ずらとは? わかりやすく解説

ずら

[助動]…だろう。

ちり紙に火がついずら」〈咄・鹿の巻筆・四〉

[補説] 推量助動詞「うず」に推量助動詞「らむ」の付いた「うずらむ」が「ずらう」となり、さらに音変化したものまた、完了助動詞「つ」に推量助動詞「らむ」の付いた「つらむ」の音変化とも。現代では静岡長野地方などで用い名詞または連体形付いて明日ずら」のように使われる


ずら

単語 発音 意味、用例 関連語
ずら ずら 【名】 うそ ずらこがす
ずらっとすて

»仙台弁発音についてこちら

~ずら

甲州弁意味用例
~ずら~だろうほ~ずら(そうだろう

ずら

  1. 罪ヲ犯シ潜ミ居ルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作部・長野県〕
  2. 逃走スルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・北海道庁
  3. 同上(※「つぐ」参照)。〔第四類 言語動作
  4. 高飛逃走
  5. 逃げる。
  6. 逃亡行衛不明。「づらかる」の略。
  7. 逃げる。気仙沼
  8. 逃走ずらかること。〔掏摸
  9. 逃走すること(づらかるに同じ)。〔掏摸
  10. 逃走。「づらかる」の略。

分類 北海道庁掏摸長野県露店商香具師


ずら

  1. 物件借受。〔第四類 言語動作
  2. 物品借受を云ふ。

読み方:ずら

  1. 逃走ノ意ニシテ破獄脱監或ハ無銭遊興等。〔第三類 犯罪行為
  2. 無銭飲食或は破獄逃走。「ずらかる」「ずらす」「ずらく」「ずらん」ともいふ。
  3. 物品借受。②無銭飲食(らじお)。③外走すること。「ずらかる、すらく、ずら人」ともいう。
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かつら (装身具)

(ずら から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/20 21:30 UTC 版)

かつら)は、頭部にかぶせて、元々ある頭髪を補ったり別の髪型に見せたりするために使う、人毛もしくは人工的な髪のこと。古くは「かづら」と言い、鬘帯や鉢巻きなど、頭髪のように作って頭にかぶったり付けたりするものを指した[1][2]。現代でも能楽では「かずら」と呼ぶ[1]


  1. ^ a b かつら『大辞泉』
  2. ^ はちまきの話、折口信夫、1926(大正15)年6月、青空文庫
  3. ^ a b c カツラ『大百科事典. 第5巻』平凡社、1931年
  4. ^ “中国の人毛加工製品、輸出が急成長”. AFPBBNews (フランス通信社). (2014年8月22日). https://www.afpbb.com/articles/-/3023875?ctm_campaign=txt_topics 2014年8月23日閲覧。 


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「ずら」の例文・使い方・用例・文例

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