チーム・ガルグイユとは? わかりやすく解説

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チーム・ガルグイユ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 05:58 UTC 版)

M3〜ソノ黒キ鋼〜」の記事における「チーム・ガルグイユ」の解説

突如結成された、無明領域調査チーム。主にイクス所在していた学生関係者構成されている。全員幼少期一度会っていることが示唆されているが、その間記憶欠落しており、詳細不明。しかしこの8人の共振率は高く無人島訓練でも連絡手段が無い中、何も段取り決めてないにもかかわらず合流できた(その際に、共に行動していた2人組帰還後訓練において、同調率の高い者同士パートナー任命されている)。 実は、10年前無明領域生じたとき、そこに取り残されながら唯一の生還できた「神隠しの子供たち」と呼ばれる存在生還できた理由は、屍鋼化に対抗できる九ノ樹(ここのき)」の存在知っていたツグミ・ササメ・ミナシの3人が、友達として彼らを保護していたことによる鷺沼 アカシ(さぎぬま アカシ) 声 - 松岡禎丞井上麻里奈幼少期主人公汎用多腕重機ヴェス」の高い操縦技術を持つ少年チーム選抜される前は、九久ノ智学園在籍学生2年アージェント乗り込み受け入れられる。兄であるアオシ自分より優秀であったため、家の中では窮屈さ感じていた過去があり、自分が「死ね」と思った矢先に、両親と兄が死んでしまったことを引きずっているらしく、度々思い出している。特にアオシに関しては、幼いころ調査中の死去告知下された時は無意識に歪んだ笑み浮かべるほど疎んじて心根があった。アージェントのことを気味悪く思っており、時々見え映像から、人を殺したことがあるではないか疑っており、カサネアージェント人間のように扱っていることも、疑うことに拍車をかけている。無人島訓練ではエミルと共に行動し仲間たち合流したまた、帰還後無明領域突入任務では、エミル気づかい任務志願するが、逆にエミル死んでしまい、さらには自分エミルの話をちゃんと聞けていなかったことから、深く後悔していた。シロガネ搭載されていたデータレコーダー無明領域から回収する任務の際に、シロガネ胸部パーツ発見したことで、アージェント染み込んでいた(正確に染み込んでいるのではない)アオシ記憶フラッシュバックしてしまう。精神汚染を受けながらも何とか脱出するが、アオシ記憶見たことからカサネに対して冷たい態度を取るようになるその後ガルグイユ脱退し普通の生活戻ろうとするが、途中出会ったササメ言葉夏入見せられデータレコーダーデータカサネとの和解によってガルグイユに戻る。無明領域取り残されヘイト救出する作戦に向かうアージェントコクピットの中で、アージェントを完全に受け入れ決意をする。パートナー人間ではないが、1番共振率が高かったためパイロットパートナーとしてアージェント当てられている。 破先 エミル(はざき エミル) 声 - 日笠陽子 九久ノ智学園派遣清掃員からパイロット養成コース抜擢される。明る性格打算的な本質2面性を持つ少女。この2面性は、過去両親死に災害補償金目的で親戚引き取られた際に、学校での虐め親戚の家での毎日によって性格歪んでしまったため。中学卒業後は、まっさき親戚の家を出て働き始めていた。ガルグイユメンバー選ばれたことには「自分馬鹿にした奴ら見返すチャンス」という思い強く訓練には誰より必死身体の腹部から太ももにかけてイマシメ体表面のように黒くなっていて、「イマシメ化」の恐怖感じながらも仲間たちには何とか隠していた。しかし、無人島訓練夜にヘイトバレてしまい、さらに、訓練から帰還してからもイマシメ化が進行し左腕まで侵食されてしまう。追い打ちをかけるように、パートナーであるヘイトからは「自分イマシメになってしまう」という恐怖煽られ無明領域突入任務身体異変起こり周り小型イマシメ出現させ、暴走状態になってしまう。すぐに暴走収まりヴェスから救出された後はイクス本部医療施設運ばれるも、翌日の朝に屍鋼全身覆われ死亡する前に2号機セーヴルLIMとなった最後にアカシ向けた言葉である「躯を倒して」は、アカシの心に深く根付いている。 出羽 ササメ(いずりは ササメ) 声 - 小岩井ことり 健康検査のため、遅れて編入し少女他のメンバーからは「普通」と言われる。「躯」の側にいた少女酷似しているが、髪型が違う。無人島訓練ではミナシ合流し、歌を歌うことで共鳴現象起こした帰還後無明領域突入任務後にエミルの死を知り深く落ち込んだが、ミナシ言葉動かされ、マアムの代わりに夜間警備志願したエミル同じように体が徐々に屍鋼覆われており、右腕は手を除いて全体的に覆われている描写がされている。その後3号機ギュールズLIMとなったパートナーミナシ。