ユーゼス・ゴッツォ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 01:26 UTC 版)
「スーパーヒーロー作戦」の記事における「ユーゼス・ゴッツォ」の解説
オリジナルキャラクター。バード星人と地球人の混血人で、銀河連邦警察の捜査員。地球で発生する怪奇現象と大気汚染の捜査、地球の環境再生、そして銀河連邦警察の間で最も謎と見られている光の巨人の捜査のためにギャバンと共に地球へ訪れる。青く美しい地球を愛する反面、地球人を蔑視する傾向が見られ、自身の理解者であろうとしたイデ隊員にも心を開けずにいた。
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ユーゼス・ゴッツォ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 14:18 UTC 版)
「ゼ・バルマリィ帝国」の記事における「ユーゼス・ゴッツォ」の解説
声優:大友龍三郎(『α』)、乃村健次(『DW』『第2次OG』) 初出は『スーパーヒーロー作戦』(以下『SH作戦』)の最終ボス。 バード星人と地球人の混血であり、バード星に本拠地を置く銀河連邦警察に属する科学者。 調査のために宇宙刑事ギャバンとともに地球におもむくが、紆余曲折を経て大怪我を手術した際に元とは違う顔になり、別人となった顔を嫌って仮面で隠すようになる。その後、ウルトラマンについて研究するようになり憧れ・羨望・嫉妬などを抱き、自らが宇宙の調停者になるべく因果律を操作するクロスゲートパラダイムシステムを開発。さらに別次元のユーゼス・ゴッツォに造られたというラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォからジュデッカを受け取り、ウルトラマンの力を奪ってクロスゲートパラダイムシステムを完全な物にするために行動を開始。ウルトラマンが地球に来ていた過去の時代にアルティメットガンダムの基礎フレームやその生体コアになるべき自分のクローンを送るなど数々の陰謀をめぐらす。 ついには、ウルトラマンから奪った力を込めたデビルガンダムの生体コアになり、因果律を掌握した超神ゼストへと進化を遂げた。人間を軽く見ている反面、地球に見惚れ自然を愛好している一面もあるが、臆病でありながら粋がっている地球人を絶望、蔑視している傾向がある。クローン(『SH作戦』の主人公)の顔は元の顔ではなく現在の顔をモデルにしているため、ユーゼスと(『SH作戦』の主人公)は同じ顔をしている(クローンを女性に調整していた場合であるヴィレッタ(女主人公)もユーゼスに似た顔にしている)。 クローンは野望のための駒であったが、同時に彼の良心の姿を生き写した者でもあった。 『α』ではゼ・バルマリィ帝国監察軍第7艦隊副司令で、階級は「騎爵」。ゴッツォ家の出身。 独自に機動兵器の開発も行っており、地球圏最強の戦力を自らの軍に取り込むべく地球圏に赴く。ラオデキヤから単独行動を許されている唯一の人物で、常に灰色の仮面を被っており、最後まで素顔は不明。人間に対してはエンジェル・ハイロゥに眠る全てのサイキッカー達を脳髄のみの姿にするなど、残虐で非道な作戦を実行する。 実は、第7艦隊を裏で操っており、自らの野望「ゼ・バルマリィ帝国そのものへの反逆」「CPSによって新たな世界を創造し、そこで全能なる調停者となる」を達成すべく、本格的な侵攻の前に地球圏に単独で訪れ、地上のみでなく、地上内に存在する異世界にまで様々な暗躍を行った。 『α』の最終決戦で自らが敗れた時ロンド・ベルに対してバルマー帝国は強大だと警告した。 しかし、DC版『α』の追加ルートではその野心を霊帝に見抜かれており、ヘルモーズの中に潜んでいたオリジナルのジュデッカ・ゴッツォの手によって志半ばで命を落とした。主な乗機は、アンティノラ、ジュデッカ(ユーゼス機、黒色)。彼自身は念動力者ではないが、念の扱い方自体には通じているらしく、ジュデッカに組み込まれている念動フィールドを問題なく使いこなしている。