シナリオ一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 09:53 UTC 版)
複数のエンディングが用意されており、最初から遊べるメインシナリオは「ミステリー編」であるが、その中でクレジットの流れるエンディングを一回以上見ることで、その後アナザーストーリーとしてオカルトタッチな「悪霊編」、サスペンスタッチの「スパイ編」などの新たなシナリオへの分岐が現れる。 それらのエンディングをトゥルーエンディング、バッドエンディング含め全て読み終わるとセーブデータ(栞という形になっている)がピンク色に変わり、さらにセルフパロディである「Oの喜劇編」、「暗号編」が追加される。 さらに、あるシナリオに隠された「チュンソフ党の陰謀編」をクリアすると、同社の『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』のパロディである「不思議のペンション編」が加わる。 その他、移植機種によりおまけシナリオが用意されていることがある。 ※携帯電話アプリおよび初期のAndroid版の場合は、各シナリオごとに個別購入する必要がある。 ミステリー編 ペンション・シュプールでの夕食後、殺人予告と受け取れる手紙が見つかる。その場は趣味の悪い冗談と受け取られたが、ガラスが割れる音で客室に集まった人々の目の前で本当に死体が発見される。犯人を見つけるか殺されるかの両極端な展開へと分岐する。 ゲーム開始直後にプレーできる本作のメインシナリオであり、事件を解決できないまま話が進むと徐々に惨劇ホラーの様相を呈してくる。 スパイ編 「こんやかまいたちがあらわれる」と書かれた謎の手紙がきっかけとなり、透は伝説のスパイ「かまいたち」を巡る各国スパイ間の熾烈な争いに巻き込まれる。夕食後、OL3人組のひとりである可奈子に自室で誘惑される主人公。ところが、真理に起こされて目を覚ますと可奈子が喉を切られて死んでいる。真理は、彼女たちがスパイで、重要な情報を握る”かまいたち”を確保するためにこのペンションで待ち伏せしていたのだ……と言う。 盗聴・暗殺・銃撃戦などアクション&サスペンス色の強いシナリオ。 悪霊編 ペンションの宿泊客や主人公たちが、窓の外から不気味な目がのぞきこんでいるのを各自の部屋で目撃する。その正体がわからない中、フリーのルポライター・美樹本が探り始める。何かを知っている美樹本と何かを隠そうとしている小林が言い争う中で他にも目撃者があらわれ、ついに殺人事件まで起きてしまう。 ペンションがある場所で20年前に起きた、ある人物の凄惨な過去に主観を置いたオカルトホラー。 鎌井達の夜編 シュプールで『かまいたちの夜』のゲームを始めた透と真理だが、ゲーム開始時に「透」と「真理」と名付けたキャラクターも、奇妙なことにゲーム内でその日の2人と同じ行動を取り始める。 シナリオ自体は短いが、全体を締めるメタフィクションになっている。 雪の迷路編 ゲレンデからペンションへの帰路で自動車事故を起こし、自らの足で歩いて帰らざるを得ない状況に置かれた透と真理。猛吹雪の中、果たして2人は入り組んだ山道を歩いてペンションまで帰れるのか? 2人が迷っている間に、ペンションでミステリー編に近い事件が進行していたという構成。 O(オー)の喜劇編 夕食の席についた透と真理の2人は、見るからに奇妙な出で立ちをした人物を目にする。食後に談話室でくつろいでいると、停電が起こって奇妙な叫び声がペンションに響き渡る。ロウソクの灯りを頼りに一同がその人物の部屋に行くと、彼は血のついた板を握りしめてベッドに倒れていた。 ピンクのしおり出現後のギャグ・セルフパロディシナリオ。多くのBGMを駆使して構成されている。 暗号編 ガラスが割れる音で田中一郎の客室に駆けつけた一同。しかし部屋の中には誰もおらず、「宝はシュプールの中にある」で始まるメモが落ちていた。宝を見つけようと、みんなでメモの暗号を解こうと知恵をめぐらしたりペンション内を探し回ったりする。果たして、宝はどこに隠されているのか? ピンクのしおり出現後の謎解きシナリオ。 チュンソフ党の陰謀編 特定のシナリオに隠された暗号を解き、ある行為をすると現れるシナリオ(と言うよりは隠しメッセージ)。 機種によって、暗号の内容とそれを解く手段が異なる。 不思議のペンション編 入るたびにマップが変わるという伝説の「不思議のペンション」にたどり着いた透と真理。地下の奥深くに眠ると言われる宝を求めて、2人は地下室へ潜入する。 ゲームオーバー(バッドエンド)が非常に多いため、最多数のエンディングが搭載されている。 真理の探偵物語編 『特別篇』のために書き下ろされたエクストラストーリーで、PlayStation版への移植以降に追加されたミニシナリオ。特定のエンディング後から繋がる後日談という設定になっている。 ペンションでの事件から数年後、事件の謎を解いたことで気をよくした真理は、透を助手にして探偵事務所を開業する。ある日、某ゲーム会社社長の殺人事件の話が持ち込まれる。事件の内容を聞き、容疑者4人のプロフィールや証言の資料を閲覧した真理は「犯人がわかった」と言う。 ちょっとエッチなかまいたちの夜 元々はスーパーファミコン版のキャンペーンプレゼントだったものの内容を、PlayStation版移植の際に追加したもの。音声のみで、キャストはCDドラマと同じ。 Vita/Windows版『かまいたちの夜 輪廻彩声』では同作のキャストによって再録されている。 PlayStation版とVita/Windows版『輪廻彩声』で金のしおりを達成すると出現する特典シナリオになっている。 我孫子氏からの挑戦状 ゲームボーイアドバンス版のみ収録。我孫子武丸からの手紙という形式をとったテキストであり、続編『かまいたちの夜2』の宣伝告知にあたる。 ミステリー編で「完」を一度見ると、タイトル画面に出現。 A Novel モバイルアプリおよびVita/Windows版『輪廻彩声』限定のシナリオ。元々は書籍『かまいたちの夜 公式ファンブック』に収録された我孫子武丸の書き下ろし短編小説『かまいたちの夜 A Novel』をサウンドノベル化したもので、途中の選択肢はなく一本道。前半が「出題編」、後半が「解答編」となっている。 シュプールで楽しい夜を過ごした翌日、宿泊客の1人が死体で発見された。外部からの侵入の痕跡はなく、犯行は内部犯によるものと推測され、客と従業員はお互い疑心暗鬼に陥る。ミステリー編と同様の殺人事件を描いたシナリオだが、犯人およびトリックが異なっている。 Vita/Windows版『輪廻彩声』ではミステリー編で「完」を一度見ると、タイトル画面から選択する本編とは別モードのシナリオとして出現する。 辺獄の真理編 Vita/Windows版『輪廻彩声』にて追加された、透と真理にスポットを当てた新たなシナリオ。本シナリオのみ竜騎士07が担当。 「シュプール」の客室で目覚めた透は、全ての記憶を失くしていた。真理や「シュプール」の人々と交流する中で、透は周囲の状況に次第に違和感を覚えていく。 出現条件はオカルト編(旧:悪霊編)およびスパイ編と同様。
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