加藤 朋子とは? わかりやすく解説

加藤朋子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 06:28 UTC 版)

加藤 朋子(かとう ともこ、1969年昭和44年)1月19日 - )は、日本囲碁棋士埼玉県さいたま市出身、杉内寿子八段門下、菊池康郎に師事、日本棋院所属、六段。女流本因坊戦女流名人戦優勝など。

経歴

大宮市生まれ。6歳で父からを学び、厳しく教えられる。小学4年から関根直久六段の子供教室に通い、1979年小学5年の時に日本棋院院生。中学2年の時に、杉内と小川誠子による女流研究会「好翔会」に入り、中学卒業後は祖母宅で井上(管野)尚美と共同生活して 、杉内からはテレビ、映画、新聞を禁じられていた。なかなか入段できずに年齢制限により院生をやめた後、20歳の時に菊池康郎主宰の緑星囲碁学園に入る。1991年22歳で女流棋士特別採用試験1位となり入段。1992年、初めて参加した女流本因坊戦で、準決勝で師の杉内を破るなどして挑戦者となり、中澤彩子に2-0で勝って、入段1年半でタイトル獲得。同年二段、三段、棋道賞女流賞受賞。

1993年に大手合第二部優勝、十段戦3次予選進出、28勝15敗の成績で棋道賞新人賞。1994年四段、宝海杯に出場しベスト4進出。1995年女流名人戦挑戦者となり、杉内寿子と史上初の師弟によるタイトル戦となるが、2-0でタイトル獲得。同年日中スーパー囲碁出場。2001年五段。2013年六段。

タイトル歴

他の棋歴

受賞等

  • 棋道賞 女流賞 1992、94年、新人賞 1993年

参考文献

  • 「のってる二人は仲良しライバル」(青木喜久代との対談、『棋道』1993年2月号)
  • 「わたしの上達日記」(『棋道』1995年10-12月号)

外部リンク


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