レスキューフォースとその関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 02:16 UTC 版)
「トミカヒーロー レスキューフォース」の記事における「レスキューフォースとその関係者」の解説
世界消防庁から選出された隊員たちで構成される対超災害組織「レスキューフォース」とその関係者について述べる。作中で活動しているのは第2期のレスキューフォースメンバーであり、R5を除く第1期のメンバーは形は別々であれレスキューに関連した役職に就いている。 轟 輝(とどろき ひかる) / R1(R1マックス) 本作の主人公。19歳。レスキューフォースに入隊したばかりの新人で、当初は見習い扱いだったが後に正隊員となった。感情豊かで熱くなり易いが、どんな困難な状況でも決して諦めず、人命救助を優先する。現場ではR2と共に最前線で行動。メカニック運転技能特性を保有するのは彼だけだったのでレスキューストライカーの専属操縦者となり、レスキューセイバーが登場するまで現場での大型レスキュービークルの操縦は全て彼が担当していた。後に自身の気合と多くの人の協力を得て、初代R1だった大淵ですら成し得なかったR1マックスへのマックス着装を成功させる。 幼少期は家庭の都合上転校することが多かったことが原因で、かなりの悪ガキだったが、親友との出会いを経て人々を救うレスキューの仕事を志すようになった。装甲のカラーは青。制服とジャケットは5人とも青色だが、後期のオープニングタイトルに登場する隊員証の写真によれば、制服の両袖とズボン(またはスカート)の両脇、ジャケットの袖口と胸ポケットのカラーは各自の装甲と同じ。シーカとのボクシング対決でのマーエンの実況によれば、体重は224ポンド(約101kg)とのこと。 次作品『レスキューファイアー』の前期OPと第37話・第38話・第43話・第44話、てれびくんの付録レスキューファイアーDVDでファイアー1たちと共演している。レスキューファイアーの隊員たちからは「ヒカル先輩」や「先輩」などと呼ばれている。 陣雷 響助(じんらい きょうすけ) / R2 21歳。個性的なレスキューフォースの隊員たちをまとめるリーダー格。明るい好青年で、ノリのいい一面もある。現場ではR1と共に最前線で行動する。当初はビークルに乗ることに憧れていて(その時「爆鎮完了」のポーズを練習する際に、リュウケンドーの決めポーズをとったこともある)、中盤から登場したレスキューセイバーの専属操縦者になり、大型レスキュービークルの操縦も行なうようになった。 幼少期にわんぱく相撲の横綱だったことがあり、当時のパワーと熱い性格は今も健在である。先代のR2である神谷との出会いにより、レスキューフォース以外のレスキューの現場を知り、レスキューフォースを卒業した後は彼と同じく地方の消防署に勤める。装甲のカラーはシルバー。 香月 レイ(こうづき レイ) / R3 24歳。SAT出身のしっかり者の女性隊員。レスキュー活動だけでなく、ネオテーラとの戦闘でも活躍する実力者。面倒見が良く、後輩である輝のことを気遣っている。小動物が苦手。女性でありながらレスキュー新聞のアンケート「アニキになってほしい隊員」1位に選ばれたこともある。 動きがあまり少ない時はスカート、動きが多い時はショートパンツと、女性隊員は場の状況に応じてスカートとショートパンツを使い分けている。当初からビークルに乗ることを目指して、教習所に通っていたため、途中からビークルの操縦も可能になった。レスキュー中に出会った親子の面倒を見ており、レスキューフォースを卒業してレスキュー学校の講師になってからも度々会いに行っているようである。装甲のカラーは赤。 白木 寿里(しらき じゅり) / R4 22歳。優しい笑顔がよく似合う女性隊員。少し天然系の性格だが医学の知識は抜群で、現場では被災者の治療を担当することが多い。戦闘は不得手だが、本気になると、本人が「火事場のスーパーパワー」と称する物凄い力を発揮する。 物凄く大食いで、やたら大量に物を食べている場面が多い。武道家の祖父がおり、寿里の活躍に感化され、石黒の着装を妨害して寿里の祖父がR5となったことがある。輝への呼び名は初期は君付けだったが、中盤以降は「ヒカルン」になった。レスキューフォースを卒業した後は総司令の元で補佐官として働くことになり、いずれは新たな総司令となることを目指している。装甲のカラーは白。 