4年3組の生徒(あさりのクラスメイト達)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 02:02 UTC 版)
「あさりちゃん」の記事における「4年3組の生徒(あさりのクラスメイト達)」の解説
吉川 ゆかり(よしかわ ゆかり) おかっぱ頭の少女。 あさり、後述の島井沙紀、岬みりあ、岸本うるかと仲が良く、彼女たちと行動を共にしていることが多い。グループのなかではリーダー的存在で、活発で行動的な性格。 名前が最初に出たのは単行本24巻の「言葉遊びは楽し〜い!?」だったが、この時は現在のような性格ではなく、一話限りのゲストキャラクター扱いでセリフもその域を出ない物だった。しかし、黒髪のおかっぱ頭という特徴のある外見は作者にとって描きやすかったらしく、その後もたびたびあさりのクラスメイトとして登場していた。作者本人も彼女の名前があることを忘れていたが、読者からの投稿で急遽コミックスを確認した所、彼女の名前が判明したというエピソードがある(ゆかり初登場の時は他に「岡部文彦」「林かこ」というクラスメイトも出ているが、こちらは再登場していない)。比較的初期の登場だったことや、登場頻度の多さから存在感が強く、公式ホームページ「あさりちゃんのへや」での人気キャラクター投票では第6位に食い込んでいる。 祖母は茶道の先生をしている。また、字が上手らしい。あさりのことは「浜野さん」と呼んだり「あさりちゃん」と呼んだりと回によってバラバラで、読者からの投稿でも突っ込まれているが本人は「どう呼ぼうと私の勝手」と開き直っている。 島井 沙紀(しまい さき) ショートヘアにジャンパースカート、メガネがトレードマーク。名前の由来は魚の「シマイサキ」からきている。 85歳の曾祖母がおり、彼女の誕生パーティーにあさり達が招待された。 ペットに犬が欲しいと家族にねだっていたことがあるが、その後、別の話で飼い犬に手を噛まれたというエピソードがあるので、この願いは叶った模様。 岬 みりあ(みさき みりあ) 長髪にリボンが特徴のあさりのクラスメイト。服装はレース、フリルなど、女の子っぽい服が多い。 「キラキラコロシアム」というおしゃれな女の子を育成するゲームをやっていたことから、ファッションにはとりわけ関心が高い。美人でスタイルもいいが実はかなりの大食漢で、大食い大会であさりに圧勝したり、シチューを鍋ごとガブ飲みしたり、カエルやダンボールを食べたことさえある。 名前が付けられた(しかも作者が半ば適当に)のは58巻で、そのとき既にクラスメートの多くには名前があり、ある程度キャラクターも確立されていたため、あさりの友人のなかでは登場が遅い。しかし読者の間では人気が高く、「あさりちゃんのへや」での人気キャラクター投票では、あさり、タタミ、うにょ、作者に次ぐ第5位に輝いた。 出番は多く、あさりに一緒に楽器をやろうと持ちかけたり、犬の種類の言い合いの勝負をしたり、時にはケンカをしたりと(仲直りの際には、それぞれ持たされたお菓子をバクバク食べている)と、比較的他のクラスメートに比べてエピソードが豊富である。 字が下手で学級文集の原稿をなかなか提出できていないことから、国語が苦手らしい。 岸本 うるか(きしもと うるか) お下げ髪が特徴のあさりのクラスメイト。身内にバンドをやっているウーパールーパーそっくりの兄がいる。かなりの兄思い。 あさりのクラスメートのなかでは名前を付けられるのが最も遅かったが、登場自体は他のクラスメイトと大差ない時期である。誕生日にあさりから手書きの漫画を贈られた。クラス対抗リレーの代表に選ばれたことがあり、走ることが得意らしい。名前の由来は鮎の腸を塩辛にした「うるか」からきている。 藪小路 いばら(やぶのこうじ いばら) 声 - つかせのりこ→野村道子 あさりのことが嫌いな金持ち一家のお嬢様。作者の別作品『ハッピー・タンポポ』に登場する同名のキャラクターをアレンジしたキャラクター。 性格は高慢かつ嫌味で、あさりの行動にちょくちょくケチをつけてはケンカをしている。また金持ちの癖にかなりの吝嗇家。