ニーバのパーティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 21:09 UTC 版)
「ドルアーガの塔 (テレビアニメ)」の記事における「ニーバのパーティー」の解説
ニーバ 声 - 櫻井孝宏(幼少期 - 金田アキ) 17歳。正確無比な射撃と卓越した知略を備える弓手(アーチャー)。ジルの異母兄。塔内では有名な登頂者で、「竜殺しのニーバ」の異名を持つ。 極めて冷静沈着だが、己の目的のためには仲間も踏み付けにする面もある。ジルが自分の反対を押し切って塔に登った後も気にかけてはいるが、一方では愛憎入り混じった複雑な感情を抱いている。ドルアーガの腹心であるサキュバスとは何らかの関係を持っており、塔の真実を知る唯一の人物。その目的はブルークリスタルロッドを使って二つの塔を一つにし、神々に対する兵器として使用することである。 一子相伝のローパー踊りを盗み見ることでマスターしていた(これをマスターしていたため、面白い芸を見せないと先に進めない扉を突破し、ジルよりも先んじて塔の上層部に向かうことができた)。 実力は非常に高く、破邪の矢の能力に驕ることなく戦術でも他を圧倒するほど鍛錬を積んでいる。人智を超えた四騎士相手でもその実力は見劣りせず逆にとどめを刺し、破邪の矢を使い尽くした後は四騎士が使っていた大剣をそのまま武器としてギルガメスと戦うなど適応度も高い。 本来の性格は泣き虫で劣等感の塊でありジルと森に行って道に迷った際、ジルは高揚感を楽しんでいたのに対しニーバは一晩中泣いていたという過去もある。ジルがニーバに甘え頼ることが多かったため、親が違うとはいえ兄として頼れる存在になるべき今のニーバの性格が形成された。 親が違うとはいえジルのことは弟として優しく接していた時期もあり、ジルが金魚の世話を怠った時には兄として叱ったりもしている。 ファティナに疑念の目をかけられた時はファティナの好意を利用してキスをすることでごまかしたり、カーヤが体力的についていけなくなった時はわざと強引に肉体関係をせまる演技をしてカーヤが自分から離れるように促すなど、非常に身勝手な方法も辞さない。一方で心情的には本気で相手のことを気遣っており、ファティナへのキスも彼女を本当に大切な仲間と感じていたが故など決して悪人ではない。カーヤへ肉体関係をせまる演技をしたのも自分を支えようとしてくれる彼女を傷つけることなく、そのうえで自らの意志で自分から離れていかせるには彼女に嫌われる以外に方法を見いだせなかったという不器用な性格も影響していた。 第1期の最終話で、真の姿を現したドルアーガの塔をカーヤと共に登って行った。 第2期終盤でギルガメスに戦いを挑むものの敗れ、その際に一度は瀕死の状態に陥るが、サキュバスの囁きを受けて命を繋ぎ復活。 ブルークリスタルロッドを手に二つの塔を一つにし、不完全ながらも少しずつ自らをドルアーガと化しながら神に対して戦争を仕掛ける。これは父の死や神々の気まぐれで苦しんだ上に悪意に満ちた人間世界に直面し、神々相手に戦争を仕掛けて勝利し自分自身が神となることが最優先であるためであった。だが実際にはジルに対する劣等感が全てであり、実際のところは神々に勝つことなどどうでもよくなってしまっていた。ジルとの最終決戦に敗れた際はようやくその劣等感から解放された。 最終回でジルと戦闘後死亡したかに見えたが、エンディングでは幼女化したサキュバスと共に彼のシルエットが一瞬写る。 ファティナ 声 - 堀江由衣 16歳。炎の魔法を操る美少女魔法使い(メイジ)。気が強く我がままだが、裏表のないさっぱりとした性格。怖い話が嫌い。金品やブランド物に目がなく、ブルークリスタルロッドの力で大金持ちになるためニーバのパーティーに参加する。ジルとはよく口げんかになるが、窮地に陥ったジル達を心配したり仲間の死に悲しみを見せるなど、根は素直で優しい。ニーバに想いを寄せていたが、彼がカーヤと共に幻の塔へ向かったことでその気持ちは踏み付けにされ、彼女の心には傷が残ることになった。 