石黒 鋭二(いしぐろ えいじ) / R5 30歳。レスキューフォース隊長。現場に出ることはあまり無く、レスキューフェニックスの作戦室から最新の情報を送ったり、ファイナルレスキューの承認を行なうことが多いが、場合によっては単身現場に赴くこともある。またプライベートに部下のメンタルケアを施すなど、目の届く上司である。しかし、入隊当初は輝以上の超熱血漢であり、R5に着装した後の行動にもその一面が反映されている。またR5に変身した時の立ち振る舞いや口調が非常に古臭く、そのため、ネオテーラ三幹部のマールからは「レスキュー親父」、サーンからは「一昔前のヒーローって感じ」、シーカからは「おっさんレスキュー」と言われ、苦手意識を持たれている。 当初は着装すると新人当時の無茶な熱血漢な気質が強く出てしまい、悩んではいるものの輝たちにありがた迷惑をかけたり何の考えもなしに「我がしもべたち」とこの回時点で登場していた全ビークルを出撃させたり、ついにはダーエンにその性格を利用されて罠に嵌められたこともあったが、新人の頃に通っていた定食屋の店主から言葉を託された輝の一喝で我を取り戻し、着装しても熱血漢気質を抑制して冷静に現場に出られるようになった。しかし、儘ならない状況で興奮すると、抑制が外れてしまうこともある。 後に、活動場所をヨーロッパへと移しており、続編の『レスキューファイアー』にも登場。レスキューファイアーの隊長である大河リクとは同期で、友人関係である。装甲のカラーは黒。 南部 奈津乃(なんぶ なつの) / RU / 第1期R4 世界消防庁の総司令。平時はモニターを通じてレスキューフォースに出動を要請する。中盤でR5となった石黒の暴走を心配してレスキューフォースの4人の前に直接赴いたこともあり、その際フルネームが明らかになった。世界消防大学を首席で卒業し、海外留学の後に第1期レスキューフォースのR4として活動していた。当時は、隊員たちの間のマドンナ的存在であり、「ナンシー」はこの頃生まれた愛称である。初代R4のレスキュースーツに似た専用のレスキュースーツを所持していて、RU(レスキューユニバース)として自ら現場へ赴いたこともある。 演じる早見が英語が達者なことからかたびたび英語を交えて話しており、輝たちに英語のことわざを話したりRUへの着装のコールが「チェンジ」、ファイナルレスキューを承認する際に英語で承認するなど、災害現場ではそれが顕著に見られる。仕事では男言葉、プライベートでは女言葉を使い分けているようである。総司令に就任した頃に結婚しており、現在は娘もいる。また石黒隊長がブリッジに不在の場合は、代わってファイナルレスキュー承認などの指令など出している。 岡村 尚美(おかむら なおみ) / システム開発部チーフ / 第1期R3 対アンドロイド対策部に所属する女性。かつては石黒らと同じ第1期のレスキューフォースのR3でもあった。また、R1マックスの開発にも参加していた。おおらかな性格で後任であるレイの相談に乗ってやったりもしている。レイにとってはSATに在籍していた頃からの恩人である。再登場した際にはダーエン(大淵)に捕まるも、携帯電話などを駆使しR1マックスの問題点改善のため奔走した。オメガズッケイン戦ではゴッドストライカー用プログラム製作に奔走した。 神崎 律子(かんざき りつこ) / 技術開発局主任 技術開発局の主任。レスキューフォースのスーツのメンテナンスなどを主としているが、自身もレスキュー訓練は受けている。岡村とともにダーエンに捕まった際には大淵のスーツの修繕などを行う羽目になったものの、岡村と協力してR1マックスの完成までこぎつけた。オメガズッケイン戦ではR1マックスの強化を行った。佐伯同様続編の『レスキューファイアー』にも登場する。 佐伯 文治(さえき ぶんじ) / メカニックチーフ レスキューフォースの全ビークルのメンテナンス及び開発を担当している整備士で、初登場時はお蔵入りしていたドーザーのことで響助と対立したが、彼の熱意に負けドーザーを使用するよう石黒に進言した。 オメガズッケイン戦では全ビークルの強化を突貫で他のメカニックとともに行う。レスキューフォースメインメンバー(輝、響助、レイ、寿里、石黒)以外で最後の「爆鎮完了!」の決め台詞を言った数少ない人物である。続編である『レスキューファイアー』にも登場。
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