プラウダ高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 14:11 UTC 版)
「ガールズ&パンツァー」の記事における「プラウダ高校」の解説
青森県の学園艦で大湊港・青森港を寄港地としている。雪上での戦闘を得意とし、前回大会の決勝戦では10連覇が掛かっていた黒森峰女学園を破り優勝。校章は鋏の下にT定規と角定規を斜めに合わせて鎌と槌(旧ソ連国旗)風のデザインとしたもの。校名の「プラウダ」は、ロシア語で「真実・正義」を意味する。 メンバーはロシア語が堪能で、フラッグ車乗員の発音は田舎風。戦術は誘引・包囲持久戦を得意とする。 保有車輌はT-34/76、T-34/85、KV-2、IS-2 (JS-2) 。また、『リボンの武者』ではT-70軽戦車の大部隊(32両)も投入する。「大鍋」ではT-60軽戦車を投入する。 劇場版では他校とともに「私物」戦車持込による短期入学という手段で大洗女子学園の増援に駆けつける。 カチューシャ 声 - 金元寿子 隊長兼T-34/85の車長。名前はニックネームである。前回大会で黒森峰女学園のフラッグ車を撃破した戦功で隊長に昇進した。 髪はクリーム色のショートヘアで、口からは八重歯が覗く。身長は127センチメートルと、142センチメートルの杏がややかがんで握手を申し出るほど背が低い。通称「小さな暴君」、別名「地吹雪のカチューシャ」。戦場での状況に即応して対処するなど作戦立案力に長けている。 プライドが非常に高く、自分より背が高い相手にはノンナに肩車してもらって視点の高さを保つなどして、常に相手を見下す態度を取る。一方で、食べ物が口に付いてたり、泣きながら強がりを言ったりとやや子供じみた面がある。部員に対しても厳しく接しているが面倒見も良く、ニーナをはじめとする部員たちから「ちびっ子隊長」と陰口を言われつつも慕われている。 聖グロリアーナ女学院と交流があり、特にダージリンと親しい。 大洗女子学園を名前も聞いたことがないと軽んじ、さらに隊長がみほだと知ると前年の決勝戦の一件もあって甘く見るが、試合はみほの奇策に翻弄されて最終的に敗北。それ以降はみほに対して一目置くようになり「ミホーシャ」と呼ぶようになる。 車高が高いという理由からKV-2を気に入っており、「カーベーたん」という愛称で呼ぶほど愛着を持っている。 ジャムを紅茶に入れるのを好まず、ジャムを舐めながら紅茶を飲むスタイル。ロシア語は簡単な単語しか話せない。 最終章では卒業後はロシアに留学する事が決定し、ノンナにロシア語を教えてもらっている。 ノンナ 声 - 上坂すみれ 副隊長。T-34/85の車長だが、大洗女子戦では一時的にIS-2の砲手を務める。準決勝における大洗側の撃破判定はすべて彼女の砲撃によるもの。エキシビションマッチ以降は同車の車長も務める。 長身で、よくカチューシャを肩車している。クールな性格で、別名「ブリザードのノンナ」。 カチューシャの類稀な将器を見抜いて崇拝に近い態度を取っており、常にともに行動し彼女を公私にわたり多方面でフォローする。また、カチューシャが眠る際には「コサックの子守唄」を歌うなど、保護者的態度も取っている。 最終章では卒業後にロシアへ留学予定のカチューシャにロシア語を教えている。 ニーナ 声 - 小笠原早紀 OVA「スノー・ウォー!」から登場。KV-2の装填手。 小柄で東北なまりの話し方が特徴。紅色の頬とロシア帽がトレードマーク。 偵察でプラウダの生徒に変装した優花里とエルヴィンに対してフラッグ車などの布陣を漏らし、その後の戦闘で優花里のあんこうチームとエルヴィンのカバさんチームに撃破される。 同じKV-2の装填手であるアリーナと行動をともにしている。 アリーナ 声 - 佐藤奏美 OVA「スノー・ウォー!」から登場。KV-2のもう1人の装填手。劇場版では、撤退の際にKV-2の大きさを活かして盾となり、カチューシャを逃がすことを進言する。 クラーラ 声 - ジェーニャ 劇場版から登場。ロシアからの短期留学生で、T-34/85の車長として乗車する。ノンナとは常にロシア語で会話するため、カチューシャから日本語で話せと叱られるが、実は日本語は堪能。 ノンナと同じくらいカチューシャに心酔している。バラライカを嗜む。ニーナやアリーナは、クラーラにはノンナと(性格的に)同じ匂いがすると感じているため、クラーラには逆らわない方が良いと相談し合っている。 最終章ではいつでもロシアに戻れるが、居心地がいいためもうしばらくプラウダに滞在する旨の発言をしている。
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