スリークォーターパンツとは? わかりやすく解説

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クォーターパンツ

(スリークォーターパンツ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/31 03:29 UTC 版)

クォーターパンツ (Quarter pants) とは、ズボンの総称。ショートパンツの一種で、ハーフパンツより短く、の長さは太股の上半分が覆う2-3分丈程度である。クォーター=1/4→2.5から由来している。一方、スリークォーターパンツはハーフパンツより長く、長ズボンより短く、裾の長さは腓腹筋の下半分を除いて覆う7-8分丈程度である。スリークォーター=3/4→7.5から由来している。

用途

2020年代初頭から多くの応援部に導入された野球部のようなチアリーダーユニフォームは、クォーターパンツとショートパンツを主な特徴としている。 このユニフォームは選手(特に野球)のユニフォームから派生したものだが、選手のユニフォームとは異なり、チアリーダーのユニフォームは丈の短い半ズボンを使用している[1]。 クォーターパンツ丈の半ズボンは、主に2つの長さのうちの1つ(もう1つはショートパンツ丈)であり、その長さは、選手や応援部の男性メンバーが使用する長ズボンや、体育着に使用される膝丈のハーフパンツとの視覚的な違いを生み出す重要な役割を果たす。

長さによる分類の例

それぞれの裾には厳密な定義がないため、以下はおおよその目安である。

  • ホットパンツ - 0-1分丈、裾がほとんどない極端に短いもの[2]。おもに女性用。
  • 半ズボン - 5分丈未満、裾が膝より短く、おもに男児用の子供服を指す。
  • ショートパンツ - おおむね1-3分丈のものを指す。
  • クォーターパンツ - 2-3分丈程度。クォーター=1/4→2.5分丈。
  • ハーフパンツ - 4-6分丈程度。スリークォーターパンツより短く、クォーターパンツより長い、中間的なものの総称。
  • カプリパンツ・クロップドパンツ・スリークォーターパンツ- 7-8分丈[3]、おもに女性用。厳密には長さによる分類ではなく特定の形態を指すが、「カプリ丈」・「クロップド丈」などとして使用される場合もある。スリークォーター=3/4→7.5分丈。
  • 長ズボン - 10分丈、踝の下までの裾丈[3]。基本的には脚をすべて覆って肌が露出しないもの指す。

脚注

出典

関連項目

  • 短パン - ハーフパンツが定着するまでの間、男子の体操服(一部の学校では女子も)におけるボトムスの主流を担っていた。
  • ブルマー - ハーフパンツが定着するまでの間、基本的に女子の体操服におけるボトムスの主流を担っていた。なお、カンコーの製品(女子用のクォーターパンツ、品番:JP6120)には、「新ブルマ」の旨が記載されている。
  • ミニスカート - スカートの中では、一般的にクォーターパンツと同等の丈がある。



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