べい
[助動][○|○|べい|べい|○|○]《推量の助動詞「べし」の連体形「べき」の音変化》「べし」に同じ。「さあ、行くべい」
「おのらが口から言ひにくくば、身共が直に言ふべい」〈浄・千本桜〉
[補説] 「べい」本来の連体形の用法は平安時代から見られるが、終止用法を有する「べい」は、中世以降、東国を中心に行われた。現代語では、「べい」の音変化形「べ」「ぺ」の形を含めて、関東・東北方言などで終止用法として、多くは推量・意志・勧誘の意で用いられる。また、「べい」の接続は、「べし」と同じく活用語の終止形(ラ変型には連体形)に付くが、しだいに複雑化し、江戸時代の東国方言では、カ変動詞の未然形・連用形、サ変動詞の連用形、上一段・下一段活用の未然形(または連用形)にも付くようになる。
ベイ【bay】
べい【▽皿】
べい【米】
読み方:べい
〈ベイ〉
3 アメリカ。「米軍・米国/欧米・親米・渡米・南米・日米・反米」
〈マイ〉こめ。「外米・玄米・産米・新米・精米・洗米・白米・飯米・禄米(ろくまい)」
べい【×袂】
「べい」の例文・使い方・用例・文例
- せんべいをバリバリ食べる
- 私はこの堅焼きせんべいの固さにとても驚きました。
- 彼は大きな音を立ててせんべいを食べる。
- 私はあなたにいくつかお調べいただきたい事がございます。
- 赤んべいをする
- 塩で味付けされたせんべい
- べいべい言葉という,関東地方特有の言葉
- 田中耕一氏は落語家の桂米(べい)朝(ちょう)氏を含む他の15名とともに文化功労者にも選ばれた。
- 世界一大きいせんべい,ギネス世界記録に掲載へ
- 千葉県印(いん)西(ざい)市(し)で作られたせんべいが,9月に発行されるギネス世界記録の最新版に世界一大きいせんべいとして掲載される予定だ。
- 昨年10月に印西市で開催された市のお祭りで,この祭りの実行委員会のメンバーが直径1.5メートルのせんべい作りに挑戦した。
- しかし,そのせんべいは目標に3センチ届かなかった。
- 今回,せんべいは直径1.6メートルとなり,彼らはそれを世界一大きいせんべいとして定めるため,認定を申請した。
- 埼玉県草(そう)加(か)市(し)はせんべいで有名だ。
- 一部の草加市民はこの挑戦に応えて,さらに大きいせんべいを作りたいと考えている。
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