賢者のパズル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 16:08 UTC 版)
「ファイ・ブレイン 神のパズル」の記事における「賢者のパズル」の解説
POGギヴァーが創造した巨大なパズル。依頼人の「財」を封じ込めておくための結界であり、パズルを管理するギヴァーと、財の解放へ挑むソルヴァーとの知の戦いの場である。ソルヴァーの命を奪う罠が多数仕掛けられており、カイトは「人殺しのパズル」だと嫌悪している。本来は「ふさわしい者に財を託したい」という依頼人の思いを受けて創造されるものだったが、中には悪意に満ちたギヴァーがおり、必要以上に残虐かつアンフェアなパズルが出題されることもある。
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解けない迷路(第1シリーズ1話) ギヴァー:ミノタウロス(軸川ソウジ) ソルヴァー:大門カイト&井藤ノノハ 財:オルペウスの腕輪 √学園の裏山の地下に存在する巨大な迷宮。ルートから外れた場所には落とし穴が仕掛けられており、いわゆる「右手法」での単純突破は不可能。 道中にあるパズルを解きながら進んでいくが、実は迷宮の構造そのものに大きな「パズル」が隠されており、それを解き明かせなければ奥に進むことができない。 滑車パズル(第1シリーズ1・2話) ギヴァー:ミノタウロス ソルヴァー:大門カイト 「解けない迷路」のゴール地点にあり、腕輪の力を試すためのパズル。三本のうち一本のロープを引き、それが正解のロープだった場合水路から流れ込んでくる水を止め、助かることができる。不正解のロープを引いた場合、もしくはタイムオーバーで水路が限界を迎え崩落した場合、遺跡は全壊する。 駐車場パズル(第1シリーズ2話) ギヴァー:クラッシュ ソルヴァー:大門カイト&逆之上ギャモン(同行:井藤ノノハ) 財:赤いクラシックカー(時価2000万円、脱出に成功すればそのまま財として獲得できる) スライドパズルの一種で、ソルヴァーが赤いクラシックカーに乗り込み、その周りにある車を前後に動かして、赤い車を出口まで誘導するパズル。操作はハンドルではなく助手席のタッチパネルで行い、タッチパネル上のスライドパズルを解くことで、連動して車が動く。制限時間は10分で、それを過ぎるとクレーンで吊るされた大型バスが落下し、ソルヴァーはクラシックカーごと圧死する。ギャモンは47手でこれを解いている。 魔方陣(第1シリーズ3話) ギヴァー:町造課長 ソルヴァー:大門カイト&井藤ノノハ&逆之上ギャモン 財:町の夕焼け 町に隠された数字を探し、その数字を魔方陣に入れて完成させる。制限時間内(場所を示すナンプレを解く時間も、この制限時間に組み込まれている)に完成させなければ町が爆破される。 この魔方陣がどこに存在するかは伝えられておらず、町造課長が出題したナンプレを解き、それを招待状と同じようにアルファベットに変換しなければどこにあるかはわからない(このナンプレはパズルを嫌っていたキュービックの介入により難易度がアップした)。 絵画パズル(第1シリーズ4話) ギヴァー:セバスチャン ソルヴァー:大門カイト&アナ・グラム 財:絵 徐々にガスが放出される密室に飾られた絵の額の縁を並べ、現れるアルファベット(ローマ数字)をアラビア数字に変換して入力し、金庫とドアを開けるパズル。 パスワードは、ラウラ・フレデリカ・シュバルツェンベルクの夫が昔住んでいたアパートの番号になっている。 漢字パズル(第1シリーズ6話) ギヴァー:鬼の手姫 ソルヴァー:大門カイト&井藤ノノハ&逆之上ギャモン 財:ノノハ・ギャモンの生命 空いた6箇所の丸に、7文字ある漢字の中から部首でしりとりをしてあてはまるものを入れて円陣を作るパズル。しかしそれは鬼の手姫が仕掛けた罠で、本物のパズルは円陣を囲むようにして出現した六角方陣だった。 新たな六角方陣は、空いた6箇所の丸に12文字ある漢字の中からあてはまるものを入れて方陣を作るパズルであった。六角方陣は、しりとりではない別の方法で解く。 ジグソーパズル(第1シリーズ7話) ギヴァー:塔野マドカ&亡き恋人マサル ソルヴァー:大門カイト&逆之上ギャモン ヒトの骨格標本を一度崩し、それを組み立てるジグソーパズル。 ランドルト環型の迷路(第1シリーズ7話) ギヴァー:塔野マドカ&亡き恋人マサル ソルヴァー:大門カイト&伊藤ノノハ&逆之上ギャモン 視力検査表を使ったパズル。ランドルト環の穴の方向から線を伸ばし、別のランドルト環につけ、それからまた線を伸ばす。2つ穴がある場合はどちらかを選択し、進む。 イラストロジック(第1シリーズ7話) ギヴァー:塔野マドカ&亡き恋人マサル ソルヴァー:大門カイト&伊藤ノノハ&逆之上ギャモン&√幼稚園園児たち 中にR、B、Y、G、W、O、Vの7つのアルファベットが書き込まれている丸の集合体があり、その丸の中のアルファベットにあう色を塗り、すべて塗ったところである絵が完成するというもの。 なお、このパズルは一度崩壊し、ノノハの記憶力によって復活したものを解いたものである。 