ジュデッカ・ゴッツォ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 14:18 UTC 版)
「ゼ・バルマリィ帝国」の記事における「ジュデッカ・ゴッツォ」の解説
これらの人物の声は全員速水奨が担当している。 ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ 初登場は『新スーパーロボット大戦』の最終ボス「ジュデッカ・ゴッツォ」だが、追加設定などによって、『α』では名前が「ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ」に改められた。 士師の位を持つゼ・バルマリィ帝国辺境銀河方面監察軍第7艦隊(艦隊にはバルマー独自の戦力に加え複数の版権作品の悪役が加わっている)の艦隊司令。 地球圏最強の戦力を自らの軍に取り込むべく地球圏に赴く。その正体は、種として能力の衰退が始まった純血のバルマー人を指揮する優秀な指導者として使うため多くの優秀な人間のデータを元に遺伝子工学で造られたハイブリッド・ヒューマンである。元来のラオデキヤはシヴァー・ゴッツォが造り出したものであるが、『α』に登場するラオデキヤはユーゼス・ゴッツォによって造り出された複製クローンである。前回のラオデキヤは、『α』のストーリーが始まる十年前にゼントラーディ軍との戦いで死亡、ユーゼスにより新たに造り出された二人目のラオデキヤは兵士の士気向上のために性格を武人肌から好戦的な性格へと改変されている。本人は自らの事実に最後まで気付かないままズフィルードに搭乗して戦死した。その後、ユーゼスの命令に忠実に従う四人のラオデキヤが登場している。『新』ではヘルモーズによって撃ち落されて戦死する。 ラオデキヤ以外にもシヴァーが造り出した「ジュデッカ・ゴッツォ」の名を持つハイブリッド・ヒューマンが6人存在し、それぞれが異なる名でゼ・バルマリィ艦隊の司令官を務めている。ラオデキヤは、7番目の「ジュデッカ・ゴッツォ」である。DC版『α』のみの特別ルート編において、ラオデキヤが旗艦ヘルモーズと共に戦死した後、霊帝自らが造り出したオリジナルの「ジュデッカ・ゴッツォ」であるラオデキヤがズフィルードに乗って登場、旗艦ヘルモーズに格納されていたズフィルード内に反乱防止プログラムとして配されていたもので、帝国への反逆をたくらむユーゼスを粛清している。 『SH作戦』には作中世界とは別次元のユーゼスに造られたと称するラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォが登場している。同じゴッツォ姓であることをいぶかしむ『SH作戦』のユーゼスに対して、別次元のユーゼスおよびその創造物である自身は『SH作戦』のユーゼスと因果律の鎖で結ばれており、『SH作戦』のユーゼスがクロスゲートパラダイムシステムを完成させれば別次元におけるユーゼスと自身の存在が確立されることに繋がると説明。時空間のゲートの検出で行き詰っている『SH作戦』のユーゼスに、ズフィルードであり時空を超える機能も組み込まれているジュデッカの機体フレームを贈っている。 『スーパロボットスピリッツ』でも、ジュデッカ・ゴッツォなる人物が未来の地球を守ってバルマー帝国と戦っているネオ・イノセントの指導者レビ・トーラーに、時空を超える機能が組み込まれたジュデッカを提供している。ジュデッカ・ゴッツォは実はネオ・イノセントではなくバルマー帝国軍の人間であり、レビ・トーラーを騙して情報収集に利用している立場である。 エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ ゼ・バルマリィ帝国辺境銀河方面監察軍第1艦隊、通称「エペソ艦隊」の司令官で、1番目のジュデッカ・ゴッツォ型のハイブリッド・ヒューマン。 封印戦争より約1か月後に、ハザルを総司令官にゲートを使ってアステロイドベルト宙域に出現。ゲートを掌握した。火星においてαナンバーズと最初の交戦を繰り広げ、ズフィルード・エヴェッドを起動させるまでに至ったが敗退。一度は死亡するものの、その後データを予備体に移され復活。その次は、空間転移されてきたネビーイームの防衛にあたっていたが、αナンバーズの勢いを止めることは出来ず、敗れる。 エツィーラ・トーラーには帝国一の忠将であると言われている。 ペルガモ・ジュデッカ・ゴッツォ ゼ・バルマリィ帝国辺境銀河方面監察軍第3艦隊司令で、3番目のジュデッカ・ゴッツォ型のハイブリッド・ヒューマン。 『第3次α』にて、バラン・ドバンの発言から、STMC襲撃により死亡したと言われるだけで、未登場。 テアテラ・ジュデッカ・ゴッツォ ゼ・バルマリィ帝国辺境銀河方面監察軍第4艦隊、通称「テアテラ艦隊」の司令官で、4番目のジュデッカ・ゴッツォ型のハイブリッド・ヒューマン。 直接は登場しないが、ユーゼスの報告によって艦隊の名称が出ている。ユーゼスの解説によると艦隊を率いて銀河系中心宙域へ進軍していたが、STMCの襲撃によって艦隊は壊滅させられ、テアテラ自身も死亡したらしい。 『α』でその存在が語られただけで未登場である。 サルデス・ジュデッカ・ゴッツォ、ヒラデルヒア・ジュデッカ・ゴッツォ いずれも辺境銀河方面監察軍の司令官で、サルデスは第5艦隊、ヒラデルヒアは第6艦隊の司令官である。 それぞれ5、6番目のジュデッカ・ゴッツォ。本来は銀河辺境で任務に就いていたが、バルマー本星が危機に陥っていることを知って急遽、本星の防衛に当たることになる。そのままルアフの命を受けてαナンバーズの前に立ち塞がった。本星宙域ではヘルモーズ級を、本星首都ではズフィルード・エヴェッドを駆って奮戦するもののαナンバーズに一蹴されてしまう。 その後、アルマナと共にバルマー本星に残っていた民間人を救助し、アポカリュプシスで崩壊する本星からαナンバーズと共に脱出する。全てが終わった後はアルマナを補佐してバルマー復興のために力を尽くす。ジュデッカ・ゴッツォ型のハイブリッド・ヒューマンは武人として調整されているためか、生まれながらの武人であるバラン・ドバンに敬意と憧憬を抱く傾向があるらしい。 なお、サルデスは共闘体制を取った後もαナンバーズに対しての態度があまり変わらなかったのに対し、ヒラデルヒアは敬語で対応するなど、理知的な面がある。 先頭へ戻る
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