うるしかぶれとは? わかりやすく解説

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うるし‐かぶれ【漆×瘡】

読み方:うるしかぶれ

ウルシ触れたり接近したりしたときに起こる急性の皮膚炎赤くはれて湿疹(しっしん)状となり、かゆみが激しい。うるしまけしっそう


漆瘡れ

読み方:うるしかぶれ

漆瘡れは漆の中にあるウルシオールという成分皮膚接した時に生じ一種炎症です。瘡れの予防としては手に種油塗った手袋をするなどの方法があり、また瘡れたあとの治療としては沢蟹の汁をすりつけるとか、硼酸湿布するなどの方法がよく知られています。

(うるしかぶれ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/07 02:26 UTC 版)

(うるし)とは、日本、中国、朝鮮半島ではウルシ科ウルシ属落葉高木のウルシ(漆、学名: Toxicodendron vernicifluum) から採取した樹液であり、ウルシオールを主成分とする天然樹脂塗料および接着剤である。その他ベトナムなどの東南アジア、ミャンマー、ブータンにも成分や用途は異なるものの一般的に漆と呼ばれる天然樹脂が存在する。漆で出来た工芸品を漆器と言い、とりわけ日本の漆器はその高い品質により中世の頃から南蛮貿易を介して世界中に輸出されていた。


注釈

  1. ^ ウルシ科の落葉高木、ビルマウルシ。学名: Gluta usitataシノニム: Melanorrhoea usitata)、ビルマ語: သစ်စေးIPA: /sɪʔsí~t̪ɪʔsí/[1] スィッスィーあるいはティッスィー。ビルマ語は現代語における綴りと実際の発音との乖離が激しく、ALA-LC翻字法英語版で綴り通りに転写すれば sacʻce" となるが、西欧の文献では thitsi などの表記で見られる[2]

出典

  1. ^ 大野, 徹『ビルマ(ミャンマー)語辞典』大学書林、2000年、734頁。ISBN 4-475-00145-5 
  2. ^ 熱帯植物研究会 編『熱帯植物要覧』(第4版)養賢堂、1996年、270頁。ISBN 4-924395-03-X 
  3. ^ 漆の艶に包まれて「JAPAN」と国名でも呼ばれた漆『日本経済新聞』朝刊2018年12月9日(NIKKEI The STYLE)。
  4. ^ 透明性高い漆液 福井県工技センター、パステル調可能『日本経済新聞』朝刊2018年3月13日(北陸経済面)。
  5. ^ 漆の造り方,林野庁
  6. ^ 「情報誌 林野 12月号」p5 林野庁 2017年
  7. ^ 遺跡紹介:垣ノ島A・B遺跡(函館市)”. (公式ウェブサイト). 北海道. 2016年7月21日閲覧。
  8. ^ 白水智「産業の発達と物資の流通」『山梨県史』通史編2(中世)


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