3代目 MH21S/22S型とは? わかりやすく解説

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3代目 MH21S/22S型(2003年 - 2008年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 00:17 UTC 版)

スズキ・ワゴンR」の記事における「3代目 MH21S/22S型(2003年 - 2008年)」の解説

初代立ち返り再びスクエアデザインとなったプラットフォーム刷新し富士重工業(現・SUBARU)との共同開発によるフロントサスペンション採用。スポーツグレードの「RR-DI」には軽市販車初の直接噴射ターボエンジン搭載された。歴代モデル唯一、全グレードタコメーター標準装備する。当初グレード体系は、標準モデルが「FA」・「FX」・「FT」・「FS」、スポーツモデルが「RR」と「RR-DI」であった。 この代からエンブレム社章の「Sマーク」をデフォルメしたものから「Sマークそのものとなり、リアにも装着される併せてリア車名ロゴ2代目までのデカールから「Sマーク」と同じメッキエンブレムに変更されている。 全グレード電動アクチュエーター集中ドアロック標準装備FA以外のグレードにはキーレスエントリーシステムなども付く。助手席バックドアのアウタードアハンドルにあった鍵穴廃止しハンドル形状変更した2003年平成15年当時同じくGM系列であった富士重工業(現・SUBARU)との共同開発による、フロントサスペション用L字形ロアアームを採用している。ターボ車については、空冷式インタークーラー小型高効率タイプへの変更と、フロントグリルからインタークーラーへの専用エアーインテークダクト設置したことにより、2代目モデルまでエンジンフードにあったインタークーラー冷却用のエアーインレットがなくなり先代同様「TURBOデカール存在しないため、この代からターボカーと一目で分かる要素消滅した。「RR-DI」、「スティングレー DI」のインタークーラー上部設置されているが他のターボにある専用エアーインテークダクト存在せず従来どおりにも見えるがこれもインテークボンネット存在せずスズキ乗用車としては珍しい方法であった2003年平成15年9月30日 - フルモデルチェンジキャッチコピーは「サラブレッドの子は、サラブレッド。」 12月 - 国内累計販売台数200達成2004年平成16年1月26日 - 14インチアルミホイールやエアロパーツ、CD/MDオーディオや革巻きステアリングホイール装備して価格ベース車両税別6万円アップ抑えた特別仕様車FXリミテッド」を発売。後にボディカラー増やし7月6日にはターボ車「FT」に特別仕様車FTリミテッド」を発売したこともあり、この年年間軽自動車販売台数ダイハツ・ムーヴから首位奪還した2月4日 - 「車椅子送迎車」を3代目モデルチェンジし、「車いす移動車」に改名車いす乗車部分を超低床フロア改造し、床の形状変更などによりフロアスロープ傾斜角大幅に緩くし、突起無くしたまた、車いすでの乗降時に意図しない後退を防ぐ後退防止ベルト車いす前部固定する機構新たに採用テールゲートはスプリングアシスト機構採用による操作力の低減操作ノブ取付け位置改良スロープワンタッチ固定によって操作方法改善リアシート付車は折りたたんだリアシート取付改良することで車いす乗員足元スペース拡大した車両本体価格すべての仕様2代目比べて10万円以上の大幅値下げ行った7月 - 「天然ガス (CNG) 自動車」を3代目モデルチェンジ12月15日 - 一部改良NA車でエンジン環境性能4WD・4AT車は平成17年排出ガス基準75%低減レベルSU-LEV(☆☆☆☆))認定取得)や内装質感向上したほか、特別仕様車FX-Sリミテッド」は「FX」をベースに、前照灯をブルーリフレクター、車幅灯をブルーレンズとし、Mターボエンジン搭載する特別仕様車FT-Sリミテッド」には「FT」をベースに「FX-Sリミテッド」の装備加え専用フロントグリル与えられた他、RR同様のフロントフォグランプ装備価格ベース車両の税込6.3万円アップから税込8.4万円アップになった。