期間限定ユニフォーム
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「埼玉西武ライオンズ」の記事における「期間限定ユニフォーム」の解説
2007年に夏季特別企画として、7月10日から8月30日の主催ホームゲームで、特別ユニフォームと1979年から1996年まで使用されていたビジターユニフォーム(いわゆるライオンズブルー)の復刻版を使用。特別ユニフォームはフロント・わきの下の部分が水色、背中と肩の部分が白。胸ロゴの「LIONS」と背番号・胸番号は赤縁に白。背中にライオンの牙をモチーフにした赤い模様が入ったもの。 2008年に交流戦限定ユニフォームを着用。肩から袖にかけての部分と脇からわき腹にかけての部分が白、それ以外の部分がライオンズブルー。右胸に所沢移転30周年記念ロゴのワッペン、肩の上には黒縁に白の☆、背番号の下に2008年のスローガン「No Limit!」をあしらったもの。 2008年より「ライオンズ・クラシック」が開始され、期間中は復刻版のユニフォームを着用している。詳細は、ライオンズ・クラシックを参照。 2012年、球団の親会社である西武鉄道の設立100周年を記念し、全国の小中学生からユニホームのデザイン案を募集。採用案がデザインされたユニホームを、8月11日・12日の日本ハム戦と同月17日 - 19日の楽天戦で着用した。その後、ファンから「もう一度、100周年記念ユニフォームで戦って欲しい」という要望が多かったため、9月25日 - 27日の楽天戦でも着用した。採用案のタイトルは「4000系とスマイルトレインユニフォーム」。西武鉄道が保有する鉄道車両である4000系電車ならびに30000系電車「スマイルトレイン」の車体塗装をモチーフとし、スマイルトレインの帯色であるブルーとグリーンのグラデーションをベースに胸部分には「SEIBU」ロゴ(2003年までのビジター用のものと同一)をあしらい、首・袖周りには4000系電車の帯色である青・赤・緑3色のライオンズカラーが入る。原案においては右袖に西武鉄道のコーポレートロゴがあしらわれていたが、同部分についてはリーグ規定により通常ユニフォームと同様「saitama seibu」ロゴが貼付される。 8月11日についてはライト外野自由以外のすべての入場者に対してレプリカユニフォームのプレゼントが行われた。 2013年、パリーグ6球団共同企画「レジェンド・シリーズ2013」において、1980から1990年代にかけてライオンズ黄金期にホーム用として使用したユニフォームの復刻版を着用。ただし、復刻ユニフォーム左胸には、ナイキのマークが付く。 2014年、西武鉄道100年アニバーサリー企画の一環として、手塚プロダクションデザインの「ジャングル大帝ユニフォーム」を着用。球団旗やマスコットなどをデザインした漫画家の手塚治虫の代表作でもある『ジャングル大帝』をモチーフに、球団マスコットのレオが描かれている。ネイビーをベースに球団マスコットのレオが胴部と右肩にあしらわれており、右肩と背中に地平を駆けるレオ、左胸の下にはたけだけしくほえるレオがデザインされた。チーム及び背番号ロゴは独自にデザインされたものとなり、選手ネームは入らない背番号のみのスタイルとなった。 2015年、西武鉄道100年アニバーサリー企画の一環として、西武鉄道の車両カラーとして長く親しまれている西武イエローをメインカラーとして、西武が現在所有する2000系電車(いわゆる「黄色い電車」)をモチーフにしたユニフォームを着用。シャツや帽子のロゴ等に黄色を配した。チームロゴ・背番号などは2002年から2008年のビジター用と同一のもので、色は濃紺に白色の縁取りとなる。ちなみに、黄色のユニホームは球団史上初であった。 2016年、西武鉄道100年アニバーサリー企画の終了に伴い、新たに「ライオンズ フェスティバルズ 2016」の開催を発表。それに伴い7月18日‐8月21日の公式戦28試合(ビジターゲーム含む)とイースタン・リーグ12試合(ホームゲームのみ)において、西武プリンスドーム周辺の木々や多摩湖・狭山湖の湖面といった大自然を表現した『エメラルドユニフォーム』を着用する。テンプレートはラケットラインがない以外はホームユニフォームとほぼ同様。この企画では西武鉄道がキャップスポンサーとなり、選手が着用するキャップには西武鉄道のコーポレートメッセージ「あれも、これも、かなう。