ボアコンストリクター(一般和名); ボア
ボアコンストリクター
ボア・コンストリクター(暴亜火鬼総斗陸它)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/28 23:40 UTC 版)
「A.-D.O.G.S.」の記事における「ボア・コンストリクター(暴亜火鬼総斗陸它)」の解説
通称ボア・コン。犯罪者たちのカリスマと呼ばれる凶悪少年テロ組織で、この組織に加入できることは、少年犯罪者たちによっては名誉なことである。8名の幹部に率いられ、その構成員は300名(全員がR・A・T)。実は幹部メンバーの一部は元A.-D.O.G.S.のメンバーである。 コブラ 本名は古武雷矢(こたけ らいや)。R・A・T No.1。ボア・コンのリーダー。強い威圧感を持つ精悍な男で、死者984名、負傷者103名に上る「武道館大量虐殺事件」を引き起こしたほか、総計4834人の人間を殺害、その相手をすべて記憶している。殺人それ自体を目的として殺人を行い、復讐やメンツなどの意味を持っての殺しを軽蔑する。ナノプローブの能力は、強力な即効性の腐食毒を分泌する「ヴェノマ・トリック」で、これにより軼狼の右腕を奪った宿敵でもある。元A.-D.O.G.S.。7歳の頃、自らの能力によって家族を失ってから、絶えず孤独感を抱いていた。 コーン 本名は弧音真人(こおん まさと)。R・A・T No.32。死者143名、負傷者92名に上る「自衛隊朝霞基地撲殺事件」を引き起こした。矮躯だが身体能力は高く、子分とともに対立関係にあるカラーギャングを叩き、機動隊をたった一人で蹴散らすほどのケンカの天才。ナノプローブが発動するとさらに超人的な怪力を発揮する。特殊な金属バットを得物として相手を叩き潰し、自分より「チビにする」殺しを行う。元A.-D.O.G.S.。 ニシキ 本名不明。死者97名、負傷者80名に上る「私立白薔薇学園大量殺人事件」を引き起こした。可憐な美少女だが、いわゆるお嬢様口調と、粗暴かつ野卑な口調で話す二面性を持つ。ナノプローブの能力は薫りを媒介として自在に幻覚を操るもので、指を鳴らすことによりその解除も任意に行える。コブラの側近として常に行動を共にする。 クサリ 本名不明。死者764名、負傷者415名に上る「東京ドーム血の海事件」を引き起こした。様々な武具を駆使する。ナノプローブの能力は、記憶と勘に作用して、一度交戦しただけで敵の攻撃の間合いや技を覚える「イミティ・トリック」。しかし技を覚える間もなく軼狼に瞬殺された。パイソンと並ぶ打ち切り展開の犠牲者である。 サンゴ 本名不明。死者451名、負傷者268名に上る「渋谷センター街集団殺戮事件」を引き起こした。外見は姐御肌の美女に見えるが、実は男。ナノプローブの能力は、腹に風穴を開けられるほどの傷を負っても回復する超再生能力「リバイビ・トリック」。この能力を駆使し、身体に直接様々な凶器を埋め込んでおり、状況に応じて自ら身体を引き裂いて凶器を取り出し、戦闘を行う。 アナコンダ 本名不明。死者629名、負傷者378名、高層ビル一棟倒壊の「新宿高層ビル真っ二つ事件」を引き起こした。見上げるばかりの容貌魁偉な巨漢で、バスケットボールを好み、鋭利なワイヤーで作られたゴールに、ボールと見立てた人間を叩き込んで細切れの肉塊にする「アナコンダンク」を得手とする。ナノプローブの能力は、熱く煮えたぎった血しぶきを散弾のように撃ち出す「ファイトリック」。 シマ 本名不明。死者854名、負傷者117名に上る「銀座歩行者天国白昼の地獄事件」を引き起こした。インテリ風の外見で常に厚い本を持ち歩くが、その中身は札束である。コブラの毒を塗った長い毒針を武器としている。ジャッカルと同じ施設で幼い頃から傭兵として育成されたが、金のために仲間を裏切った。ナノプローブの能力は遅筋の発達と視覚の向上で、異常なスタミナと、暗所でも相手を視認可能な視力を持つ。 パイソン 本名不明。死者633名、負傷者481名、列車24両大破の「JR池袋駅山手線衝突事件」を引き起こした。端麗な容姿の男で、電気機器を自在に操る能力を持つ。他者とは異なる種類のナノプローブを有し、ボア・コン以外の謎の組織との繋がりを匂わせる設定があったものの、それらの情報は表に出ることなく作品は終了した。
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