通常装備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 06:04 UTC 版)
「イングラム (機動警察パトレイバー)」の記事における「通常装備」の解説
警察用の対レイバー用のオプション装備として、スタンスティック、ハンドリボルバーカノンが純正の物として用意されている。 スタンスティック(電磁警棒) 格闘戦でのメイン武器として利用される。警察という組織である関係上、基本的にリボルバーカノンを利用するのは、警察官における拳銃と同様に「最後の手段」であり、一般的にはスタンスティックでの制圧が試みられる。ただし、危険度の高い暴走レイバーなどの場合には威嚇や発砲などが行われており、作品としての演出の都合上、射撃シーンの割合は極めて高い。 ハンドリボルバーカノン リボルバーカノンの弾丸は貫通の危険性が低く、かつ軽装甲の民生用レイバーや改造レイバーに対して一定のストッピングパワーを期待できるホローポイント弾が採用されている。磁気ネット弾やウィルス弾などを扱うこともできる。 また実写版では、弾頭は樹脂製のキャップであり、弾丸はケース中に軟鉄製の球形弾が1弾に9発という構造になっており、言わば散弾銃となっている。これはアニメ版と同じく、初速や貫通力を二の次とし確実に目標を破壊することを目的としている。なお、都市などの人口密集地で使用する関係上、軍用に広く使用されている対戦車榴弾(成形炸薬弾)や徹甲弾などは、過大な威力による周辺地域への被害を考慮し採用されていない。 当初リボルバーカノンの口径は20mmとされていたが「誰がどう見てもこのでかい銃が20mmなんぞに見えるわけがなく」どさくさ紛れに37mmへ修正されたが、実際にはそれでもまだ小さく「対レイバー比、対人物比から冷静に推測」すると75mm程度はあるとされる。空想科学研究所でイングラムの弾丸威力をシミュレーションしたところ、ハンドリボルバーの弾丸だけでも厚さ20センチのコンクリート壁を破壊する能力を持っているという。
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