けにご‐し【×牽▽牛子】
けんご‐し【×牽▽牛子】
アサガオ
牽牛子
アサガオ
(牽牛子 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 06:07 UTC 版)
アサガオ(朝顔、牽牛花、学名: Ipomoea nil [1]、英語: Morning glory)は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。日本で最も発達した園芸植物[2]。古典園芸植物のひとつでもある。中国語で牽牛。日本では「蕣」の漢字も当てられる。
注釈
- ^ この説ではアジアやアフリカ地域のアサガオは有史以前にアメリカ大陸から伝播したことになる[4]。
- ^ 古今和歌集444に「けにごし『うちつけに こしとや花の 色を見む 置く白露の 染むるばかりを』 谷田部名実」という和歌があることから、古くは「けにごし」と読まれていたと思われる。「ケ『ン』ゴシ」は「ケ『ニ』ゴシ」の誤読と推察される[6]。
- ^ 江戸時代には黄色い朝顔が存在したと言われているが絶種している[13]。
- ^ 米田以前にも日本のアサガオとマルバアサガオの交配に挑戦する朝顔研究者はいたが、成功した者はいなかった[15]。
- ^ 蔓の巻き方向を間違えて逆に描いている。
- ^ 17世紀のはじめごろに描かれた雑画帖(土佐光則画)では、赤く紅葉した山の木を背景に、すすきにからまるように咲く青い朝顔が描かれている[18]。
- ^ 小学校の生活科の指導内容の一つである身近な自然の観察の実践に用いる。“(参考)小学校生活科 学習指導要項”. 光村図書. p. 2. 2020年3月25日閲覧。
出典
- ^ 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)”. 2012年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月1日閲覧。
- ^ 仁田坂ら(2006).
- ^ 米田芳秋, 遺伝学普及会『アサガオ江戸の贈りもの : 夢から科学へ』裳華房〈ポピュラーサイエンス〉、1995年。ISBN 4785386169。 NCID BN12448063。全国書誌番号:95055415。
- ^ a b アサガオ Ipomoea nilの起源と伝播、九州大学大学院 理学研究室生物科学部門 植物多様性ゲノム学研究室 アサガオホームページ、2018年8月15日、同日閲覧
- ^ 吉野(2010).
- ^ アサガオの絵本、渡辺好孝、農文協, 2001
- ^ 朝顔の葉の利用法『国民の顧問. 第7巻』(日本国民協会出版部, 1918), doi:10.11501/959128.
- ^ 東京都福祉保健局. “アサガオ”. 食品衛生の窓. 2022年7月1日閲覧。
- ^ a b c 平野恵 (2013-02-03). “遺伝学”. 東京人 (都市出版) 321: 48-50.
- ^ 仁田坂ら(2006.
- ^ 『私の花生活 特集:夏をたおやかに彩る-アサガオ』日本ヴォーグ社, 2012
- ^ a b 『駅名で読む江戸・東京』大石学、PHP研究所, 2003
- ^ 江戸時代の黄色アサガオ、九州大学大学院 理学研究室 生物科学部門 植物多様性ゲノム学研究室 アサガオのページ、2018年8月15日、同日閲覧
- ^ 「幻のアサガオ」といわれる黄色いアサガオを再現、基礎生物学研究所、2014年10月10日、同日閲覧
- ^ a b 江戸のバイオテクノロジー「変化アサガオ」の不思議な世界、アットホーム 教授対談シリーズ こだわりアカデミー、2018年8月16日、同日閲覧
- ^ 遺伝子組換え朝顔展示館、筑波大学 遺伝子実験センター 小野研究室、2018年8月16日、同日閲覧
- ^ イオンビームによる育種法による変化アサガオ、理化学研究所 仁科加速器研究センター 生物照射チーム アサガオ倶楽部、2018年8月16日、同日閲覧
- ^ C0011214 雑画帖、東京国立博物館 画像検索、2018年8月20日、同日閲覧
- ^ “Morning Glory Flowers” (英語). World Digital Library. 2011年11月1日閲覧。
- ^ あさかほ叢国立公文書館デジタルアーカイブ
固有名詞の分類
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