愛相談や、(自称)兄弟番組からのパーソナリティからのものなどがあるが、投稿内容もDJのトークも「クソをぶっかける」など糞関連の内容で終わるのが定番である。そして、糞関連以外の話題については、「有名人(荒川静香や城島健司など)とパスタを食べにいった」といった話に終始し、内容が極端に短く薄いため、上田に「内容のある話をしろ」と突っ込まれる。上田がオープニングに季節柄の話題を話したいと発したため、ワールド・ベースボール・クラシック決勝戦当日の放送では、冒頭に日本代表優勝決定の模様が流れ、WBCの話題へ持ち込む空気を作っていたが、その直後に「星に願いを」を流すフェイントをした上に、WBCについての話題は早々に切り上げられて、糞関連の話題が展開された。 FM局の番組を自称しているが、スタッフに絡んだり、駄洒落を発したり、「ドカンとお送りする」といった前時代的なフレーズを発するなど、実際の内容は極めてAM局的である。 有魂リクにも出てくる「ケンちゃん」と呼ばれるADかミキサーらしき人物がいるらしいが誰も見たことがない(AD改めED:ビーチの本名をもじった物という説がある)。 放送開始から15周年を超える長寿番組を自称している(2006年4月11日放送でスターダスト有田は151回目の放送だと言ったが、上田にそれだと年に10回程度しかやっていない計算になると突っ込まれるや、15年と1回目と訂正した上、あたかもケンちゃんが間違ったようにうそぶいていた)。 有田哲平の魂のリクエスト! とは併用されない暗黙のルールがある。しかし、過去に1度だけある。 ポッドキャストでも配信されている(第七回〜第十二回、擬似的に第五十六回)。著作権等の理由により、BGMはカット。 兄弟番組には、有田の後輩であるスターダスト無田の担当する「スターダストランチ」(スタラン)、アイコの担当する「スターダストお帰りなさい」(スタおか)や月曜日~土曜日の朝(放送時間は朝の7時から夕方3時までCM無しの8時間ぶっ続け)に有田の妹的存在のユキが担当する「スターダストモーニング」などがある。ちなみにスターダストランチではイベントとして糞の配布会が行なわれたり、スターダストモーニングでは糞関連のメールの募集やアンケート、ちん毛のコーナー、一杯のかけ糞のコーナーなどが行われているなどいずれも糞関係の内容が放送されているらしい。 このコーナーで頻繁に発せられた「糞ぶっかける」というフレーズは、長州力が発した「あいつらが死んだら俺が墓に糞ぶっかけてやる」という発言が元ネタである。 第1期の沿革 当初は有田が「さわやかにやってみたい」という希望から、FMの番組をまねたような口調で話し、実際にはかからない曲紹介をするだけで終わっていたが、2005年12月6日に有田の口から「スターダストNIGHT」という「番組名」が明言される。そして12月13日放送でRNせんずりが港区在住のOL・哲平ラブになりすまして送ってきたメールが読まれて以降、毎回リスナーのメール・ハガキを読むスタイルになった(間もなく糞がらみのメール・はがきが多数を占めるようになる)。またオルゴールによる曲(当初はクリスマスソング、後に「星に願いを」。北海道知床での放送のときは、「知床旅情」)がテーマ曲として流れるようになり、第1声に「寒いわね」が使われるようになった。またリクエスト曲も実際に掛けられるようになり、有田がそれに合わせて糞関連の替え歌を歌った後(この時点で、『魂のリクエスト!』の裏バージョン的スタイルが確立する)、有田が上田の罵倒に対し「何なんですか!!」と言って終わるのが定番となった。結果、当初は30秒足らずで終わっていた「有田の悪ふざけ」が、第1期終了時には6分前後を費やすコーナーに発展した。 『星に願いを』が流れ始めても有田がいっこうに話し始めず、その間上田が愚痴や罵倒を連発するといった演出も多用された。 エスカレートする一方の内容の薄さ・下品さ・DJの身勝手さにキレた上田が、2006年4月4日に、翌週(スペシャルウィーク)に松本ともこを本当にゲストに呼ぶこと、坂上みきとは交渉中であることを発表。事前に知らされていなかった有田は、大焦りで「設定は曖昧になっていたが、スターダスト有田とくりぃむしちゅーの有田は別人」「スターダスト有田は女性」ということにしてくれと懇願していた。 そして2006年4月11日放送で、本当に松本ともこがゲストとして登場(坂上みきは登場せず)。スターダストNIGHTでのメール紹介の時にスターダスト有田が「マッピー」と呼びかけると、松本ともこに「呼び捨てにしないで」とバッサリ斬られたりもしたが、松本ともこの「大人の対応」により、「親友」にしてはちぐはぐなトークが展開されつつも、なんとかコーナーは終了。その後、松本ともこにDJという職業にまつわるエピソードを聞きながら本物のDJのあり方を学んだ有田は、スターダストNIGHTの完成型を次週に見せると豪語。それに対して上田は、進歩が見られなければ次週でスターダストNIGHT終了と宣告した。結局、4月18日放送ではパスタをパエリアに変えたなどと有田は主張したが根本的な進歩の欠片は見られず、「15周年を迎える長寿番組」は終了となった。 第2期以降の沿革 2006年11月14日放送のオープニング冒頭、「寒いわね。」という言葉で約7ヶ月ぶりに復活。理由は「寒くなってきて『寒いわね。』の言葉を発するようになったから」らしい。突然の復活に上田は激怒し、コーナー中「何で復活したんだよ!」「マッピー呼ぶぞ!」などと罵倒するばかりである。 復活後はトークやメールの内容は相変わらずであったが、有田の口から松本や坂上の名前は一切出されなくなった。その代わりケンちゃん・マネージャーの木下さん・友達のマリちゃんといったキャラクターが登場し、トークの題材となった。替え歌は歌われなくなり、有田がなんでもないエピソードに過剰反応して延々と甲高い笑い声(ヒューマンビートボックスを行ったり、救急車のサイレンをまねたような声を出すこともある)を上げ続けた後に、有田が突然素に戻り「何なんですか!!」と言って終わる展開となっている。上田はこれに対して、初期は罵倒していたが、後に呆れ調子で、リスナーに対して『文化放送を聴け!』と言ったり『放送禁止用語言いてぇ〜。今のこいつには放送禁止用語しかあてはまらねーよ。』と言うようになった。 2006年12月26日放送以来、休止状態となったものの、2007年12月11日放送でスターダスト有田が自信の持ちネタ芸を披露したため、擬似的に一夜限りの復活。上田は常に罵倒し続けていたが、この復活した回はお笑いDynamite!で108組の芸人のネタを長時間かけて見た後だったが「今日見た109組のなかで一番面白い」と絶賛しアンコールを求め結果2つのネタを披露した。 2008年12月30日の最終回で復活。延々と甲高い笑い声(ヒューマンビートボックス込み)を上げ続けた後、曲が掛けられるという、第1期と2期を混ぜたような展開となった。またこの回ではケンちゃんと木下が結婚したというエピソードが披露されたが、第2期放送時は木下の言葉は男声で表現されており、設定の矛盾が起きている(途中で有田と上田は矛盾に気づいており、有田は木下は女性であると強弁)。 2016年12月6日の復活放送で復活。
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