番組発行の書籍
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「コサキンDEワァオ!」の記事における「番組発行の書籍」の解説
番組から発行している書籍は、「コサキン本( - ぼん)」とも呼ばれる。 コサキン小堺一機、関根勤のら゛(三才ブックス、ISBN 4-915540-01-4、1987年) 番組本第1号。タイトルは、当時の番組内で使われていた挨拶の絶叫で、発音は「ら」と「ろ」を同時発声したものに近い。『スーパーギャング』前期の投稿作品を中心に構成され、写真ネタも豊富にある。「内容はともかく、売り上げでは(当時話題だった)『ノルウェイの森』に並んだ」と評判になった。ブックカバーをめくると、浅井企画社長・浅井良二の塗り絵があり、塗り絵の優秀作を展示したイベントも行われた。 コサキンのタクシーの運転手と客の会話 呂゛(日音、ISBN 4-543-02513-X、1988年) タイトルは当時の読売ジャイアンツに所属していた呂明賜に由来。「絶叫」コーナーのうち、「タクシーの運転手と客の会話」に特化し、見開きの右ページに会話ネタ、左ページには意味ねぇ投稿イラストが掲載された。また、ブックカバーが水色・黄色・緑の3パターン用意され、後にリスナーへのプレゼント用のプレミアとして黄金版も作成された。 コサキンの意味ね〜ベスト3 おぴょ(1)(日音、ISBN 4-543-02516-4、1988年) コサキンの意味ね〜ベスト3 おぴょ(2)(日音、ISBN 4-543-02517-2、1988年) タイトルは番組内で多用された擬音のひとつで、特に意味は無い。呂゛と同じく右ページにネタ、左ページにイラストという構成。ネタ内容は「意味ねーベスト3」に特化しており、(1)と(2)は内容が異なる。(2)の別名は「おぴょぴょ」。(2)には、関根がテリー・ジョーンズ監督の映画『エリック・ザ・バイキング/バルハラへの航海』に出演した際の、マルタ島の滞在・撮影日記も掲載。 コサキン漫画 ヤギ(日音、ISBN 4-543-02525-3、1989年) タイトルは、リスナー発言から番組でヤギブームが起こったことに由来。リスナーから募集した「意味ねー4コマ漫画」で構成。長編漫画も2作掲載されている。ページ脇には、リスナーからの意味ねー俳句を紹介。リスナーによりこの本のカバーのヤギは「おひょいJr.」、ハトは「ヘビ肌ヌラ夫」と命名された。 コサキン漫画 ヤギGOLD(日音、ISBN 4-543-02539-3、1990年) 「ヤギ」の成功により製作された続編。タイトル通り、カバーは金色になっている。巻末には「ルー大柴のパックインミュージック」で披露されたポエムや、「ラッキィ池田の誌上2時2時ダンス」も掲載。 コサキンのひとみと悦子〜BURN THE BRIDGE BEHIND YOU〜(シンコーミュージック、ISBN 4-401-61361-9、1992年) 「ひとみと悦子」は小堺、関根の両夫人の名前から、「BURN〜」は映画プロデューサーのマックス桐島が番組に寄せた言葉(アメリカの諺で「背水の陣」に相当する)に由来。『コサキン快傑アドレナリン』時代の投稿作品を中心に構成。放送10周年記念本の意味合いもあり、「ら゛」の年表を大幅に加筆し番組の歴史をまとめたコサキン年表を掲載。ブックカバーを外した隠しネタは、当時話題になった宮沢りえのヌード写真集を意識した関根の全裸写真「ヨンタフェ」。 コサキンの一機と勤(シンコーミュージック、ISBN 4-401-61417-8、1993年) 従来のネタ中心の構成とは違い、小堺・関根の秘蔵写真、インタビュー、対談で構成。コサキン本唯一のハードカバー仕様。 コサキン用語辞典 アハァ〜ンとスナッキーと悶え(興陽館、ISBN 4-906113-98-2、1993年) タイトルはコサキンソングの代表的なフレーズをまとめたもので、鶴間の「リスナーが予約する際、店員に言いづらいタイトルにしたかった」という意図から。「コサキン用語辞典」の作品を中心に構成。巻末には、関根が高校時代に書いた作文「クレオパトラと彼女をとりまく英雄たち」を掲載。 酔(すいむ)夢(興陽館、ISBN 4-87723-112-9、1994年) 当時、有川の父が経営していたスナック「酔夢」が、あまりにダサいネーミングということで、リスナーからダサい名前のスナックの看板写真「ダサスナ写真」を募集し、まとめたもの。スナックに限らず様々な業種の珍店名の写真が寄せられ、雑誌「宝島」の名物コーナー「VOW」のコサキン版という趣の企画であった。「コサキン人名辞典」も掲載。 コサキン★コント集 右(興陽館、ISBN 4-87723-113-7、1995年) コサキン★コント集 左(興陽館、ISBN 4-87723-114-5、1995年) 「コサキンコント劇場」で放送されたコントの台本を掲載。「右」と「左」は収録作品が異なる。通常は「上・下」と分冊されるところを、わざと「左・右」にしてある。 コサキン新語辞典 ポヨヨ〜ン(興陽館、ISBN 4-87723-121-8、1997年) タイトルは、コサキンの初代ディレクターだった通称「はだしの杉浦」が、コサキンに寄せたメッセージで「ポヨヨ〜ン」と連発していたことから。「コサキン新語辞典」の作品を中心に構成。写真の違う3パターンのカバーが用意された。この本から、番組リスナー100%編集協力による、コサキン年表が掲載されるようになった。 コサキンことわざ辞典 モレッ(興陽館、ISBN 4-87723-129-3、1999年) タイトルは、コサキンのコント内で多用された何かが漏れるときの擬音。「コサキンことわざ辞典」の作品を中心に構成。 コサキン本タイトル集 クスノ(興陽館、ISBN 4-87723-130-7、2000年) 本のタイトル案(という名目の何でもありのネタ)を集めただけの本として発行。副題は、コサキンの放送作家の楠野一郎が、当時既に番組を離れていたにもかかわらず、かなりネタに使われていたことに由来。楠野ネタだけで1コーナー設けられている。そして、最後の1ページだけ有川、剛州、村上ショージの集合写真のタイトルをつけるというネタだけが掲載された。 新・コサキン★コント集 ( )カッコ(興陽館、ISBN 4-87723-134-X、2000年) タイトルは、カッコ内に好きなタイトルをつけてくれ、ということから。「コサキンコント劇場」で放送されたコントの台本を掲載。 続・コサキン★コント集 「 」かぎカッコ (興陽館、ISBN 4-87723-135-8、2001年) ( )カッコの続編。 コサキンの4548(興陽館書店、ISBN 4-87723-136-6、2001年) タイトルは小堺と関根の当時の年齢をつなげたもの(次の4649も同様)。番組20周年記念の意味もあり、表紙は金色、300ページ以上のボリュームを誇る。「おハガキ列島」の作品を中心に掲載。 コサキンのシュポ本(ぽん) 4649(興陽館、ISBN 4-87723-138-2、2002年) タイトルのシュポ本は、番組で多用していた瓶のフタが抜ける時の「シュポン」という効果音と「本」を掛けたもの。「おハガキ列島」の作品を中心に掲載。 コサキンの中2の放課後 2人合わせて100才(興陽館、ISBN 4-87723-146-3、2005年) タイトルは、コサキン特有の「中学生トーク」から。「おハガキ列島」の作品を中心に掲載。
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