また、リュウセイ・ダテを念で圧倒さえしている。 『第3次α』において、ユーゼスが因果律を研究していた理由は、霊帝ケイサル・エフェスの存在、正負の無限力の存在、さらにそれとサイコドライバーの関連等、ゼ・バルマリィに隠された真実を知っていたためとヴィレッタが推測している。彼自身は死後、無限力に一足早く取り込まれた。 『SH作戦』においてユーゼスと因果律の鎖で結ばれた別次元のユーゼスに造られたラオデキヤが協力している。ラオデキヤを造ったという事項は『α』のユーゼスと一致するが、同一人物なのかは不明。 DC版『α』ではオリジナルのジュデッカ・ゴッツォに粛清された際、因果律を操作して自分の運命を変えようとしていたという趣旨の発言をしており、『α』におけるユーゼスの詳細部分は謎。 前述の通り、バルマー側のクロスゲートの機能・操作方法を元にクロスゲート・パラダイム・システムを開発した。その情報を彼に与えたのは、『α』開始以前に『SH作戦』の世界から転移してきたイングラムであった。イングラムはクローン元である『SH作戦』のユーゼスと「操る者、操られる者であり、片方はその果てに破滅が待ち、片方は自我の確立に執念を燃やす」という因果律の鎖で結ばれていたため、別の世界のユーゼスとも因果律の鎖で結ばれている。 『OG』のアニメ『DW』でも仮面の男という役名で彼らしき人物が登場しており、最終話では同じ仮面を被り『最後の審判者』を名乗るゴッツォの者がイングラムの意識と体を乗っ取った。 『OGs』の『OG1』にも名前は伏せられているが登場しており、自分の意のままに動く傀儡としてイングラムの意識を洗脳したほか、ユーゼスが愚帝と呼ぶ者への反逆を目論んでいることを口に出し、個人の野心よりもゴッツォ家への忠誠を優先させているかのような言動も取っていた。 『第2次OG』においては「アルテウル・シュタインベック」という偽名(アルテウルはアルティメットとウルトラの掛け合わせ)を用いて暗躍し、『α』同様全能なる調停者となり、己の運命を変えることを目論んでいた。その一環としてツェントル・プロジェクトに出資し、また別次元からの転移者であるアクセル・アルマーとの接触も試みていた(これは実行前にアクセルが目覚めたため失敗している)。 イングラムやエアロゲイターを操りL5戦役を引き起こした黒幕ではあるが最終的にはエルデが生み出したAI1、イングとエグゼクスバインを利用し、鋼龍戦隊に敗れたナシム・ガンエデンを奪取・融合し、異形の存在「アダマトロン」へと変貌を遂げる。 しかし、カーリーの特攻によってイングに脱出されたのをきっかけに形勢が逆転し、戦隊の大攻勢を受けて敗北。己の失敗を認められないまま消滅した。 パラレルワールド(過去作品である『α』『SH作戦』)の知識を前世の虚憶として持っており、クロスゲート・パラダイム・システムを作ったのも、自身の持つ謎の記憶の正体が判明し、そして自身が滅びの運命にあることを知ったことから、その運命を改変するためであった。アダマトロンによる攻撃の際『α』世界における因縁深い存在(ジュデッカ、アストラナガン、ディス・アストラナガン、両ガンエデン)のシルエットを垣間見せており、またある場面で「ゼスト」の名を口にしている。 しかし、イングラムが『SH作戦』における己のコピーである事実や、因果の鎖を断ち切らない限り運命が変えられないこと、そのためにイングラムが不可欠であることを知らないなど、知識に関しては欠けが目立っている。 なお『第2次OG』での素顔は『SH作戦』における整形前の物のリデザインになっている。専用BGMは「ULTRA ONE」。 『アイドルマスター シンデレラガールズ』の『OG』シリーズとのコラボイベント「LIVEツアーカーニバル 第2次スーパーロボット大戦CG チューン・デュエラーズ」ではラスボスとして登場。アダマトロンに搭乗し、本作では「ウーゼス・ガッツォ」名義となっている。 先頭へ戻る
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