実は、「躯」の側にいた少女ツグミ双子の妹であり、ツグミミナシと共に読島から躯を東京持ち込み無明領域作った張本人一人だが、無明領域からアカシらを逃す際にすべての記憶失った波戸 イワト(なみと イワト) 声 - 前野智昭佐藤利奈幼少期アカシ友人古くからの付き合いアカシ同じくガルグイユ選抜前は九久ノ智学園2年生でヴェスパイロットとしてアカシ競い合っていた。一見おちゃらけているが、人当たりはよく陽気。アージェント乗るアカシのことを気にしている。何かとライカといることが多く無人島訓練でもライカと共に行動していた。無明領域突入任務終了後は、エミルの死を知り自分自身落ち込む中、憤るライカスパーリング付き合ったり、マアムのことを気づかったりと、周り気を配っていた。パートナーライカ ライカ(かすみ ライカ) 声 - 矢作紗友里 ガルグイユパイロット選抜前からイクス所属ヴェステストパイロットとして活動していた。かなり強気な性格で、上官にも食ってかかるほど。アージェント乗れない自分に不満を持っているが、アージェント気味悪く思っている。無人島訓練ではイワトと共に行動した無明領域突入任務終了後エミルの死を知るも、納得が行かず憤りイワト相手片手スパーリングをして怒りぶつけていた。マヴェス試作2号機完成したことを聞きテストパイロット志願し搭乗するも、起動した途端に精神負荷に耐え切れず結局パイロットになることは無かったパートナーイワト真木 ミナシ(まき ミナシ) 声 - 柿原徹也津田美波幼少期邪気がなく、子供のように仲間接する。ライカからは「小学生」と評されるくらい明るくチームムードメーカー存在。よくササメを気にかけており、ササメの場所が何となくでわかってしまうほど。無人島訓練ではササメと共に仲間たち呼び共鳴現象よるもの合流した無明領域突入任務終了後エミルの死で落ち込むササメを励ますも、ミナシ自身エミル死に納得しておらず、エミル探すヘイトと共に研究所忍び込むが、ここで助け求めエミル声を聞くことになる。記憶同調時など本来は何らかの精神的嫌悪が来るはずであるが、彼に限ってそれは起こらず平然となっており、他の仲間知らない過去情景など一連の事情知っている不気味な節があるパートナーササメ。実は、読島から躯を東京持ち込み無明領域作った張本人一人で、ササメ異なり、その記憶保持している。 弓月 マアム(ゆづき マアム) 声 - 福圓美里 根暗地味な少女チーム選抜前は九久ノ智学園学生1年自分いじめた相手悲惨な目に合わせるという内容小説書いている。見た目通り非力であり、ヴェス操作技術身体能力など1番低い(ササメ訓練描写が無いので、1番かは不明)。無人島訓練全員合流するまで、誰とも合流できなかった。無明領域突入任務終了後は、エミルの死が、自分書いた小説同じようになってしまったため、自分責めてしまう。夜間警備でも自信無さから、「躯」が出現しても、まともに動けなくなってしまう。物語中盤までは誰とも共信できずパートナー不在だったが、第14話にて屍鋼化の進むヘイト代わりセーヴルへの搭乗テスト(=エミルとの共信)を行う。最初搭乗ではエミル見捨てたという思いから自ら創りだした恐怖汚染され意識失いテスト失敗に終わる。しかし記憶にない昔の日記一文きっかけに再び搭乗テスト挑み、そこでまた恐怖イメージ取り憑かれる10年前記憶蘇り、かつてエミル出会っていたこと、そして先の一文当時エミル書き加えた物であり彼女も自分と同じ孤独抱えていたことを理解し起動成功する。マヴェスパイロットとなってからもドジ臆病な根の部分変わらず他のメンバー足を引っ張ることもあったが、最終決戦ではガルグイユ唯一のマヴェスパイロットとして自ら躯を誘い出す囮役に志願し傷だらけになりながらもその役目全うする等、著し成長果たした。 伊削 ヘイト(いさく ヘイト) 声 - 村瀬歩種田梨沙幼少期過去家族皆殺しにしている。アージェント乗り込むが、幼い姿の自身イマシメ化するような描写が頭をかすめ、アージェント制御不能になり受け入れられなかった。無人島訓練にて、他の仲間より先に無人島潜伏していた。そこで、仲間たち全員初め合流し恐怖足りないと言ってアカシナイフ切りつけるが、途端に興味無くし戻ってしまう。その夜エミルイマシメ化を知りパートナーということもあってエミル親しく接するようになる(とは言葉だけで、単にエミル恐怖を煽っていた)。無明領域突入任務では、身体異変起きエミルに「アカシがおまえを殺しに来た」と嘘で煽り暴走状態引き起こしたその後エミルの死を知るも、「俺の恐怖エミル)が死ぬはずがない」とエミル死に納得しておらず、ミナシと共に研究所潜入する捕縛された。その後夏入策略によりアージェントをもとに建造されマヴェス2号機SABLEセーヴル)」を起動することとなり、パイロットとなったデータレコーダー回収任務の際に、精神汚染影響幼少の頃記憶フラッシュバックしてしまいその場から動けなくなり無明領域取り残され救出されたが40屍鋼化してしまった。

※この「チーム・ガルグイユ」の解説は、「M3〜ソノ黒キ鋼〜」の解説の一部です。
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