BURNとは? わかりやすく解説

burn

別表記:バーン

「burn」とは、焼けた燃えたりすることを意味する表現である。

「burn」とは・「burn」の意味

「burn」とは、動詞あるいは名詞として用いられる英単語である。動詞としての主な意味は「焼ける」「燃える」「輝く」などだ。「The fire burned his house.(火事彼の家が焼けた)」「The cigarette burned out.(たばこは燃え尽きた)」のように使う。なお「燃え尽きる」ことを意味するburn out」という言い回しは「burnout」と1つの語にすることで名詞として用いることができる。意味は「燃え尽きること」のほか「燃え尽き症候群」「疲れ果てること」「極度疲労」など。

また、「ほてる」「やけどする」「怒らせる」などの意味でも用いられる名詞として使われる場合には「燃焼」「やけど」「焼け焦がし」「ひりひりした痛み」と訳すのが一般的だ多少スラング的なニュアンスではあるが「巧妙な侮辱」を意味して「burn」用いられることも少なくない例えば「That wa a burn.」なら「それは侮辱だ。」となる。

「burn」の発音・読み方

日本語カタカナ合わせるなら「バーン」と読む。単語の頭の「バ」の音は、唇を閉じた状態から息で勢いよくこじ開けるようにして「バ」と発音する。音を伸ばす部分には「r」の音が含まれているので、舌を口腔の奥に丸めるようにして発音するとよいだろう。なお、アクセントは音を伸ばす部分にある。

「burn」の活用変化一覧

「burn」活用変化次のとおりである。
現在形原形)burn
過去形 burned, burnt
過去分詞 burned, burnt
現在分詞 burning

「burnt」は主にイギリス英語用いられる表現である。「burnt」「burned」のどちらを使っても意味は正しく伝わるだろう。

ただし「burnt」は形容詞あるいは名詞として用いられている場合もある。形容詞としての意味は「焼いた」「焦げた」「やけどした」という意味を持つ。例えば「a burnt taste」で「焦げた味」となる。また、焼いて作った」という意味を持つ。「burnt alum焼きミョウバン)」のように用いる。名詞として用いられ場合は「やけど」「焼け跡」と訳す。場合によっては「焼成」「(ロケットなどの)噴射」とすることもある。スラング的ではあるが「ペテン」や「詐欺」を意味する語としても用いる。

「burn」の語源・由来

「burn」ゲルマン祖語由来する「brinnana(燃える、火がついている)」が語源とされている。ゲルマン祖語紀元前5世紀ごろに成立されたとされる欧州用いられる言葉ドイツ語・英語・オランダ語デンマーク語ノルウェー語スウェーデン語アイスランド語など)の元となった言語だ。だが、文献がないため、ほかの言語知識元にして再構成考察なされている。

「brinnana」は西ゲルマン祖語「brinnan(燃える)」に変化した。「brinnan」は古期英語取り入れられ「birnan(燃える)」という語となる。「birnan」は中期英語において「bernen(燃える)」「birnen(燃える)」という語になり、その後現代英語「burn」へと変化していった。

「Burn(アプリ)」とは

「Burn(アプリ)」は、動画音楽ファイルディスクイメージから、DVDCD作成できるフリーアプリケーションである。macOSで使うことができる。

「Burn(THE YELLOW MONKEYの曲)」とは

Burn(THE YELLOW MONKEYの曲)」とは、日本バンドTHE YELLOW MONKEY13目のシングル曲として発表した楽曲のことである。TBS系ドラマ職員室」の主題歌として用いられた。発売日1997年7月24日発売元ファンハウスオリコンチャートでは週間2位1997年8月度の月間チャートでは3位であった1997年度年間順位では36位を記録オリジナルアルバムPUNCH DRUNKARD」にアルバムバージョンとして収録されている。

「Burn(ディープ・パープル)」

「Burn(ディープ・パープル)」とは、イギリスロックバンドであるディープ・パープルDeep Purple)が1974年発表した楽曲のことである。邦題は「紫の炎」。同名アルバムからのシングルカット曲だ。「Burn(ディープ・パープル)」は日本をはじめ世界でヒットし多くアーティスト影響与えたとされる。なお、日本の音楽雑誌BURRN!」とその出版元である「バーン・コーポレーション」の名前は、「Burn(ディープ・パープル)」が元となっている。

「burn」の使い方・例文

Paper burns well.(紙はよく燃える。)
・He burns me up!(彼はほんとうに頭にくる。)
・the lights were burning.(明かり付いていた。)
・They were burned in the fire.(彼らは火事でやけどを負った。)
・He got sick from burnout.(彼は極度疲労病気になった。)

Burn

名前 バーン

熱傷

(BURN から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 04:37 UTC 版)

熱傷(ねっしょう)とは、高温液体などの放射線化学物質、または電気の接触によって生じる損傷を言う。通称は火傷やけど)である。より低い温度で長時間晒されることによる低温やけどもある。化学物質・放射線などが原因で生じる組織の損傷は化学損傷という。


注釈

  1. ^ ただし他の皮膚疾患や先天的な要因で現れていることもある。
  2. ^ ナモミはなまはげの由来による。
  3. ^ Burn Surface Areaではない。TBSA(Total Body Surface Area)が直感的であろう。
  4. ^ (大まかに手首から上、手指までの全体を含めた面積)
  5. ^ 30分〜2時間、場合によっては12時間の水洗が必要。

出典

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BURN(バァーン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/12 07:49 UTC 版)

がぁーでぃあんHearts」の記事における「BURN(バァーン)」の解説

地球征服を狙う組織。「がぁ〜つ」初期のひなたちのライバル普段和也達の高校生徒会として活動している。がぁ〜つに変身したひなや和也、そして渡家メンバー対決したが、破れた後、静以外は普通の高校生生活を送っている。

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BURN

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PERFECT PERFORMER -THE YELLOW MONKEY-」の記事における「BURN」解説

13thシングル

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