西武鉄道」が入ったロゴが掲げられる。なお、開催期間中のチーム成績が好調だったことから、9月17日‐19日の3連戦において再び使用された。 2017年、前年に引き続き「ライオンズ フェスティバルズ 2017」を開催。それに伴い7月21日‐8月17日の公式戦24試合(ビジターゲーム含む)にて、球団歌「地平を駈ける獅子を見た」の歌詞の一節である「空青く、風白く、地は緑、炎の色の獅子を見た」に由来する、赤色の“炎獅子【えんじし】”ユニフォームを着用する。このユニフォームを着用してから、球団が西武になってからは初めてで、西鉄時代の1958年以来となる13連勝を記録した。結果は20勝4敗、勝率.833と好成績を残した。対東北楽天ゴールデンイーグルス戦では、楽天側がビジターユニフォームだと見分けがつかないため、楽天がホームユニフォームを着用する。 上述したとおり、好成績を残したことから8月27日、9月13日~9月21日の公式戦8試合での炎獅子ユニフォーム再着用が発表された。 10月8日、4年ぶりに進出したクライマックスシリーズ(CS)に向けて、選手や監督からの要望により、CSファーストステージとファイナルステージ(進出の場合)で再々着用することが発表された(レギュラーシーズンと異なりファーストステージの対戦相手となる楽天はビジターユニフォームを着用するため同系色のユニフォームでの対決となる)。限定ユニフォームでCSを戦うのはクライマックスシリーズ創設以来初めてのこととなる。 2018年、「ライオンズ フェスティバルズ 2018」の開催に伴い、7月20日-8月16日の公式戦21試合(ビジターゲーム含む)にて、2016年から続く「ライオンズ フェスティバルズユニフォーム」三部作の集大成として、球団歌「地平を駈ける獅子を見た」の歌詞"空青く、風白く"に由来する、ブルーを基調とし、白き風と無数のチャンピオンフラッグがデザインされた『獅子風流≪ししぶる≫ユニフォーム』を着用する。 2019年、「ライオンズ フェスティバルズ 2019」の開催に伴い、7月19日-8月15日の公式戦24試合(ビジターゲーム含む)において、「平成時代の王者だったライオンズが、新たな時代(令和)においても王者であり続けるように」という願いを込めた『令王≪レオ≫ユニフォーム』を着用する。球団歌「地平を駈ける獅子を見た」をテーマにしたユニフォーム3部作の完結に伴い、メインテーマをチームの象徴である「ライオン」に定め、胸ロゴと背番号にライオンのたてがみをイメージしたゴールドを使用。胸元には躍動する青き獅子を配置した他、チームがファンと一つになって戦う姿をライオンの群れになぞらえ、頭文字の”L”を躍動感あるデザインで柄として採用した。 2020年、ライオンズ命名70周年を記念した、2020シーズン中の16試合において「ライオンズ70周年シリーズ」を開催し、当該試合において9度のリーグ優勝を達成した1985~94年の”黄金期”を彷彿とさせる「70周年ユニフォーム」を着用すと発表。長年ファンに親しまれた水色基調のライオンズブルーをベースに、胸には筆記体の「Lions」ロゴ(胸番号、背番号と共にライオンズブルーからネイビーへのグラデーション仕様)が入り、左袖には70周年仕様のレオマーク、右袖にはビクトリーエンブレム「WE ARE ONE」があしらわれた。後に日程変更で15試合での着用となった。2021年も継続して使用(試合数未定)。 2021年、2年ぶりに「ライオンズ フェスティバルズ 2021」を開催。それに伴い7月13日-8月29日の公式戦17試合(ビジターゲーム含む)において、「『最高』の結果を出し、彩の国で再び王者に返り咲くこと」への想いを込めた、色鮮やかな「彩虹(さいこう)ユニフォーム」を着用する。球団歌「地平を駈ける獅子を見た」の歌詞"激しく 雄々しく 美しく たてがみ虹の尾をひいて"をもとに、ライオンの誇りであるたてがみに、選手たちの多様な個性を、今年のライオンズフェスティバルズ全体のテーマである「SDGs」の色等でカラフルに表現した。胸ロゴと背ネーム・番号は白抜き文字、袖はレジェンドブルーで、袖口とサイドにはゴールドのラインが入れられている。
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