うず
[助動][○|○|うず(うずる)|うずる(うず)|うずれ|○]《推量の助動詞「むず」の音変化》動詞・助動詞の未然形に付く。
「自然わたくしの負けたらば弟子にならうず」〈虎明狂・膏薬煉〉
3 相手に対する勧誘または婉曲的な命令を表す。…しよう。…してほしい。
「掃除などことごとくせうず。また聟殿のござったらば、こなたへ申せ」〈虎明狂・鶏聟〉
4 当然・適当の意を表す。…のはずだ。…のがよい。
「項羽をこそ上将軍とせられうずるに、次将とせられた」〈史記抄・項羽本紀〉
5 (連体形の用法として)未来のことや仮説について婉曲の心持ちを表す。…のような。→う →む
「我コノ難儀ヲ遁レサセラレウズルコトヲ教ヘマラセウズ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉
[補説] 「うず」は中世の話し言葉として発達し、一時は書き言葉にも用いられたが、江戸時代になってからは、「う」と同様の意味を有するためにしだいに姿を消した。
う・ず【×倦ず】
う‐ず〔‐ヅ〕【右図】
うず〔うづ〕【渦】
うず〔うづ〕【渦】
う‐ず〔‐ヅ〕【×烏頭】
うず〔うづ〕【▽珍】
う‐ず【▽雲▽珠】
うず【髻=華】
いじ、うず、ぎり、ぎりぎり
ウヅ
宇津
姓 | 読み方 |
---|---|
宇津 | うず |
うず
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/04/23 17:38 UTC 版)
- うず
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うず
渦
「うず」の例文・使い方・用例・文例
- あなたのことを思うと胸がうずきます
- 彼のずうずうしさに腹が立った
- 彼はずうずうしくも私に金の援助を申し入れてきた
- 何てずうずうしい女なんだろう
- 彼女は君に本当のことを話したいとうずうずしている
- 彼女は両手に顔をうずめて泣いた
- 招待されていないのにずうずうしくパーティーに行く
- このサルは長いしっぽを使ってじょうずに木登りができる
- 少年はその箱の中に何が入っているのか知りたくてうずうずしていた
- 煙のうず
- 彼はずうずうしくも私に借金を申し込んだ
- ずうずうしくも…する
- 雪が屋根の上にうずたかく積もっていた
- なんてずうずうしい
- 彼女はずうずうしくも車で家まで送ってくれと言った
- もう行きたくてうずうずしてるよ
- その日本人の少年はフランス語が話せる,しかもとてもじょうずにね
- うず巻く雲
- もうずいぶん性交をしていない。
- マイケルはビルよりもじょうずに泳げます。
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