3代目 L3#型(1986年 - 1990年)
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「トヨタ・コルサ」の記事における「3代目 L3#型(1986年 - 1990年)」の解説
1986年5月 ボディタイプは3ドア/5ドアハッチバックとなり、4ドアセダンのみ2代目をマイナーチェンジして継続販売とした。発表時のキャッチコピーは、「Yes!BePop CORSA!」 また、2代目からのスポーツグレードは継承され、専用のリトラクタブルヘッドライト仕様(1.5リッターのみ、スポーツパッケージはオプション)となった。スターレットがベースとなってエンジン横置き搭載の前輪駆動方式になり、ミッションもジアコーサ式へと変更される。ホイールベースは2代目と比較してさらに50mmも短くなったことで小回りの特性が向上した。このモデルで3ドア/5ドアハッチバックは、全車種横置き型前輪駆動方式となる。 ガソリン車は全車(4ドアセダンは、旧型に準ずる)SOHC12バルブ(1.3L・2E-U型、1.5L・3E-U型、1.5L EFI・3E-EU型)また、この3代目から1.5Lディーゼルターボエンジン(1N-T型)が加わり全てのグレードに"LASER"エンジンを搭載。 1.3リッターについては4MT/3AT仕様となり、1.5リッターはガソリンエンジン、ディーゼルエンジンにかかわらず5MTと4AT(ロックアップ機構付き)も選択できた。グレード構成は、DX/GX/ソフィア/SX/EXとなる。DXとソフィア(GXにも?)には1.3リッターガソリンエンジンを搭載、GX/SX/EXには1.5リッターガソリンエンジンを搭載。GXとEX(DXにも?)には新設された1.5リッターディーゼルターボも設定。また、GP-TURBOには電子制御サスペンション、"TEMS"のオプション設定があった。 1986年10月 歴代3姉妹シリーズ唯一の1.5L SOHC12バルブインタークーラーターボエンジン(3E-TEU型)搭載「GPターボ」が、3ドアリトラハッチバックのみ設定される。特別仕様車の「1.3ソフィア(SOPHIA)スペシャル」を設定、廉価グレード"DX"の、エアコン/パワステ付きお買い得仕様車として"モア(MOA)"グレードを新設。「モア(MOA)」は"DX"に準じており、1.3リッターガソリンエンジン仕様と1.5リッターディーゼルターボ仕様、ミッションは前者は4MTと3AT、後者は5MTと4ATが選べた。 1988年5月 マイナーチェンジ、グレード設定と呼称の見直し。グレード呼称はTX/GX/MOA/SOPHIA/EX/リトラUX/リトラSX-i/リトラsx-iスポーツパッケージ/リトラGP-TURBOとなる。同時に3ドアのみキャンバストップ仕様の"リトラSX-i"と"1.3ガソリン仕様モア(MOA)"に設定。マイナーチェンジ後のキャッチコピーにはキャンバストップを新設したこともあり、「ぴーかん(晴天を意味する)コルサ」となった。 3ドア/5ドアに1.3リッターガソリンエンジン仕様(4MT/3AT設定)の特別仕様車、「ソフィアスペシャル・モアスペシャル」をそれぞれ追加。ボディカラーはホワイトとソリッドレッドの2種、ホワイトがブルー内装、レッドはブラック内装となる。主な仕様として、既設グレード(ソフィア/モア)に対して"ソフィアスペシャル"が「着座位置記憶機能付きシート・パワーウィンドウ・スペシャルエアコン・カラードバンパー/可倒式電動カラードドアミラー/カラードホイール/ブロンズガラス(チルトステアリング?)」、"モアスペシャル"は、「スペシャルエアコン・カラードバンパー/可倒式カラードドアミラー/カラードホイール」となるら。 販売終了前月までの国内新車登録台数の累計は18万6867台。
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3代目 L3#型(1986年 - 1990年)