第2期では、引きこもりのジルの世話をしながらギルガメスの塔(旧ドルアーガの塔)の観光ガイドをし、自分の所持している杖そっくりのレプリカを売ったり(高価なせいか売れ行きは思わしくない模様)して生計を立てていた。ジルと共にカイと出会ってからも塔に登る事には反対していたが、やはり捨てきれない想いからジルたちと共に再び幻の塔を目指すことになる。パーティでは仲間を魔法でサポートし、幻の塔に入る際には自分の目的のために仲間を連れて幻の塔に足を踏み入れることを躊躇するジルを励まし、仲間と共に先へと進む決意を促した。彼女もまたジルと共に、ニーバ討伐へ赴く。 ジルに対しては、第1期では登頂者仲間という意識だったが、第2期では好意があるようで、ジルに抱きついたり、カーヤや他の女性への嫉妬を見せており、ジルとの生活もまんざらでは無かった様子。 最終決戦の際、ウトゥにプロポーズされるが、断っている。しかしニーバ討伐後もウトゥとは変わらず行動を共にし、息の合った凸凹コンビぶりを発揮。 カリー 声 - 石田彰 17歳。軽戦士(スカウト)。幼少期から裏社会で生きてきたため、その業界に精通しており世間慣れしている。目的はブルークリスタルロッドを手に入れてそのお金で貧しい故郷を再建すること。 通常は先行して哨戒するなど補佐役だが、地面に残された足跡を情報源に敵対パーティーの陣容を正確に把握したり、厳重に封印の施されたアイテムを開封するなど、登頂者としては相当な実力者。また、ダガーによる接近戦や巧みな投擲を見せるなど、個人としての戦闘力も高い。 パズズ達が運んでいた棺を発見し、内容物を確認するも、その直後に現れたパズズとの戦闘で口封じ同然に殺された。 第2期では常春の館にてウトゥ、ファティナらの「二度と会えないけど会いたい人」として、ジル達と再会した。また、マイト・ザ・フールに仲間を頼むと言うなど、死後もパーティーにとって重要な役割を果たす。 兜に隠れて表情のわからないウトゥが泣いていることを察するなど、非常に仲間思いな人物。 ウトゥ 声 - 安元洋貴 年齢不詳。巨漢で全身に鎧を纏い、大型の斧と手投げ弾を武器とし、第2期ではスイッチを入れることでエネルギーの刃が構築される斧(ハンマーなどにも変化可能)を使用(本人曰くこれに賞金のほとんどを費やしたらしい)。戦闘力も高く、落ち着いた性格で頼りになる男。子供好きな面もあり、パーティーと離ればなれになったクーパを背負ったりカイの世話をしたりなど外見に似合わない優しさを持つ。第2期でカリーと再会した際にはその喜びから、しばらく常春の館に留まることを望んでいた。 普段は兜の面頬を下ろしており、食事等のシーンでは画面の横や後ろを向いているため視聴者には素顔を見せなかったが、第2期では兜と鎧を纏わない姿で登場したため、彼の素顔を知らなかったジル、及びケルブにはウトゥだと認識されなかった。 クーパの料理の隠し味に気づくなど、味覚は鋭い。怖い話をするのが好きで、いつもファティナを怖がらせている。 第1期終了後、素顔を晒して謎のレスラー「キャプテン・モロー」として過ごし、チャンピオンにまでなっていた。自分が試合をしていたテント内での騒ぎの末、ジルやファティナ、そしてカイを援護して逃走。その後ジル達と共に幻の塔を目指し旅立ち、ニーバ討伐へ赴く。 その最終決戦の際、ファティナにプロポーズをしているが、断られる(だが、後述のとおり行動は共にしている)。 ニーバが倒された後は、ファティナと共にカリーの故郷を訪れたり、登頂者として活動している様子。 名前の元ネタは太陽神シャマシュのシュメール名。
※この「ニーバのパーティー」の解説は、「ドルアーガの塔 (テレビアニメ)」の解説の一部です。
「ニーバのパーティー」を含む「ドルアーガの塔 (テレビアニメ)」の記事については、「ドルアーガの塔 (テレビアニメ)」の概要を参照ください。
- ニーバのパーティーのページへのリンク