ベルン王家とは? わかりやすく解説

ベルン王家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/10 14:57 UTC 版)

ファイアーエムブレム 烈火の剣登場人物」の記事における「ベルン王家」の解説

デズモンド ベルン王国国王ゼフィールギネヴィア父親武芸文学いたって凡庸権力しがみつく性格で、民からの信望も薄い。気に入らない家臣見せしめ処刑し、軍の上層部を国王機嫌取りがうまい者ばかりで腐敗した状態にしていた。ある女性恋仲であったが、ヘレーネとの政略結婚余儀なくされる。そのため、夫婦の仲は冷え冷え切っている。 ヘレーネとの間に息子ゼフィールをもうけるが、結局恋仲であった女性側室迎えたこの女性がギネヴィアの母である)。この経緯才能ある息子への嫉妬から、息子ヘレーネ離宮遠ざける。 どんどん才覚発揮する息子に対して嫉妬増し続けついにはゼフィール暗殺計画を「黒い牙」と共謀し遂行。しかし、エリウッド達の妨害遭い失敗その後自分の考え改めことはなく、単独ゼフィール暗殺画策するが、死を装ったゼフィールの手にかかり逆に殺されることが、『封印の剣』で語られる。 このデスモンド一連の行動が、ゼフィールを歪ませる最大要因であり、『封印の剣』で巻き起こるベルン動乱元凶ともいえる。 ヘレーネ ベルン王国王妃デズモンド正室であり、ゼフィール母親エトルリアから嫁ぐ結婚前リグレ公妃ルイーズ親しかったらしく、「良き妻、良き母」になりたいと口にしていたが、夫との関係冷え切っている。そのため結婚前気性のよさは消え去り権力しがみつくようになった。そのため、エリウッドから「自分息子すら権力道具としか見ていないのではないか」と激しく詰られることになる(「黒い牙」を利用したデズモンドによる息子暗殺事件については、マードックから報告を受けるまで正確に把握していなかったが、その理由最後まで明言されていない)。 ゼフィール王位継承儀式に必要とされる国宝ファイアーエムブレム盗まれてしまったことに心を痛めエリウッド達にファイアーエムブレム捜索依頼するゼフィール暗殺エリウッド達が阻止した後、ゼフィール言葉により「良き妻、良き母」となり、家族がまたひとつになればと願う。なお、ベルンでのストーリー終了すると、顔のグラフィック若干ながら穏やかな表情になる。 『封印の剣』ではゼフィール肉親ギネヴィアだけと語っている一方ギネヴィアゼフィール暗殺されかけた際にヘレーネもまた狙われたことを語っているため、十数年後から二十年後までの期間に死亡したものと思われるゼフィール暗殺失敗と関係があるかは不明)。 ゼフィール (Zefhyr) 声 - 遠藤淳ヒーローズクラスベルン王国王子。『封印の剣』ではベルン国王として登場する本作時点では神童呼ばれるほど才気溢れ思いやりがあり周囲信望厚く統治者としての素質備えていた。しかし、それゆえ父親である現国デズモンド嫉妬を買い、母も権力固執するようになったため、肩身の狭い少年時代送った家族仲良く王宮過ごせるようにという願いがあった。 父に疎まれる原因を「自分が父の期待添えていないため」と考え、父に認められるべく常に努力重ねるが、実際は「自分と比べ物にならないほど才覚優れ息子を僻んでいたため」、結果的にさらなる嫉妬を買うこととなった父親共謀する黒い牙」に命を狙われるも、エリウッドの手によってその野望阻止され事なきを得無事に成人儀式終えることになる。 本編後、十数年後の未来で「竜」を自称する男と出会い、謎の笑み浮かべる。 ファイアーエムブレム 封印の剣登場人物#ベルン王家も参照若き覇王冬祭り ゼフィール ギネヴィア (Guinevere) ベルン国王デズモンドの娘で、ゼフィール異母妹。『封印の剣』にも登場。 まだ幼く純粋な少女デズモンドからすれば愛す女性との娘なのでゼフィールとは対照的に非常に可愛がっているが、父よりも兄であるゼフィールによく懐いている。それもまた、ゼフィールが父デズモンド嫉妬を買う要因になっているファイアーエムブレム 封印の剣登場人物#ベルン王家も参照

