ウサギさんチーム(1年生チーム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 14:11 UTC 版)
「ガールズ&パンツァー」の記事における「ウサギさんチーム(1年生チーム)」の解説
1年生6名で構成される、当初のDチーム。物語序盤では、校内対抗戦ではAチーム(あんこうチーム)のみほの戦車道の実力で他チームが次々撃破されたのを見て恐れをなして逃げようとしたり、試合中に大富豪に熱中したり、グロリアーナとの練習試合では相手の強さや慣れていない砲火力に圧倒されて戦車を放棄して逃亡するなど未熟さが目立ち、学園艦内探索中に沙織とともに複雑な艦底内部で迷子となる、キャンプでは準備運動もそこそこに一足先に川に飛び込むがそろって足をつり、さらに待ちきれずにバーベキューにどんどん材料を投入した結果、バーベキューを炎上させ台無しにするなど、トラブルメーカーとして描かれる場面が多い。練習や実戦を経て成長するものの、劇中のほとんどの試合で撃破され、撃破されないのはアンツィオ高校戦のみとなっている。 決勝戦の黒森峰戦では渡河の際に擱座するが、みほがトラウマを乗り越えて救出に向かったことで戦線に復帰。その後、みほの了解を得て前日見た映画を参考にした作戦を実行し、自分たちよりもはるかに強力な戦車2輌を撃破する。劇場版のエキシビションマッチでは慢心が嵩じてノンナの返り討ちに遭うが、大学選抜との試合では自分たちの身の丈に合った戦い方を考え、チームが包囲された際には遊園地の観覧車を利用して脱出の隙を作るという奇策で仲間たちの窮地を救い、その後も堅実な戦いぶりを見せる。 使用車輌はM3中戦車 リー。親善試合前に車体をピンクに塗装するが、公式戦前に当初の焦茶に戻す。チームエンブレムは、両手に包丁を持ち、左耳にリボンを付けた、桃色の目が吊り上がったウサギで、メンバーのあやがバッグに付けているマスコットと同じデザインである。 テレビ版の黒森峰との決勝戦でM3Leeが渡河中にエンジンが停止し動けなくなってしまいみほが過去のトラウマを乗り越えて救助に向かい、味方に救助され観客に感動を与える名シーンがあるが、最終章のBC自由学園との初戦でサメさんチームのマークⅣ戦車が渡河中に座礁しているのを押して救助したら、ムラカミが早とちりで怒鳴ってくるがお銀のとりなしで救助してくれたことを理解してムラカミにも礼を言われて、無事にマークⅣ戦車の救助に成功する。 WEBラジオではMCを務め、スマートフォンアプリ「World of Tanks BLITZ」のチュートリアル漫画『はじめての戦車道BLITZ』では主役格を務める。 澤 梓(さわ あずさ) 声 - 竹内仁美 リーダーで車長兼通信手。面倒見がよいまとめ役であり、悪乗りしがちなチームメイトへの突っ込み役でもある。 2回戦では冷静な指揮による試射および効力射でセモヴェンテ1輌を撃破、決勝戦ではみほとは別に作戦立案し、エレファントを撃破。ヤークトティーガーを相討ちに持ち込み、重駆逐戦車2輌を撃破する。 劇場版では、エキシビションマッチにおいては慢心した様子が描かれているが、大学選抜チームとの戦いでは堅実な行動を心がける。 戦車道を選ぶ前は、華道を必修科目にしようとした。 上述の『はじめての戦車道BLITZ』では中心的な役割を果たす。 山郷 あゆみ(やまごう あゆみ) 声 - 中里望 75 mm砲の砲手。髪は黒色のロングヘア。チームで一番のグラマラスなボディの持ち主。車内では操縦席左側、阪口の左脇に位置している。 ボーイッシュでさばけた性格だが、ストレスを溜め込む一面がある。 体を動かすことが好きで、必修科目の第1候補は合気道だった。 丸山 紗希(まるやま さき) 声 - 小松未可子 37 mm砲の装填手。車内では澤の左脇に位置しているために一番窓に近い。灰色のショートヘアー。きんつばと昆布茶が好物で、最初は選択必修科目に茶道を希望していた。 いつもぼんやりしており、あさっての方向を向いていることが多く、半テンポ遅れて動く。また、作中での台詞がきわめて少なく、テレビシリーズで話すのは最終回(第12話)の一言のみで、みほは「聞き上手」と評する。 後述の桂利奈と髪型が似ていたため、テレビ放映時には髪の色を茶色に塗り間違えられているミスがたびたび起きていた。[要出典] 無口なうえ、いつの間にか思いも寄らないところから出て来るため、隠密行動に適した性格。『はじめての戦車道BLITZ』でも神出鬼没な様子が描かれている。 「サバイバル・ウォー!」では麻子に懐いてるような描写もあるが、その真意も不明である。 阪口 桂利奈(さかぐち かりな) 声 - 多田このみ 操縦手。髪は茶色のショート。返事をする際「ハイ」を「アイ」と言う。 アニメや特撮が好きで、HDDの残量を心配している。 思ったことをすぐ行動に移す積極派。優季には「やればできる子」と評される。 必修科目は、最初から戦車道にすると決めていた。戦車道の復活が明らかになる前の志望必修科目は不明。 なお、テレビアニメ2話から5.5話までのエンドロールのキャスト紹介では「阪口 佳利奈」と誤記されており、公式サイトにおいてもテレビアニメ6話が放送されるころまで 同様に誤記された状態であった。 宇津木 優季(うつぎ ゆうき) 声 - 山岡ゆり 通信手兼75 mm砲の装填手。車内では操縦席右側、阪口の右隣に位置する。マイペースで、辛抱強い性格。髪は黒色のショートボブ。 整備では車体のチェックなどを行っているが、砲弾を忘れる不注意なところがある。戦車道の履修が原因で恋人に逃げられたとされるが、実際に恋人だったかは定かではない。 必修科目は当初香道にする予定だった。 大野 あや(おおの あや) 声 - 秋奈 37 mm砲の砲手。ストラップ集めが趣味。眼鏡をかけており、髪はツインテール。多少口が悪く、「ぶっ殺せー!」が口癖。 底抜けに明るいムードメーカーで、「あやや」というハンドルネームを用いて携帯電話からインターネットによる情報収集を行っている。 戦車道の話をすると男友達が引くことに悩んでいる。 丸眼鏡がトレードマークであるが非常に割れやすく、準決勝のプラウダ高校以降は搭乗車が撃破されるたびに、毎回眼鏡が破損する。 必修科目を戦車道にする前は、「手裏剣が使えそう」という理由で忍道に興味津々だった。 漫画版のアンツィオ戦では、ルノーB1bisの臨時の操縦手兼75 mm砲砲手を務める。
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