放送内容・日時(総合テレビ)
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「マネー革命」の記事における「放送内容・日時(総合テレビ)」の解説
第1回・1日で50億円失った男(1998年11月23日放送) 最盛期には「世界一の投機家」と言われながら、アジア通貨危機で一夜にして50億円以上の損失を出して破綻したヘッジファンド主宰者・ヴィクター・ニーダーホッファーへのインタビューを軸に、国際金融の第一線で働く投資家・投機家たちを紹介する。一見華やかに見える「勝ち組」たちの過酷な戦いや栄光と挫折を通して、その醍醐味と厳しさ、日本との関わり等を紐解いていく。 第2回・世界は利息に飢えている(1998年11月29日放送) トレーダー達が人手で取引する取引所から完全コンピューター化された無人のNASDAQ取引所まで、金融市場の様々な風景や、そこで働く人々の実像に迫る。またジョージ・ソロスやジム・ロジャーズ、ジュリアン・ロバートソンなど年率40パーセント以上とも言われる利回りを稼ぎ続けるヘッジファンドの手法も紹介するとともに、金融市場の役割や意味合いなど基礎的知識も解説する。 第3回・金融工学の旗手たち(1998年12月6日放送) 破綻直前のヘッジファンド・ロングターム・キャピタル・マネジメント (LTCM) を取材し、その内部映像と、2人のノーベル経済学賞受賞者を含む関係者へのインタビューを軸に、先物・オプション等のデリバティブ(金融派生商品)の起源と発達の歴史、ポートフォリオ理論等の投資手法、それらと日本との意外な関わりなどを紹介する。 第4回・リスクが地球を駆けめぐる(1998年12月11日放送) アジア通貨危機やベアリングス銀行破綻事件、最新のリスク管理ソフトで自動運用を行うファンドなどを通じて、グローバル経済の広がりと共に国境を越えて瞬時に伝播するリスクの実像に迫る。またチューリップ・バブルなどバブル経済の歴史や、1987年のブラックマンデーの舞台裏も紹介する。
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放送内容・日時(総合テレビ)
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「ドキュメント太平洋戦争」の記事における「放送内容・日時(総合テレビ)」の解説
第1集「大日本帝国のアキレス腱 〜太平洋シーレーン作戦〜」(1992年12月6日) 開戦冒頭の勝利で、思わぬ広大な勢力圏を手中にしたものの、戦争指導者が補給・輸送・海上護衛に無関心で、充分な輸送船舶や護衛艦艇を用意していなかった、あるいは国力上出来なかった点にスポットを当て、明確な目的もなく漫然と戦線を拡大していった大本営の無能と、その結果として通商破壊で商船の撃沈が相次いた悲劇を描く。 第2集「敵を知らず己を知らず 〜ガダルカナル〜」(1993年1月10日) 太平洋戦争最大の激戦地であるガダルカナル島の戦いを軸に、自らの実力と敵国の分析に積極的だったアメリカ軍と、全く無関心で日露戦争と同じ用兵思想で、精神論から脱却出来なかった大日本帝国陸軍との比較を通して、ノモンハン事件と同じ失敗を何度も繰り返し、教訓に学ぼうとしなかった大本営の傲慢さを描くと共に、現代の官僚機構や企業体質への警告として描いている。 第3集「エレクトロニクスが戦を制す〜マリアナ・サイパン〜」(1993年2月7日) 連合艦隊が大敗し、特攻が始まる契機となったマリアナ沖海戦とサイパン攻防戦を舞台に、レーダー、ヘルキャット戦闘機、VT信管を代表例として、日米の用兵・兵器開発思想を比較。科学技術を結集し防御装備にも重きを置いたアメリカ軍に対して、精神力と正面兵力の攻撃力ばかりを重視して、防御や最新技術を軽視した日本軍の姿を通して、売れる商品の開発に予算・人員を集中する日本企業が、本当に戦争から学んでいるのかを問いかける。 第4集「責任なき戦場 〜ビルマ・インパール〜」(1993年6月13日) 太平洋戦争で、最も悲惨な戦いとなったインパール作戦における司令官・牟田口廉也と上官達との行動を軸に、無謀な作戦が強行された実態と、日本軍幹部の無責任体質がもたらした悲劇を描くと共に、責任の所在が曖昧な日本型組織の危うさを問う。 第5集「踏みにじられた南の島 〜レイテ・フィリピン〜」(1993年8月8日) マッカーサーのフィリピン・レイテ島上陸と共に、現地住民はアメリカ軍を解放軍として歓迎し、多くの抗日ゲリラが決起した。その姿を軸に、現地の風習を無視し、住民を敵に回してしまった日本の軍政統治の拙劣さと、他国を戦渦に巻き込む事で生じる悲劇を描くと共に、現代日本が他国へ経済進出する際の教訓を問う。 第6集「一億玉砕への道 〜日ソ終戦工作〜」(1993年8月15日) 日本はソ連と日ソ中立条約を結び、連合国との仲介役として期待していたが、ソ連はヤルタ会談で米英と密約を結び、最終的には中立条約を破棄して日本に宣戦布告した。その日本政府の思惑と終戦交渉の舞台裏を通して、国際感覚・現実感覚に乏しく、自らの都合でしか物事を考えない政府・軍部の姿を浮き彫りにし、日本人は第二次世界大戦の悲劇を忘れ、戦争を反省したのかを問う。
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