一筆書きの通路(第1シリーズ8話) ギヴァー:道海北雄の祖父 ソルヴァー:大門カイト&ジーニアス奥寺 財:風景 一筆書きの要領で通路を通り、財の門を守るかのように存在する三つのパズルを解き、どこかにあるはずの扉につながる通路を通ってパスワードを入力し、扉を開けるパズル。下の三つのパズルは、このパズル内に存在するパズルである。イラストロジック 縦と横の看板にしたがって灯篭に火をつけ、パスワードの1文字目を浮かび上がらせるパズル。 ししおどしパズル 二つのししおどしが同時になるのは15分に何回かというパズル。同時になってから15秒後に小さいししおどしが鳴り、そのあと12秒後に大きいししおどしが鳴る。正解の数値がパスワードの2文字目となる。 迷路 枯山水を使用したパズル。迷路の中心に存在する石灯籠に繋がっているのは、迷路の出口の外側にある「い」「ろ」「は」「に」の四文字のどれかというのを考えるパズル。正解の1文字はパスワードの3文字目となる。 三色プレース(第1シリーズ10話) ギヴァー:姫川エレナ ソルヴァー:大門カイト(下僕人形:井藤ノノハ、逆之上ギャモン) 財:現金1000万円(「パズルキングダム」の賞金) 6×6のマスのゲームボードの上に赤、青、黄のコマを置いていくパズル。しかし、同じ列に同じ色のコマを置いてはいけない。ゲームボードの外側には、その位置から見たコマの色をヒントとして示している。しかし、ゲームボード上には2体の下僕人形(ノノハとギャモン)が存在し、そのことによって4つのヒントが隠されることとなる。しかし、下僕人形は2体とも排除すること(ノノハとギャモンを奈落の底に突き落とすこと)が、下僕人形自身の意思でも、回答者自身の意思でも可能となっている。また、逆に下僕人形が助かりたいと思った場合は、回答者席のソルヴァー(カイト)を落下させることもできる。制限時間をオーバーすると全員落下する。 このパズルは、エレナの出演番組「パズルキングダム」の最終ステージと全く同じもので、このパズルをそのまま流用して番組を放送していた(ただし番組放送時は、不正解の場合、粉に落とされる)。 立体パズル(第1シリーズ11話) ギヴァー:姫川エレナ、ヘルベルト・ミューラー(妨害) ソルヴァー:大門カイト、井藤ノノハ、逆之上ギャモン、キュービックG、アナ・グラム 財:パズルの本 近くに川のあるミニチュアセットの空地にビルのセットを置いていくパズル。ビルは高さが4タイプ、形が5タイプで計20タイプある。 ただ置いていくわけではなく、「同じ高さのビルを隣接させてはいけない」、「川沿いに最も高いビルを置いてはいけない」というルールに従う。 制限時間は10分で、それを過ぎると5人のコスチュームに高圧電流が流れる。 途中からエレナによる妨害、ヘルベルトによる火薬の妨害がある(ヘルベルトの妨害は、エレナも知らなかった)。 「もっと×2 神のパズル」では、この問題がいわゆる四色定理を応用したパズルであることが触れられている。 宝玉パズル(第3シリーズ1話) ギヴァー:レイツェル ソルヴァー:大門カイト かつてジンが解放した賢者のパズルをレイツェルが改造し難易度を上げたもの。7色の宝玉を正しいくぼみに嵌めていく。宝玉は、赤、青、黄色、緑、黒、オレンジ、紫があり、ヒントはくぼみに記された数字と、くぼみをつなぐ3つの円。 1つ目の宝玉をくぼみに置いた瞬間に周囲から水が流れ込み始め、正解を導き出せなければ止まることはない。なお、作中での色の三原色の表現は明らかな誤りがあるが、公式サイトによれば『現在は「色の3原色=シアン(緑みの青)・マゼンタ(赤紫)・イエロー(黄)」が一般的だが、カイトはこのパズルの「赤・青・黄の宝玉=伝統的な色の3原色」だと気づいてパズルを解いた。』とのことなのでカイトはRYB色相環をもとにしてこのパズルを解いた。 空中迷園(第3シリーズ19話) ギヴァー:オルペウス ソルヴァー:逆之上ギャモン 財:オルペウスの腕輪 オルペウスが作り出した世界に展開した賢者のパズル。エレナも巻き込まれた。 4層構造のスライドパズルで、砂時計が示す時間内に最下層のスタート地点から最上部のゴールにたどり着けばクリア。各層には青・緑・赤のパネルが点在し、それを乗り継いでいく。青のパネルは砂時計から見て縦方向に、緑のパネルは横方向に、そして赤のパネルは上層階と下層階を行き来する。 途中まで行ったときに初期配置の赤のパネルの中に下層階へ移動するものがあることが判明し、ギャモンたちはしばらく迷走する。さらに残り時間がわずかの状態で、最上階のパネル配置はどうやってもゴールにたどり着けないことも判明。しかし、不自然な位置にある青のパネルに気づいたことで何とかクリアすることが出来た。 超空間迷路(第3シリーズ20話) ギヴァー:オルペウス ソルヴァー:レイツェル 財:オルペウスの腕輪 オルペウスが作り出した世界に展開した賢者のパズル。 この空間は重力が歪められており、だまし絵のように階段がつながっている。この階段を下ってゴールまでたどり着かなければならない。 途中まで解いたレイツェルは、近くの階段がすべて「上り」であったため行き詰まるが、この空間が重力の方向が歪められていることを思い出し、「どれかが下り階段のはず」とブローチを投げて確かめ、無事にクリアし、左手首に腕輪を得る。
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