餡とは? わかりやすく解説

あん【×餡】

読み方:あん

アズキ・インゲンなどの豆を煮てつぶし、砂糖や塩を入れ、さらに加熱して練ったもの。菓子汁粉などに使う。豆をつぶしたままのものをつぶし餡、皮を取り除いたものをこし餡という。あんこ。「—パン

餅(もち)やまんじゅう中に詰めるもの。1のほか、調味した挽(ひ)き肉・野菜など。

くず粉かたくり粉加えてとろみをつけた汁。「—かけ蕎麦(そば)」

広く物の中に詰めるもの。あんこ。


読み方:あんこ

  1. 書肆雑誌店等にて売残りの古ものを、新刊ものの下に積み重ねて品数多く見せかくること。「-に積む」。
  2. 札束の上下のみ真物中味模造紙などで偽装したもの饅頭中味の餡は表面から見えないところより。〔詐〕〔贋〕

分類 東京、贋/詐/犯罪

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/09 12:47 UTC 版)

(あん)とは、食物の中に詰めて調理する具材[1]中国発祥の「餡」が持つ歴史的かつ広い意味と、現代日本における意味との間には違いが見られる。


  1. ^ a b c d e 五十嵐ほか 2001, p. 272.
  2. ^ a b c 中国の餡と月餅のはなし 独立行政法人畜産産業振興機構 2023年10月5日閲覧。
  3. ^ 『日本経済新聞』夕刊2018年8月9日(くらしナビ面)「【食紀行】静岡市興津 あん菓子根付く/甘さ控えめ あん配よく」解説記事「マメ知識◇製あん機械発祥の地」(2018年8月11日閲覧)。
  4. ^ a b c d e f g h i 五十嵐ほか 1998, p. 62.
  5. ^ a b c d e f g h i j k l 杉田ほか 2008, p. 74.
  6. ^ 御座候赤あん | 商品一覧 | 御座候”. www.gozasoro.co.jp. 2013年3月30日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i 五十嵐ほか 1998, p. 63.
  8. ^ a b 小林 & 村田 2000, p. 205.
  9. ^ 小倉餡発祥地”. 情報提供システム 「フィールドミュージアム京都」. 京都市. 2011年3月30日閲覧。
  10. ^ 元祖小倉餡本格復活へ 古来種小豆、今秋に収穫”. 京都新聞 (2011年7月16日). 2011年8月20日閲覧。[リンク切れ]
  11. ^ 小倉あん発祥地で顕彰式典 和菓子ルーツに思いはせる 京都の二尊院に新アズキ献納”. 産経新聞 (2016年3月28日). 2023年6月12日閲覧。
  12. ^ a b c 五十嵐ほか 1998, pp. 62–63.
  13. ^ a b c d e f g 吉岡 2015, p. 238.
  14. ^ a b c d e 吉岡 2015, p. 239.


「餡」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 09:33 UTC 版)

発音(?)

名詞

アン

  1. 小豆などの豆類などを煮て砂糖加えて練ったもの。あんこ。
  2. 野菜などを調理した具材で、饅頭餃子焼売などの中に入れるもの。
  3. またはだし汁澱粉調味料加えて加熱しとろみをつけ、調理した肉や野菜などにかけたり、肉や野菜などと合わせて米飯などにかけたりするもの。

熟語


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