従姉ののばらのことを「のばらおねえさま」と非常に慕っている。現在のクラスメイトの中で最も初期から登場しており、性格はさほど変わっていない。 初期はあさりに夕飯をご馳走したりするなど友達のような付き合いもしていたが、今はあさりに敵意も持つライバルキャラクターになっている。ペットはジョアンナという猫(名前の由来は同時期に「ぴょんぴょん」に連載されていた『光のパンジー』の登場人物。性格は凶暴で、動物好きのあさりにも飼い主であるいばらにもなつかない。上品なため「お」(美化語)を付けて「おにゃ〜ん」と鳴く。後に高齢出産で他界)、その子供たちのジョアンナジュニア、セレブ犬と言われるジョワンナという雌犬も飼っている。原作では彼女の親は顔が分からない状態でしか登場しないが、アニメ版では46話「欲張りクリスマス」の回で両親共に全身が分かる状態でゲスト出演をしている。 なお、あさりと同じ学校に通っているのは受験に失敗したからであり、本来は私立校に行く予定だった。また、高校受験にも失敗しており、志望校(貝柱高校)に行けなかった。 港 海里(みなと かいり) あさりの遊び仲間の男子。成績は悪いがイケメンで男気がある。 鮎川守と仲が良くしょっちゅう一緒にいる為、ゲイ疑惑が囁かれている。 鮎川 守(あゆかわ まもる) あさりの遊び仲間の男子。港の親友であり同じくイケメン。塾に通っているらしい。 初登場は他のキャラクターに比べて比較的新しく、単行本50巻「愛のおまじない」であるが、性格が今とまるで違い、気弱でおとなしい少年となっている。 田西 マイケル(たにし マイケル) あさりに好意を持つ男子。優しく性格はいいが顔はブサイクなため、あさりから「ブサイク田西」と呼ばれて敬遠されている。 初登場時の苗字は「多西」であったが、途中から「田西」に変更された。また初期では髪型が違う回もある。 下の名前の「マイケル(漢字で書くと「舞圭留」)」は読者からの公募によって名付けられ、それと同時に父は日本人で母はアメリカ人のハーフであるという設定になった。 マザコンでもあり、母親からは「マイキー」と呼ばれている。アメリカ国籍を持つ。故に本編より6年後である「ハイスクールあさりちゃん」ではアメリカ在住と語られており、同窓会にも出席していない。 名前の由来は貝のタニシ。 小鰭 光(こはだ ひかる) 4年3組で最も背が低い男子。 あさりと変わらない背丈だがいつもチビと馬鹿にされている。背が低いことはかなり気にしており、上級生からは「かわいい」と評判だが、本人は相当嫌がっている。男子の中では優しく大人しい性格だが、あさりにからかわれたことを根に持ち復讐するといった一面もある。田西と仲がいい。家では母親から「ぴーちゃん」と呼ばれており、これも背のことと同じくらい嫌がっている。 田西と同じく下の名前は読者からの公募によって命名された(寿司ネタのコハダはヒカリモノという理由)。「あさりちゃんのへや」の人気キャラ投票では他の男子生徒を差し置いて7位となっている。 食べるスピードが遅く、給食の時間にしばしば早喰いのあさりの餌食になっている。母親は今のところ後姿のみ登場している。「ハイスクールあさりちゃん」にも一度登場しているが、外見は小学校時代とほとんど変わっておらず背も低い。 長澤 優美子(ながさわ ゆみこ) 単行本76巻『「つき子さん」サミット』の回に登場。4年3組の委員長で錦織あや子主催の会議に参加した。 この時、名字は明かされていないが、それ以前の単行本54巻『ゲロゲロバスハイク』の回で、全く同じ顔のクラス委員の少女が『長澤』と呼ばれているため(この時、下の名前は呼ばれなかったが、着ているシャツに「YUMIKO」の文字がある)、「長澤 優美子」が本名と推測される。 作者の担当に同姓同名の人物がいる。 浜野 あさり(はまの あさり) 単行本62巻『あさりとあさり』の回に登場。4年3組に転入してきたあさりと同姓同名の女子。 あさりと違ってかなりの美少女だが性格は悪い。転入してすぐ、両親の離婚によりまた転校する。名字も変わったらしい。
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