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「トヨタ・ターセル」の記事における「3代目 L3#型(1986年 - 1990年)」の解説
1986年(昭和61年)5月 ボディタイプは3ドア/5ドアハッチバックとなり、2代目の4ドアセダンのみマイナーチェンジして継続販売とした(北米向けに限り2ドアクーペも設定。この2ドアクーペはのちにサイノス(現地名・パセオ)として発展する)。前期のキャッチコピーは「時の翼」。 また、2代目からのスポーツグレードは継承され、専用のリトラクタブルヘッドライト仕様(1.5Lのみ、スポーツパッケージはオプション)となった。スターレットがベースとなってエンジン横置き搭載の前輪駆動方式になり、ミッションも変更される。ホイールベースは、2代目と比較してさらに50mmも短くなったことで、小回りの特性が向上した。このモデルでも3ドア/5ドアハッチバックは、全車種横置き型前輪駆動方式となる。 ガソリン車は全車(4ドアセダンは、旧型に準ずる)SOHC12バルブ(1.3L・2E-U型、1.5L・3E-U型、1.5L EFI・3E-EU型)またこの3代目から、1.5Lディーゼルターボエンジン(1N-T型)が加わり全車種車型において、"LASER"エンジンを搭載。 1.3Lについては4MT/3AT仕様となり、1.5Lはガソリンエンジン、ディーゼルエンジンに関わらず5MTと4AT(ロックアップ機構付き)も選択できた。グレード構成は、VC/VL/キューティ/VS/VXとなる。VCとキューティ(VLにも?)には、1.3Lガソリンエンジンを搭載、VL/VS/VXには1.5Lガソリンエンジンを搭載。VL・VX(VCにも?)には新設された、1.5Lディーゼルターボも設定。また、4輪独立懸架"PEGASUS"の標準化や、GP-TURBOには電子制御サスペンション"TEMS"のオプション設定があった。 1986年10月 - 歴代3姉妹シリーズ唯一の、1.5L SOHC12バルブインタークーラーターボエンジン(3E-TEU型)搭載の「GPターボ」が、3ドアリトラハッチバック仕様のみで設定される。 特別仕様車の「1.3キューティエクストラ」を設定、廉価グレード"VD"の、エアコン/パワステ付きお買い得グレードとして、「ジョイナス(JOINUS)」を新設。「ジョイナス」はVCに準じており、1.3Lガソリンエンジン仕様と1.5Lディーゼルターボ仕様、ミッションは前者は4MTと3AT、後者は5MTと4ATが選べた。 1988年(昭和63年)5月 - マイナーチェンジ、グレード設定と呼称の見直し。グレード呼称は、VC/VL/ジョイナス/キューティー/VX/リトラVR/リトラVS-i/リトラGP-TURBOとなる。オプションであったリトラのスポーツパッケージは、VS-iとGP-TURBOには標準で装着され、リトラVRが廉価グレードとして新設される代わりに、スポーツパッケージを省かれた。同時に、3ドアのみキャンバストップ仕様のリトラVS-iと1.5ガソリン仕様のジョイナスに設定。マイナーチェンジ後のキャッチコピーは「オシャレ通りの新ターセル」となった。 3ドア/5ドアに1.3Lガソリンエンジン仕様(4MT/3AT設定)の特別仕様車、「キューティエクストラ・ジョイナスエクストラ」をそれぞれ追加。ボディカラーはホワイトとソリッドレッドの2種、ホワイトがブルー内装、レッドはブラック内装となる。主な仕様として、既設グレード(キューティ/ジョイナス)に対して"キューティエクストラ"が「着座位置記憶機能付きシート・パワーウィンドウ・スペシャルエアコン・カラードバンパー/可倒式電動カラードドアミラー/カラードホイール/ブロンズガラス(チルトステアリング?)」、"ジョイナスエクストラ"は、「スペシャルエアコン・カラードバンパー/可倒式カラードドアミラー/カラードホイール」となる。 販売終了前月までの国内新車登録台数の累計は7万9664台。
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