ヘビーガンダム
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ワールドシミュレーション大会予選でマックス軍団との対戦で最初に使われ、この時は新幹線の中で組み立てていたものの、組み立てる途中で落下してヘビーガンダムの部品を無くしてしまう。間に合わせでHCM版フルアーマーガンダムの腕をヘビーガンダムの両腕に取り付けて戦いに挑んだ。しかし、間に合わせ装備のため無理に動かすと腕が外れる弱点がある。続いて、ワールドシミュレーション大会最終戦のサッキー竹田戦でも使われ、この時はFRP素材を使うブラッディ・マリーに対抗するため鉄粉を混ぜた無発泡ウレタンで強度を大幅に増していた。
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ヘビーガンダム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 06:54 UTC 版)
メカニックデザイン企画『MS-X』に登場。また『MSV-R』では2号機が登場した。 FSWS計画の第2試案、または頓挫したフルアーマーガンダムの代替案とされる。増加装甲を取り付けるのではなく、重装甲・重武装型のガンダムを新たに開発しているのが特徴で、そのためコア・ブロック・システムは廃され、Aパーツおよび脚部などが新規設計されている。 懸念された運動性の低下はハービック社による新型推進器の搭載でクリアする予定となっていたが、推進器の開発が遅延したことと、アムロ・レイ搭乗機であるガンダム(2号機)が通常装備で重MSに対して戦果を挙げていったことから本機の必要性は疑問視され、宇宙世紀0079年11月末には計画が中止となる。しかし、一年戦争終結から8ヶ月後に開発計画が再開され、半年後に全規模開発機が3機(4機とする記録もある)完成している。また、低下した機動性を補うため、ガンキャリーと連携運用される。 完成した3機のうち1機は大気圏突入テストの際に失われ、残る2機は実験部隊に短期間配備されてテストベッドとして運用されている。その際に実戦参加したともいわれるが、記録は公表されていない。完成機は予定通りの性能を示すものの、制式採用には至っていない。 武装 背部左側にビーム・サーベル、右側にビーム・キャノンを装備。右腕には前腕部を覆う形で固定する複合火器システム「フレーム・ランチャー」を装備する。 計画再開後は、RX-78用のものにドラム型エネルギーCAPを装備し、射撃回数が80パーセント増加した専用ビーム・ライフル、ハイパー・バズーカの改良型で、照準精度が向上した専用バズーカ、折りたたみ式のシールドが用意されている。 カラーリング 『コミックボンボン』での『MS-X』の初公表時には白と黒を基調とした画稿が掲載された。続報以降では、ダークグレーを基調に一部白と赤で塗られたものが掲載されている。 劇中での活躍 小説『機動戦士ガンダム MSV-R ザ・トラブルメーカーズ』では、一年戦争終結直後のサイド6コロニー「サリードI」に派遣された駐留部隊の隊長ステファン・ローランド大尉が2号機に搭乗し、同コロニーに侵入した傭兵ディーン・ウェストのリック・陸戦用高機動型ザクと交戦する。しかし、憲兵MS隊によって犯罪行為加担の容疑でステファンは拘束され、代わって同コロニーのオーナーであるカルロ・サリードが搭乗し、ディーンらとともに主犯のドミニク・アレストがいるコロニー「アガルタ」へ向かう。戦闘による「アガルタ」崩壊直後、ディーンの仲間が乗るランチに襲いかかるラハルト・バウロ中尉のジム・ガードカスタムを撃破する。 漫画『機動戦士ガンダムMSV戦記 ジョニー・ライデン』では、宇宙世紀0082年にジオン共和国の防衛隊に配備されているが、ジオン公国軍残党Dr.Qの乗るパーフェクト・ザクによって撃破される。搭乗者などの詳細は不明。 パーソナルカスタム機 イングリッド0専用機 漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に登場。元キマイラ隊の強化人間であるイングリッド0のギャプランに替わる専用機として、養父であるゴップ議長が用意させた機体。宇宙世紀0090年当時も現存する2号機をベースに近代化改修がおこなわれ、ゴップの計らいによりまだ量産の目処が立っていない最新の部材も使用して各部がアップデートされている。コックピットが全天周囲モニターおよびリニア・シートに換装され、さらに公国系の技術によって改修されたバイオ・センサーも搭載されている(本機はコア・ブロック・システムではないため、搭載スペースが確保される)。塗装はジョニー・ライデンのパーソナル・カラーである赤と黒を基調に、一部黄色で塗り分けられ、左肩にはギャプランと同じイングリッドのパーソナル・エンブレムが描かれている。 キマイラ隊のザンジバル級機動巡洋艦「サングレ・アスル」を奪取するため(イングリッド自身は「処分」しようとする)、ジャブローでヴァースキ隊らとともに軍事会社「テミス」や公国軍残党のMS隊と交戦。レッド・ウェイラインの高機動型ゲルググとの戦闘の際にはバイオ・センサーを発動させ、共感現象を起こす。その後、共闘してサングレ・アスルの打ち上げを阻止しようとするが、失敗に終わる。 サングレ・アスル捜索のため、ペガサス級強襲揚陸艦「ブランリヴァル」に搭載され宇宙へ上がる。コンペイトウ宙域でふたたびレッド機と交戦するが、突如襲来しサングレ・アスルを捕捉したシャア専用ディジェを感じ取り向かう。その後はユーマやジャコビアスらと共闘し、シャアと交戦するが、ディジェに組み付かれた際にビーム・キャノンをもぎ取られ、その後も追いすがるが、ヴァースキから撤退を命じられ、ブランリヴァルへと撤退した。なお、この戦闘でネオ・ジオン残党のバウを1機撃破している。 コンペイトウ宙域での戦闘後はルナツーで、機体の修復作業と、サイコミュやバイオセンサーなどの調整作業が行われている。ゴップ議長が用意したバストライナーや、第一次ネオ・ジオン戦争で鹵獲し現在も動く、ファンネルビットとガンダムのサイコミュとの調整が進められている。ファンネルビットに関しては、戦場で再充電が出来ない為使い切りであり、運搬方法に関してヴァースキからは平然と「手掴みで持っていけばいい」と言われるが、機体のバックパックに増設した3つの専用の格納庫で運搬する事になった。 MSD版 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の『MSV』的企画『Mobile Suit Discovery (MSD) 』にも登場。基本的に従来の設定と変わりないが、『MSD』におけるFSWS計画はガンダムFSDの延長上にあるプランとされている。塗装もガンダムFSDに準じ、ダーク・グレーを基調に一部オレンジが配されている。また、総生産数は不明だが、ロールアウト時は白とライト・グレーを基調としていたとされる。 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』では、1機がソロモン攻略戦に参加しており、一年戦争中に完成・実戦参加している設定に変更されている。フレーム・ランチャーとシールドを携行。
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