3代目 M12型(1998-2004年)
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「日産・プレーリー」の記事における「3代目 M12型(1998-2004年)」の解説
1998年11月16日、M12型にモデルチェンジ、車名を「プレーリーリバティ」へと改称。ただし販売戦略上、各種広告では「リバティ」の名前を強調していた。CM出演者は当時実際の夫婦だったRIKACO・渡部篤郎。二人は2005年に離婚している。キャッチコピーは「パパ・ママ・リバティ」。 パワートレインやサスペンションをW11型アベニールと共用する。登場時の搭載エンジンは直4 DOHC SR20DE型のみの1機種。2WD車は全てハイパーCVTを採用し、4WD車は4速ATを採用した。セレナ、ラルゴ、エルグランドにも設定された純正エアロパーツ装着の「ハイウェイスター」も設定された。 1999年10月12日、「ハイウェイスター4WD」にターボエンジン SR20DET型を搭載し、内外装にも手を加えた「ハイウェイスターGT4」を追加。合わせてオーテックジャパンによる「アクシス」を設定した。 2000年5月15日、特別仕様車「キタキツネ」発売。2WD車と4WD車に用意され、専用フロントオーバーライダーの有無を選択できた。専用装備としてダークスケルトンタイプでCD、カセット一体型のAM/FM電子チューナーラジオや専用サイドストライプ、専用シート地、専用フロントカーペットなどが装備された。またオーテック扱いのオプションで後席テレビ&ビデオ端子が選択できた。 2001年5月7日、マイナーチェンジに伴い車名から「プレーリー」が消滅し、「リバティ」に変更。フロントグリル、バンパーなどのデザインを変更し、搭載するエンジンをQR20DE型に変更し、助手席側にリモコンオートスライドドアを装備した。また、「ハイウェイスターGT4」を廃止し、「アクシス」に替わりオーテックジャパンによる「ライダー」を設定。あわせて、正面のリバティのエンブレムは、日産のブランドロゴのエンブレムに変更された。 2001年5月8日、同年8月31日までの期間限定車「コールマンバージョン」を発売。専用シート、電源コンセント、大容量バッテリー 、コールマンエンブレムなどが装備された。 2001年6月19日、福祉車両「オーテックドライブギア」を追加。 2002年1月28日、「コールマンバージョンII」を発売。第1弾からシート地の色が変更された。 2002年9月2日、フロントグリルのスモークメッキ化、フルホイールカバー、ステアリングホイールの変更など、内外装を一部変更。全車が「超-低排出ガス(★★★)」認定を取得し、ハイウェイスターは廃止され、期間限定車「コールマンバージョンIII」を発売。 2003年5月8日、日産自動車70周年記念特別仕様車「G 70th」、「Gナビパッケージ 70th」を発売。MD・CD一体AM/FM電子チューナーラジオ、専用シート、電源コンセント、スライドドアオートクロージャー、ETCユニットなどを装備した。 2004年5月6日、特別仕様車「L-Edition」を発売。キセノンヘッドランプ、専用シートなどを装備した。 2004年11月、オーダーストップに伴い生産終了。在庫対応分のみの販売となる。 2004年12月、ラフェスタの登場に伴い、販売終了。22年の歴史に幕を閉じた。 取り扱いは日産・ブルーステージ。 リバティ(リア) ライダー アクシス(フロント) アクシス(リア) 香港仕様 プレーリー フロント 香港仕様 プレーリー リア
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