ハイヌウェレ型神話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 09:25 UTC 版)
ハイヌウェレ型神話(ハイヌウェレがたしんわ、ハイヌヴェレとも[1])とは、世界各地に見られる食物起源神話の型式の一つで、殺された神の死体から作物が生まれたとするものである。
- ^ a b 『世界神話事典』「ハイヌウェレ」の項(吉田、p. 153)
- ^ 『世界神話事典』「イェンゼン」の項(大林、p. 33); 大林 & 19791, p. 141
- ^ 大林 & 19791, pp. 133–141; イェンゼン 1977, pp. 54–59を引用。
- ^ a b c d 西村朝日太郎「第九章第七節 デマ神の神話学的背景」『人類学的文化像 : 貫削木と聖庇の基礎的研究』吉川弘文館、1960年、400–402頁 。
- ^ 吉田 1986, pp. 37–39; 吉田 1992, pp. 141–143
- ^ 大林 1979, pp. 133–135.
- ^ 吉田 1986, pp. 39–40; 吉田 1992, pp. 143–144
- ^ 大林 1979, pp. 135–137.
- ^ 大林 1979, p. 137.
- ^ 吉田 1992, p. 146。 肺腑からアインテ・ラトゥ・パイテ(紫色ヤム芋); 乳房:アインテ・ババウ; 両目:アインテ・マ(生りはじめの形が目に似る); 恥部:"明るい紫色でとてもよい匂いがして美味しい、アインテ・モニという種類"; 尻:アインテ・カ・オク("外皮がかさかさ"); 両耳:アインテ・レイリエラ; 両足:アインテ・ヤサネ; 太股:アインテ・ワブブア(大型種); 頭:ウク・ヨイヨネ(タロ芋の一種)。
- ^ 大林 1979, pp. 138–140.
- ^ 吉田 1992, pp. 160–161.
- ^ Antoni, Klaus (1982), “Death and Transformation : The Presentation of Death in East and Southeast Asia”, Asian folklore studies 41 (2): 154, doi:10.2307/534874, JSTOR 534874 Jensen, Adolf Ellegard. Die getötete Gottheit; Weltbild einer frühen Kultur, 1966, p. 134 より(英訳で)抜粋。
- ^ 『世界神話事典』「ハイヌウェレ」の項(吉田、pp. 154–155)
- ^ 『世界神話事典』「ハイヌウェレ」の項(吉田、pp. 151–152)
- ^ 大林 & 19791, pp. 141–142.
- ^ 大林 & 19791, p. 142; 大林太良『稲作の神話』弘文堂、1973 、23–137頁。を引用。
- 1 ハイヌウェレ型神話とは
- 2 ハイヌウェレ型神話の概要
- 3 注釈
ハイヌウェレ型神話と同じ種類の言葉
- ハイヌウェレ型神話のページへのリンク