ハービック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/23 07:30 UTC 版)
HERVIC / HERBICK 『MSV』で設定された。ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』にも登場する。 旧世紀以来の老舗の航空機メーカーだが、戦闘機については地球連邦統合後の経験が浅く、軍部からは比較的冒険度の高い実験機の要請が多い。フラットマウス、セイバーフィッシュ、トリアーエズ、フライダーツ、TINコッド、そして変形してMSのコックピットとなるコア・ファイターを開発する。 一年戦争終結後は、戦闘の主役がMSに移行したことから戦闘機の発注が激減して経営難におちいるが、その技術資産を惜しむAE社と提携して「ガンダム開発計画」に参画、GPシリーズのコア・ファイターの開発にも貢献する。そのまま宇宙世紀0082年6月にAE社に吸収合併され「AEハービック」となり、AE社の航空機部門の主要スタッフとなる。フォン・ブラウン市にあり、代表取締役はトビー・バックランド。 映画『機動戦士ガンダムNT』の脚本ノベライズ版では、主人公ヨナ・バシュタの父親が同社の研究員で、コロニー内における無重力状態での画期的な航空技術を開発した功績を認められたことにより、宇宙世紀0075年にサイド6から地球(シドニー)への移住を許可され、地球連邦軍から航空徽章を授与されたと言及されている。映画本編でヨナ、リタ、ミシェルがそれぞれ持ち歩いている友情の証のペンダントは、この「父親の形見の航空徽章」を3人で分かち合ったものである。
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