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イミル【Ymir】

読み方:いみる

ユミル


イミル 【Ymir】

北欧神話に出る原始的巨魔。極寒世界の氷が極熱世界の熱でとけて生じたとする。神の王オーディンOdin)らによって殺され、その肉は大地に、血は海に、骨は山や石に、毛髪草木させられ頭蓋骨天空となり、脳はになったという。→ オーディン

イミル

作者山口椿

収載図書中国残酷女列伝
出版社ベストセラーズ
刊行年月2002.3
シリーズ名ワニ文庫


ユミル

(イミル から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/20 02:09 UTC 版)

ユミル[1]古ノルド語: Ymir)とは北欧神話スノッリのエッダ』に出てくる原初の巨人。彼はまたアウルゲルミル古ノルド語: Aurgelmir、「耳障りにわめき叫ぶ者」)とも呼ばれる[2]。なお「Ymir」の日本語表記には、他に、ユーミル[3]ユミール[4]イミル[5]などがある。


  1. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』、『北欧神話』(デイヴィッドソン)などにみられる表記。
  2. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』228頁。
  3. ^ 『アスガルドの秘密 北欧神話冒険紀行』(ヴァルター・ハンゼン著、東海大学出版会、2004年、ISBN 978-4-486-01640-3)などにみられる表記。
  4. ^ 『北欧神話と伝説』(ヴィルヘルム・グレンベック著、山室静訳、新潮社、1971年、ISBN 978-4-10-502501-4)などにみられる表記。
  5. ^ 『北欧の神話伝説(I)』(松村武雄編、名著普及会〈世界神話伝説大系29〉、1980年改訂版、ISBN 978-4-89551-279-4)などにみられる表記。
  6. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』228-230頁。
  7. ^ 蔵持不三也『神話で訪ねる世界遺産』ナツメ社、2015年、68頁。ISBN 978-4-8163-5870-8 
  8. ^ Julius Pokorny. Indogermanischer etymologisches Wörterbuch p.505.
  9. ^ 『北欧神話』(デイヴィッドソン)236頁。


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イミル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 08:33 UTC 版)

ミネルバの剣士」の記事における「イミル」の解説

第4巻からの登場人物ドリア国新王テオ顧問官

※この「イミル」の解説は、「ミネルバの剣士」の解説の一部です。
「イミル」を含む「ミネルバの剣士」の記事については、「ミネルバの剣士」の概要を参照ください。

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