ジュデッカ島とは? わかりやすく解説

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ジュデッカ‐とう〔‐タウ〕【ジュデッカ島】


ジュデッカ

(ジュデッカ島 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 22:10 UTC 版)

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サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会鐘楼から眺めたジュデッカ島
ジュデッカの位置

ジュデッカ (Giudecca) は、イタリア北東部ヴェネツィアの潟にある島の一つである。行政的にはヴェネツィアの一部となっていて、ジュデッカ運河 (Canale della Giudecca) を隔ててヴェネツィア本島に添うように浮かぶ。

世界最古のゲットーがあった(ヴェネツィア・ゲットー参照)。

島内ではアンドレーア・パッラーディオが設計したレデントーレ教会が有名である。

カジノを開いたカテリーナ・サグレド・バルバリゴの肖像

18世紀に貴族のカテリーナ・サグレド・バルバリゴ(Caterina Sagredo Barbarigo)がカジノを開き、大いににぎわったが、風紀を乱すとして異端審問にかけられ、閉鎖された。

座標: 北緯45度25分30秒 東経12度19分43秒 / 北緯45.425度 東経12.328611111111度 / 45.425; 12.328611111111


ジュデッカ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/05 14:27 UTC 版)

ヴェネツィア・ゲットー」の記事における「ジュデッカ島」の解説

ヴェネツィア共和国10世紀頃から通商拠点となり、第4回十字軍コンスタンチノープル攻略した13世紀以降には地中海において覇権握った国である。 通商拠点であるヴェネツィアには、神聖ローマ帝国ドイツ)のユダヤ人徐々に移り住むようになった。彼らはヴェネツィア船が東方から運んできた品を買い取り中西欧仲介していた。 11世紀末にイタリア半島ユダヤ人共同体巡ったスペイン・ユダヤ人ベニヤニイモ・ダ・トゥーデラの旅行記にはまだヴェネツィア注目されていないことから、ユダヤ人ヴェネツィアへの本格的な進出それ以降の事に属すると思われる13世紀ヴェネツィア政府は、ユダヤ人に対してヴェネツィア潟の島の一つスピナルンガ島(Spinalunga、後にユダヤ人居住区意味するジュデッカ島という名になった)に住む事を強制した本土ヴェネツィア共和国大陸領土)のメストレに住む事を強制した時期もある。更にユダヤ人黄色バッジ帽子を被る事を義務付けたりもしている。 しかしヴェネツィアユダヤ人栄えた。彼らはユダヤ人特別税を払う事でヴェネツィア財政大きく貢献している。

※この「ジュデッカ島」の解説は、「ヴェネツィア・ゲットー」の解説の一部です。
「ジュデッカ島」を含む「ヴェネツィア・ゲットー」の記事については、「ヴェネツィア・ゲットー」の概要を参照ください。

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