中立条約
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 21:05 UTC 版)
中立条約(ちゅうりつじょうやく)は、条約締結相手国が第三国との紛争に巻き込まれた時に中立遵守を約束する条約である。ただし、紛争発生時に限ってのみ適用される事や中立条約の規定及び国際法上における中立義務に違反しない範疇における第三国支援は可能である(常時適用及び遵守の対象とされ、一切の第三国支援が禁じられるのが一般的とされる不可侵条約よりも効果は低いとみなされている)。 1941年に締結された日ソ中立条約は、締結国双方が互いの同盟国と交戦(ドイツ対ソ連、日本対アメリカ)したために効果が極めて限定的で、ドイツ降伏の1945年4月にはソ連側より終了通告が出されて4ヵ月後には終了期限を待たずにソ連の対日宣戦が行われた。
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