再起成らず、現役引退
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 06:15 UTC 版)
再起を掛けて、世界陸上ロンドン大会・国内選考レースの2016年12月4日、福岡国際マラソンへ出場したが、中間点過ぎで日本人トップ・3位の川内優輝らの争いから脱落、日本人3番目の10位に留まった。翌2017年12月3日、MGCシリーズ(2020年東京オリンピック日本代表選考会)の対象レース・福岡国際マラソンへ2年連続3回目の出走に。序盤から先頭争いに加わらず後方の集団で待機するも、30Km以降はスローダウンとなり、結局日本人10着の総合15位に終わり、これが前田自身現役最後のフルマラソンと成った。 2018年元日開催のニューイヤー駅伝では、九電工の男子メンバーとして7区・アンカーを担当(区間6位・チーム総合12位)。このレースをもって、現役引退を表明。前田は「長いようで終わるとあっという間。五輪に出られなかったのが悔いは残るが、良い競技人生だった。今後は自分の経験を選手達に伝えていきたい」とコメント。尚引退後は、九電工の女子陸上部コーチに就任する。
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