バイオハザード: ザ・ファイナル
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「アルバート・ウェスカー」の記事における「バイオハザード: ザ・ファイナル」の解説
前作でアリスと共闘することになったが、実際はアリスを罠にはめるための嘘で結局本人はアンブレラ側の人間であった。各支部長から構成される委員会の議長などを務めるなど幹部の地位にあるが、立場としては従業員に過ぎず、アンブレラの最高責任者であるアイザックスの部下だったことが本作で判明する。ハイブの地下でアリスを仕留めようと画策するも、作戦はことごとく失敗し、最終的に本物のアイザックスを呼び覚まして指示を仰ぐ。しかし、アイザックスと対立しているアンブレラの大幹部アリシア・マーカスに解雇されたことにより、本来であればレッドクイーンが攻撃対象とすることができないアンブレラ社員の身分を喪失したため、レッドクイーンの機転によって扉で足を切断された挙句、アリスによって起爆装置を握らされる。最後はアリシアに助けを乞うも見放され、手を下ろしてしまい爆死する。 過去の作品と違い、圧倒的な強さや存在感がなくなっており、軽率な判断ミスや至らない部分が目立っている。 小説版ではゲーム同様にサムライエッジを愛銃としている。
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バイオハザード: ザ・ファイナル(2016年)
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「バイオハザード (映画シリーズ)」の記事における「バイオハザード: ザ・ファイナル(2016年)」の解説
「バイオハザード: ザ・ファイナル」も参照 アンダーソンは、シリーズの第6作目となる最終作の脚本と監督を務めた。サブタイトルは「The Final Chapter(最終章)」で、2Dで撮影されたものをステレオスコピック3Dにポストコンバートしている。ミラ・ジョヴォヴィッチがアリス役を再演し、ショーン・ロバーツ、イアン・グレン、アリ・ラーターだけが、それぞれアルバート・ウェスカー、アイザックス博士、クレア・レッドフィールドとして復帰した。前作に引き続き、アンダーソン監督は、前作のキャラクター、テーマ、ハイブの環境を復活させ、最終作では「一周する」という願望を述べている。撮影は2014年8月に南アフリカで開始される予定だったが、ジョボビッチの妊娠により2015年の夏に延期された。2015年9月18日に南アフリカでプリンシパルフォトグラフィーを開始した。 この映画は、2016年12月23日に東京で、2017年1月27日に北米で公開された。
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バイオハザード: ザ・ファイナル
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「アリス・アバーナシー」の記事における「バイオハザード: ザ・ファイナル」の解説
「バイオハザード: ザ・ファイナル」も参照 前作『V』終盤のワシントンD.C.のホワイトハウスにて、ウェスカーに薬品を投与されたことで、テレキネシスを取り戻したように描かれていたが、本作の小説版によると、ウェスカーがアリスに使った薬品の効力は一度きりの不完全品であり、小説版でのみ描かれるワシントンD.C.でのアンデッド軍団との戦いを脱するためにその力を使用し、再びテレキネシスは失われたことが本作の小説版に記されている。そのため本作ではテレキネシスは用いず、高い身体能力と銃火器やナイフを駆使したスタイルで戦う。主に使用する武器は、原作ゲーム『5』などに登場するゲームオリジナル武器で銃身が三つ存在するソードオフ・ショットガンの「ハイドラ(Hydra)」。 本作での彼女の性格は、これまでの多くの戦いを通して、人生を達観しており、『I』の屋敷で目を覚ましてから、本作まで、ずっとアンブレラ社とアンデッドと戦い続けていることを皮肉って、「走ることと殺すことが私の人生」であると語ったり、アンブレラの兵隊に捕縛された際に、笑いながら「それで精一杯?(Is that all you got?)」と煽ったり、アイザックス博士との最後の戦いで、追い詰められているような状況でも皮肉めいた笑いをするなど、初期作と比べると皮肉屋でシニカルな性格になっている。アンブレラの人間を殺すことに一切の躊躇は無いが、アンブレラが罪のない人間を殺し続けていることに嫌悪を抱き、生存者を身を挺して助けようとするなどの良心はずっと持ち合わせている。 本作では、ワシントンD.C.