ジム・ガードカスタム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 13:38 UTC 版)
「ジム・スナイパー」の記事における「ジム・ガードカスタム」の解説
『MSV』の文章設定が初出で(名称は「スナイパー」に対して「ガード」とのみ表記)、2009年にゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』に新規デザインで登場した後、メカニックデザイン企画『MSV-R』において大河原邦男による画稿とともに詳細な設定が追加された。 ジム・スナイパーカスタムをベースとして開発された防御性能向上型の機体で、友軍機および艦隊や軍事施設の防衛を主任務とする。 専用兵装として開発された巨大な盾「ガーディアン・シールド」が特徴で、実体弾の直撃に耐えうるために合金4種の5層構造となっており、表面にはビーム兵器の熱を吸収して緩和する特殊なコーティングが施され、バルカン砲が2門装備されている。そのほかの武装として、スナイパーカスタム系列用に再設計されたE-2ビームスプレーガンを装備し、通常は2丁を両腰にマウントする。近接格闘用として両前腕部甲にビーム・ダガーを装備し、これは手で保持するほか、装備したままボックス・タイプのように使用も可能である。また、スペック表には通常のジムと同型のBSjG01ビーム・サーベル2基も記載されているが、装備位置は不明。頭部60ミリバルカン砲は、戦闘時に複合センサー装備のバイザーを下ろした際に使用可能となる。さらに、固定武装として、両肩付け根にもバルカン砲を装備する。 高性能である反面扱いにくい機体でもあり、ほとんどが熟練パイロットによって運用されたといわれ、そのためか一年戦争後の残存数も多い。なお、名称と型式番号は一年戦争終結後に与えられたもので、これによってジム・インターセプトカスタムと誤認されることがなくなっている。 劇中での活躍 漫画『虹霓のシン・マツナガ』では、ジャバウォック隊のコーマック・ブラックウッド中尉が搭乗し、近接戦闘を担当する。 MSD版 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の『MSV』的企画『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN MSD (Mobile Suit Discovery)』にも登場。ランドセルのデザインが変更され、RX-78-02 ガンダムと同型とされている(両側のビーム・サーベルは省略)。また、E-2ビーム・スプレーガンは装備されておらず、通常のジムと同型のビーム・スプレーガン1丁を携行する。
※この「ジム・ガードカスタム」の解説は、「ジム・スナイパー」の解説の一部です。
「ジム・ガードカスタム」を含む「ジム・スナイパー」の記事については、「ジム・スナイパー」の概要を参照ください。
- ジム・ガードカスタムのページへのリンク