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ベルン王家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 05:34 UTC 版)

ファイアーエムブレム 封印の剣登場人物」の記事における「ベルン王家」の解説

ゼフィール (Zefhyr) 声 - 松田健一郎ヒーローズクラス国王ベルン国王。『烈火の剣』にも登場する30代専用武器ハルトムート使っていた神将器エッケザックスを持つ。なお漫画覇者の剣』ではエッケザックス封印の剣用いた激し二刀流剣技披露している。憎しみ妬み感情持ち同族同士であろうと殺合い起こす人間人間支配する世界へ絶望しており、かつて先祖が竜との戦い勝利したことを間違いとして竜へ世界明け渡し世界を人の支配から「解放するべく魔竜封印解き大陸各国へと侵攻大陸全土巻き込む戦乱引き起こした。その姿はロイ曰く、「自分さえも否定している」。 元々はベルン先王デズモンドエトルリア王女ヘレーネ政略結婚により生まれた子供で、日々努力怠らず武術勉学優れた人柄に次期国王として幼い頃より周囲から絶大な期待寄せられていた。しかし実のデズモンドからは他の王族重臣の手強引に迫られ政略結婚により生まれた子供であること、さらには父親似ず卓越した才覚を持つことから母子共々離宮追放され王位継承権をも剥奪されるなどずっと憎まれ続けており、『烈火の剣』ではゼフィール知らないところで刺客まで放たれ密かにエリウッドの手助けられる事態となっている。その後デズモンドからは命を狙われ続け最終的に直接父から手渡され王位継承許可それまで贖罪込めたという、偽りの祝福の杯によって猛毒侵され数日間生死の境さまよったことによりついにデズモンドへの深い憎しみ抑えられなくなってしまい、自身の死を装っての中より実のデズモンド逆に暗殺した。それが引き金となりそれまで心優しいゼフィール性格一転、この事件その手肉親殺した己自身忌み嫌い、決し人前笑顔見せない狂気の解放となった。かつて先祖勝利した千年前の人竜戦役始まりも、元をたどれば人が竜に襲い掛かったために始まったことであり、人間どうあっても争う生き物としてその可能性見限っている。 クリア後のトライアルマップでは味方ユニットとして使用することができる。解放の王 ゼフィール ギネヴィア (Guinevere) 声 - 石見舞菜香ヒーローズベルン王国王妹で、ゼフィールとは異母兄妹にあたる。2526歳。『烈火の剣』にも登場する暴走するゼフィール止めるためファイアーエムブレム封印の神殿から持ち出しリキア同盟軍に和解の策を講じようとベルン国境の城に立ち寄るが、城主であるルード捕らえられ危うく他国売り飛ばされるところをロイ達に救出されるゼフィールとは決別するとなったがそれでも幼いころの兄の優しさ忘れられないようで、彼の変化死に悲しみ見せる。 リキア同盟軍のアラフェンでのベルン対策会議出席するべくロイ達に同行する同盟軍は既にゼフィール率いベルン軍襲撃壊滅しており、やがて辺境出向くロイから依頼受けたエトルリア三軍将セシリアの下で保護される。しかしナーシェン策略によりエトルリア王国クーデター問題発生するセシリアと共に王宮脱出転戦果てミスル半島ゼフィール再会したことにより、一度本国送り返されかけるがミレディの力を借りてセシリア救援駆けつけロイ再度合流果たした。 やがてクーデター鎮圧され本格的にベルン攻略連合軍結成されると、連合軍リーダーとなったロイ国を売った女と歴史に名を残す覚悟で兄ゼフィール討伐依頼。兄亡き後大陸最強意地として連合軍対峙したブルーニャ率い残党部隊最後の抵抗自身義務として見届け動乱終結後にはベルン王国女王となりベルン再建に力を尽くしたギネヴィア女王即位式を最後一枚絵として封印の剣物語終了迎えている。 トライアルマップでのクラス賢者だが、光魔法使えるベルン王妹 ギネヴィア

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