明治
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年表
- 1868年(明治元年)
- 戊辰戦争。神仏分離令、五箇条の御誓文・五榜の掲示。7月江戸は東京と改称、鎮将府が置かれ、江戸府は東京府に。明治に改元・一世一元の詔。東京行幸(9月20日発駕-10月12日東京着)、京都還幸(11月)。この年、現在の長野・栃木などの諸県で農民騒擾。
- 1869年(明治2年)
- 東京奠都。:戊辰戦争の終結、五稜郭の戦い。版籍奉還(3月)。太政官制導入。蝦夷地、北海道と改称、開拓使設置(8月)。
- 1870年(明治3年)
- 日章旗が国旗となる(商船規則)。樺太開拓使設立。庚午事変。苗字許可令(庶民苗字差許)。横浜毎日新聞発刊。
- 1871年(明治4年)
- 新貨条例制定。廃藩置県、全国の府県を改廃(3府72県となる)。戸籍法(翌1872年2月1日より実施:壬申戸籍)、日清修好条規、新貨条例。この年、現在の岡山・島根などの諸県で旧藩主の東京移住に反対して騒擾。岩倉使節団派遣。宮古島島民遭難事件。
- 1872年(明治5年)
- 田畑永代売買禁止令を廃止。学制発布。琉球藩設置、琉球国王の実質的廃位。初めて全国の戸籍調査を実施(総人口3311万825人)。太陽暦の採用(十一月九日の改暦詔書、明治5年12月2日の翌日を明治6年1月1日とした)。
- 1873年(明治6年)
- 徴兵令施行。キリシタン禁制の高札撤去。神武天皇の即位日を2月11日に改めて、紀元節を制定。地租改正。征韓論問題(明治六年政変:西郷隆盛・板垣退助等が下野)。
- 1874年(明治7年)
- 民選議院設立建白書。佐賀の乱。台湾出兵。この年、秋田・高知などの諸県で地租改正反対などの農民騒擾約21件。
- 1875年(明治8年)
- 2月13日、平民の称姓布告。4月14日、左院・右院を廃し、元老院・大審院・地方官会議を設置し、漸次立憲政体樹立の詔勅発布。樺太・千島交換条約。6月20日、第1回地方官会議開く。6月28日、讒謗律・新聞紙条例を定める。9月30日、江華島事件起こる。この年、福岡・島根などで農民騒擾約15件。大阪会議、秩禄処分、国立銀行条例。
- 1876年(明治9年)
- 日朝修好条規(江華条約)、帯刀を禁止(廃刀令)、筑摩県以下の14県を廃合(3府35県)、金禄公債証書発行条例(秩禄処分)。神風連の乱・秋月の乱・萩の乱・思案橋事件起こる。茨城県農民一揆・伊勢暴動(三重県農民一揆)。小笠原諸島を日本の領有とする。
- 1877年(明治10年)
- 地租を100分の2.5へ軽減、2月15日、西南戦争始まる(9月24日、西郷隆盛自刃)。東京大学創設。
- 1878年(明治11年)
- 地方三新法。紀尾井坂の変。1876年1月1日調査の戸籍表を発表(戸数7,293,110人、人口34,338,400)。竹橋事件。大背美流れ。参謀本部を設置。
- 1879年(明治12年)
- 8月31日、明宮嘉仁親王(大正天皇)誕生。琉球処分、沖縄県を設置、琉球王国滅亡。
- 1880年(明治13年)
- 国会期成同盟の結成、集会条例。君が代に曲がつけられる。
- 1881年(明治14年)
- 開拓使官有物払下げ事件→明治十四年の政変。国会開設の詔勅出される。→大隈重信失脚後、大蔵卿松方正義による松方デフレ)。ハワイ王国のカラカウア王来日。
- 1882年(明治15年)
- 軍人勅諭。壬午事変。福島事件。
- 1883年(明治16年)
- 陸軍大学校開設。鹿鳴館開館。
- 1884年(明治17年)
- 群馬事件、加波山事件、秩父事件。華族令公布。甲申政変。
- 1885年(明治18年)
- 大阪事件、銀本位制、天津条約 (日清)、内閣制度が発足。
- 1886年(明治19年)
- ノルマントン号事件。大同団結運動。
- 1887年(明治20年)
- 保安条例
- 1888年(明治21年)
- 枢密院創設。海軍大学校開設。磐梯山噴火。日墨修好通商条約締結。香川県が愛媛県より独立。市制・町村制が公布。
- 1889年(明治22年)
- 大日本帝国憲法発布、皇室典範制定。衆議院議員選挙法・貴族院令など公布。市制・町村制が施行開始。
- 1890年(明治23年)
- 第1回衆議院議員総選挙(翌1891年3月7日閉会)、第1回帝国議会召集、教育ニ関スル勅語(教育勅語)発布。府県制・郡制公布。
- 1891年(明治24年)
- 大津事件、足尾銅山鉱毒事件、濃尾地震。内村鑑三不敬事件。
- 1892年(明治25年)
- 第2回衆議院議員総選挙[注釈 19]。
- 1894年(明治27年)
- 第3回衆議院議員総選挙[注釈 20]、第4回衆議院議員総選挙[注釈 21]、甲午農民戦争(東学党の乱)。日英通商航海条約。日清戦争 (- 1895年〔明治28年〕)。
- 1895年(明治28年)
- 下関条約で日本が台湾・澎湖諸島・遼東半島を獲得、三国干渉で遼東半島を領土剥奪。乙未事変(閔妃暗殺事件)。
- 1896年(明治29年)
- 明治三陸地震
- 1897年(明治30年)
- 貨幣法制定
- 1898年(明治31年)
- 第5回衆議院議員総選挙[注釈 22]、第6回衆議院議員総選挙[注釈 23]。
- 1900年(明治33年)
- 治安警察法。義和団の乱(義和団事件)
- 1901年(明治34年)
- 4月29日、迪宮裕仁親王(昭和天皇)誕生。足尾銅山鉱毒事件、官営八幡製鉄所の操業が開始される。
- 1902年(明治35年)
- 日英同盟締結。第7回衆議院議員総選挙[注釈 24]。
- 1903年(明治36年)
- 第8回衆議院議員総選挙[注釈 25]。
- 1904年(明治37年)
- 日露戦争(- 1905年〔明治38年〕)、第9回衆議院議員総選挙[注釈 26]。
- 1905年(明治38年)
- 日本海海戦。ポーツマス条約。日比谷焼打事件。第二次日韓協約。
- 1906年(明治39年)
- 鉄道国有法公布。南満洲鉄道設立。
- 1907年(明治40年)
- ハーグ密使事件
- 1908年(明治41年)
- 第10回衆議院議員総選挙[注釈 27]。赤旗事件。戊辰詔書。
- 1909年(明治42年)
- 伊藤博文暗殺事件
- 1910年(明治43年)
- 韓国併合。大逆事件(幸徳事件ほか)。
- 1911年(明治44年)
- 関税自主権の回復により、幕末以来の不平等条約が完全撤廃される。
- 1912年(明治45年/大正元年)
- 国際スポーツ柔道を広めた嘉納治五郎により1912年ストックホルムオリンピックに日本が初出場。第11回衆議院議員総選挙[注釈 28]。第一次護憲運動(憲政擁護運動)。7月30日、明治天皇崩御、皇太子嘉仁親王が天皇に践祚、大正に改元される。
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