wreathとは? わかりやすく解説

リース【wreath】

読み方:りーす

花や木の枝などを編んで作った輪飾り。「クリスマス—」


リース (装飾)

(wreath から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 08:17 UTC 版)

リース
Adolphe Braunの作品(1854年)

リース英語: wreath)は、などで作られた装飾用の輪。特に、室内ドアに飾られる装飾物として使われる。果物で作られる場合もある。特に、クリスマスに飾られるクリスマスリースアドベントリースがその代表例である。

テーブルに置かれる場合もある。また、髪飾りのように身につける場合もある。

文化による用途

リースは、ローマ帝国の時代のローマ人によって祭事の際の冠として身につけられた。リースは主に女性に使われ、男性は冠を使用した。威信の象徴であり、往々にして手作りされた。花やつる月桂樹の葉などで作られ、結婚式など特別な行事の際によく使われた 。健康の女神ストレニアにちなんで「スト レナエ」と呼ばれ、これがクリスマス・リース(元は北米で見られたもので、映画の影響からあちこちに広まった)につながった[1]

ローマ時代

葬儀用のリースは、古代ローマ人の慣習だった。石棺によく見られる。古代ローマでは新年の祝賀は12月31日から1月4日まで続いたが、贈り物を交換する習慣があった。もともとは常緑樹

キリスト教

リースは常緑樹の小枝で作られることが多く、クリスマスリースとしては、松ぼっくりや赤いリボン結びで飾られることが多い。キリスト教の家庭や教会では、クリスマスまでの数日のためにろうそく4、5本を使用したアドベントリースが飾られることがある。

脚注

  1. ^ デズモンド・モリス『クリスマス・ウォッチング』(扶桑社)「20 クリスマスにはなぜ玄関の扉にリースを飾るのか?」参照。

関連項目


Wreath

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/07 05:32 UTC 版)

リース (曖昧さ回避)」の記事における「Wreath」の解説

リース (装飾) - 花や小枝などで作った輪飾りのこと。インテリア装身具として用いられるリース (紋章学) - 紋章描かれる捩紐状の輪。

※この「Wreath」の解説は、「リース (曖昧さ回避)」の解説の一部です。
「Wreath」を含む「リース (曖昧さ回避)」の記事については、「リース (曖昧さ回避)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「wreath」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「wreath」の関連用語

wreathのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



wreathのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリース (装飾) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのリース (曖昧さ回避) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS