3代目 M700S/M710S型(2016年 - )
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「ダイハツ・ブーン」の記事における「3代目 M700S/M710S型(2016年 - )」の解説
3代目では、全長や全幅は2代目から据え置かれたものの、ホイールベースを50mm拡大するとともに、リアシートを後方配置するなどによって前後乗員間距離を拡大。また、トレッドが拡大され、前輪の切れ角を最適化したことで最小回転半径は4.6mとした。 ボディ構造も刷新し、サイドアウターパネルを全面厚板ハイテン化し、構造断点を低減して骨格全体で力を受け止める構造とすることで、衝突安全性を保ちながらも軽量化された軽量高剛性ボディ(プラットフォーム)「Dモノコック」を採用。サスペンションについても剛性向上とチューニングの最適化を施した「Dサスペンション」を新たに採用した。 外観はフードを高くして水平基調の造形とし、低重心に構えた八の字型の台形シルエットのデザインとなり、内装は水平基調のロングトレイにサイドレジスターリングを両サイドに配置。シートカラーは明るめのグレートーンに変更した。また、初代以来の上級モデルとして追加された「CILQ(シルク、パッソは「MODA(モーダ)」)」は専用デザインが与えられており、外観はピラーをブラックアウト化、バンパーガーニッシュとリフレクターにシルバー加飾を施し、ヘッドランプの形状を変えるとともに、クリアランスランプを備えた「Bi-Angle LEDヘッドランプ」(パッソ「MODA」は「Bi-Beam LEDヘッドランプ」)を採用。内装は黒基調にグレージュとマゼンタをアクセントカラーとして配し、シートカラーは黒とマゼンタの配色とし、更にタコメーターを標準装備(この件に関してはパッソ「MODA」も同様。「X」系グレードは全車非装備)とした。 ちなみに、リアのナンバープレートの位置が初代・2代目のバンパー上から(トヨタ・パッソを含めて)バックドア上へ移設された。
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