再起編とは? わかりやすく解説

再起編(第226回〜第261回)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:50 UTC 版)

「おしん」の記事における「再起編(第226回〜第261回)」の解説

終戦から4年後の昭和25年1950年)の春、田倉家はひさの下から再び独立し野菜を扱う田倉商店開店する。おしんはオート三輪の運転を覚え行商続ける。仁も希望も、大学進学せずおしんを手伝っていた。浩太穏やかな妻子ある酒屋主人となっていた。初子が家を出てから毎月おしんの下に送金があり、消印東京だったことから、おしんは東京の健に初子捜索頼んでいた。そして健か速達、おしんは東京へ向かう。長谷川たかとの再会後、健と共に初子元へ行くが、初子パンパン・ガールになっていた。おしんは初子説得し伊勢に連れ帰る初子帰ってまもなく、希望陶工なりたいと言い出す。希望加賀屋再興させるつもりだったおしんは反対する。だが希望は家を出て窯元弟子入りする。仁も展望持てない家業見切りをつけて予科練時代知り合い頼り東京百貨店就職する。しかし、(旧制)中学「四修」のみという中途半端な最終学歴災いし、仁は望んだ部署へは配属されず、配送回される。おしんは工場働く女性相手に夜の行商始める。浩太は店を建て替え並木食料品店主人となった年末、おしんが仁に出した手紙受取人不明返送されてくる。百貨店電話すると仁は十日前に退職しており、消息不明になっていた。 昭和26年1951年)の正月。雄の戦友川村線香上げ現れる川村家族亡くしペニシリンヤミメチルアルコール売って儲けた金をさらに投資し成功し今は東京小さな貿易会社もやっているという。川村は雄の思い人だった初子求婚する初子は突然の求婚立腹し拒絶三が日を過ぎ初荷の日、川村が再び訪ねて来る。立地のいい駅前地所を買うつもりであり、おしんの商売為にその土地貸したい申し出る春になってまた川村が店に現れる初子川村諦めて貰う為に身体売っていた自らの過去告白する川村自分にも傷はあると言い初子娶ることを諦めようとしなかった。 名古屋から女が訪ねてきておしんに仁を引き取れと言われる。仁はヒモになっていた。おしんは放置する初子は女と名古屋行き仁を説得。仁は改心し帰郷する。おしんの事業限界感じていた初子川村会って"仁やおしんの為に駅前土地貸して欲しい、そして自分川村結婚してもいい"と伝えるが川村初子との結婚条件にはしなかった。川村は"自分から雄への手向けのような気持ち無条件でおしんへ土地譲渡したいのです”と初子に話す。だがその直後おしんと初子新聞川村殺害されたことを知る。川村高利貸しもやっており怨恨殺害されていた。入れ替わるように駅前土地のおしん名義譲渡契約書登記写し入った書留が届く。おしんは身寄りのない川村遺体引き取り雄と同じ墓地葬り、そして川村が遺してくれた駅前土地新たに田倉商店開店する昭和30年1955年)、仁は店に女中奉公来ていた百合男女の仲になる。それに気づいたおしんと初子百合を嫁に迎える気でいたが、仁は店をセルフサービススーパー変えること、さらにスキー場知り合った名古屋衣料品会社の娘道子結婚する宣言しおしんは激怒する身を引くしかない百合絶望して田倉家を出、希望窯元やってくる希望事情知り窯元働けるよう取り計らう。おしんは、しぶしぶ道子とその父・川部仙造の訪問を受け、挨拶する。おしんは川部出資勝手に店の改装計画決めてしまう仙造に不満を抱く。おしんは意地を張り浩太保証人として銀行融資取り付け自力セルフサービススーパー始めようとする。 道子は店の近く別居するつもりでいたがおしんは道子呼び出し商人の嫁が同居しないなら嫁に来なくてよいと言い放つ。仁は道子諦めと言い出すが、仙造はおしんの言い分理解示し同居することになる。12月名古屋結婚式挙げるが、スキー兼ねた新婚旅行帰り二人道子実家寄ったのが、おしんは面白くない田倉家同居生活が始まるとおしんは道子に「家事全てまかせる。店は手伝わなくてよい」と言い渡すが、半日経たずに道子実家逃げ帰る翌日名古屋迎え行った仁とすれ違いに仙造に連れられ道子帰ってくる。道子自分田倉家の嫁は務まらないと詫びる。おしんは道子がまだ仁が好きだ聞き今後一切口出ししない和解。仙造に自分のような嫁の苦労はさせたくないと語る。 昭和31年1956年)、希望師匠認められ百合簡素な披露宴を行う。3月スーパー開店にあたって、仁は少年航空時代後輩アメリカでスーパーの店員経験のある崎田辰則を呼び寄せ、禎も名古屋から開店セールの手伝いのために帰省させられる。禎は店を手伝わない道子に不満をぶつけるが、道子はつわりで妊娠発覚開店前日川部家は開店足手まといになるからと道子連れ帰る翌日3月15日田倉商店セルフサービススーパーとして新装開店三日間の開店安売りサービスを禎も手伝う。利益顧みない金額設定商店街他店人間から文句が出るがそれがおしんの商売根性火をつけることとなった閉店時間会社帰りの人に合わせ延長し自分たちの作った惣菜販売することで価格以外に活路を見い出す。商売利益自分学費1ヶ月分にも満たないことを三日間の手伝い実感した禎は母おしんの働きをみて涙して名古屋帰るのを延長する商売面白さ知った禎の働きぶりはおしんと初子を感心させる。辰則と禎の働き見て、仁は店のために禎と辰則を結婚させようと言い出し、禎に話をもちかける。おしんは仁の横暴さにあきれる。

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