での戦いを一人生き延び、あてもなく彷徨っていたところをレッドクイーンと再会し、人類がまだ4472人生き残っていることと、48時間以内に残っている人類もアンブレラによる攻撃で全て滅びることをレッドクイーンから聞かされる。始めはレッドクイーンによる勝利宣言かと思って話を聞いていたが、レッドクイーンからアンブレラの最重要機密であるT-ウイルスに感染した地球上の生物すべてを殺すことが出来る「風媒の抗ウイルスワクチン」がラクーンシティのハイブに存在することを聞かされ、これを使ってアンブレラが引き起こした惨劇に終止符を打ってほしいと矢継ぎ早に依頼される。 レッドクイーンとは、今回のワシントンD.C.での戦いだけでなく、ハイブや生物兵器のシミュレーション施設アンブレラ・プライムの中で敵対し、多くの仲間を殺された経験があるため「信用できない」と一蹴するが、レッドクイーンは、アリスが今、最も望んでいる情報である「ウェスカーの所在」を明かし、彼もまたラクーンシティのハイブの中にいることを伝える。 半信半疑ではあるものの、裏切って多くの仲間を殺したウェスカーへの復讐を果たすため、そして十年前のハイブでのウイルス漏洩を止められなかった責任から、アリスは全ての事件の始まりの地であるラクーンシティのハイブへ向かう。 紆余曲折の末ハイブに到着後は、因縁の相手であるアルバート・ウェスカー、アンブレラ社の創始者であるアレクサンダー・ローランド・アイザックス、T-ウイルス開発者の娘で、アイザックスと共にアンブレラ社の共同所有者であるアリシア・マーカスの三人と邂逅し、そこで自身の出生に関する真実をアイザックス博士により告げられる。 アリスの正体は、T-ウイルスを開発したジェームズ・マーカス教授の一人娘であるアリシア・マーカスが、早老症の「プロジェリア」を発症せず、健康体のまま成人女性に成長した姿を想定して作られたクローン人間であり、『I』でアリスが目覚めたハイブの入り口である屋敷(鏡の館)での生活以前の記憶が、未だに不慥かなのはそのためである。自身の記憶に関しても、最も用いている名前である「アリス・アバーナシ―(Alice Abernathy)」、かつて『I』でアンブレラによる命令で偽装結婚し、ともに屋敷で暮らしていたスペンサー・パークス(スペンス)との記憶や、彼の姓である「パークス(Parks)」、かつて『II』の公式サイトや一部資料集などでアリスの本名として語られていた「ジェイナス・プロスペロー (Janus Prospero) 」などの名前や、その名前を名乗っていた以前の生活の記憶があることを小説版で思い出しているが、断片的に思い出した、かつて名乗っていた名前や、ハイブでスペンスと暮らす以前の全ての記憶が、アンブレラによって植え付けられた偽りの記憶であることが判明する。 このためアイザックス博士は、ハイブで生まれてから、十年間も世界を彷徨って、再びハイブに帰ってきたアリスのことを「放蕩娘(prodigal daughter)」が帰還したと嘲り笑っている。自身の出生の秘密を知って絶望するが、アンブレラと戦いたくても、弱くて戦えなかったアリシアと異なり、ずっとアンブレラと戦い続けてきたアリスのことをアリシアは「自分よりもずっと優れている」と称賛し、「あなたは強くあって欲しい」と希望を託される。 自身のオリジナルであるアリシアから希望を託されたアリスは、自身に課せられた最後の役目として、アイザックスの所持する「風媒の抗ウイルスワクチン」を世界に解き放ち、自分自身を含めたT-ウイルスに感染した生物全てを死滅させることを決意し、アイザックス博士との最後の戦いに挑む。アイザックスとの戦いで左中指、薬指、小指を失ってしまうが、死闘の末に彼を撃退した。その後、大量のアンデッドが自身に迫る中、抗ウイルス剤を解き放ち、T-ウイルスを浄化した。同時にアンデッドの大群と共に倒れ込み息を引き取ったかに見えたが、実際には抗ウイルス剤はT-ウイルスのみを破壊し、アリス自身の健康な細胞は一つも壊さなかったため生還した。 アンブレラの計画のための「道具」として生まれ、自分自身が抗ウイルス剤により死んでしまうことを恐れず、献身的にアンブレラと戦ったアリスを、レッドクイーンは「人間よりも人間らしい」と称賛した。そして戦いの果てにアリシアが遺した記憶データとリンクし、アリシア・マーカスの幼少期の思い出を手に入れる。アリシアの思い出と自身の十年間の戦いの記憶が合わさり、アンブレラの「道具」でも、アリシア・マーカスでもない、自分自身の記憶を手に入れた彼女は、最後に「私はアリス(My name is Alice)」とつぶやいて、彼女の十年に及ぶ物語は幕を閉じる。 小説版ではその後、バイクでワシントンD.Cに戻り、アリスのクローンの娘であるベッキーに無事再会している。
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