なお、「FS」はこの変更廃止となったまた、リアエンブレム配置変わり左上配置していた「SUZUKIロゴ廃止し、「WAGON R」の車名ロゴ右上から右下変更した2005年平成17年9月2日 - マイナーチェンジキャッチコピーを「あれもできる、これもできる」に変更フロントグリルホイールキャップ、リヤコンビランプのデザイン変更内装は、夜間発光させるとブラック化すホワイトメーターを廃止して自発光式メーターの新採用や、インストルメントパネル改良などが挙げられる。さらに法改正による電動アクチュエーター前照灯光軸調整機能(マニュアルレベリング機構)を全車追加また、2WD5速MT車を除く全てのグレードにおける燃費向上、「FT」、「FT-Sリミテッド」は排ガス性能向上(平成17年排出ガス基準50%低減レベルU-LEV(☆☆☆))認定取得)しNA同等となった2006年平成18年3月 - 国内累計販売台数250達成同年5月11日HDDナビゲーションシステム装備した250達成記念特別仕様車「250X」、「250T」を発売9月4日 - ドレスアップモデル「RR」にMターボエンジン搭載した特別仕様車「RR-Sリミテッド」を発売9月12日 - 特別仕様車の「FX-Sリミテッド」にCVT搭載車設定10月19日 - HDDナビゲーションシステム、フルオートエアコンなどを装備した特別仕様車「ナビスペシャル」、「ナビスペシャルターボ」を発売2007年平成19年2月5日 - 「クールフェイス ワゴンR」をデザインコンセプトとした新シリーズワゴンRスティングレーWAGON R STINGRAY)」を発売キャッチコピーは「顔で戦え。目で挑め。」。横長のシースルーフロントグリル(ガーニッシュ)とディスチャージヘッドランプや、先端高くしたボンネットクリアタイプのリアランプ(前期タイプ)など、従来モデルとは全く印象異なエクステリア、および、黒色基調統一されインテリア特徴エクステリアに関して全車エアロパーツアルミホイール標準装備となる。ラインアップは、DOHC VVTエンジン搭載する「X」、DOHC Mターボエンジン搭載する「T」、直噴ターボエンジン搭載するDI」の3グレード・6バリエーション。なお、リア配置車名ロゴ前期初期型同様、右上配置されている。型式はこの時点ではスティングレーのみMH22Sとなる。 5月11日 - 一部改良一部グレードのシート・ドアトリム表皮変更し、さらに、ドアロック開錠施錠エンジン始動容易にするキーレススタートシステムを「FC」、「スティングレー(全グレード)」、「FX-Sリミテッド/FT-Sリミテッド」、「RR-DI、RR-Sリミテッド」に搭載FX-SリミテッドFT-Sリミテッドホイール意匠変更された。FT-Sリミテッドフロントグリル意匠変更されるCVT搭載車CVTはJatco製)を追加標準グレードは新グレードの「FC」に設定、「スティングレー」は既存の「X」に追加設定)。 型式は全グレードでMH22Sに統一される2008年平成20年6月4日 - 2003-2007年度の国内軽自動車車名新車新規届出台数ナンバーワン国内累計販売台数300達成記念してFT-SリミテッドフロントグリルRR系のアルミホイールアルカンターラ使用したシートドアトリムメッシュ調インパネセンターガーニッシュなどを装備した特別仕様車リミテッド」・「スティングレー リミテッド」を発売。 特別色として「ノクターンブルーパール」が設定されている。販売期間は約3ヶ月と非常に短い設定であった8月 - 生産終了在庫応分のみの販売となる。 9月 - 4代目入れ替わる形で販売終了。 MH21S 後期型2005年9月 - 2008年9月) MH21S FX-Sリミテッド後期型) MH21S FX-Sリミテッド後期型リア MH21S FT-Sリミテッド後期型) MH21S RR前期型) MH21S RR前期型リア MH22S スティングレー2007年2月 - 2008年9月) MH22S スティングレー リア 3代目初期型AZワゴンとの比較

※この「3代目 MH21S/22S型(2003年 - 2008年)」の解説は、「スズキ・ワゴンR」の解説の一部です。
「3代目 MH21S/22S型(2003年 - 2008年)」を含む「スズキ・ワゴンR」の記事については、「スズキ・ワゴンR」の概要を参照ください。

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