クロップドパンツ

実用日本語表現辞典

クロップドパンツ

英語：cropped pants

クロップドパンツは、裾をやや短く切り詰めたパンツのこと。いわゆる「サブリナパンツ」もクロップドパンツの一種。「7分丈パンツ」のような呼び方もできるが、クロップドパンツは必ずしも7分丈とは限らず、裾丈の短さはまちまちである。

クロップドパンツは英語では cropped pants と表記される。cropped は動詞 crop（縁を切り落とす）の過去分詞形。つまり cropped pants とは「縁を切り落とされたパンツ」という意味である。

クロップドパンツはくるぶし周辺を覆わない程度の裾丈であり、軽やかで涼しげな印象を演出しやすい。カジュアルな装いにも合い、ジャケットや革靴などのフォーマル（スマートカジュアル）な装いにも合わせやすい。ただし全体のシルエット等を考えないとハンパな丈のダサい格好という印象を醸しやすくもある。

クロップドパンツは近年は女性物に限らず男性物のパンツにも多い。

（2020年9月9日更新）

デジタル大辞泉

クロップド‐パンツ【cropped pants】

読み方：くろっぷどぱんつ

《cropは切り取るの意》裾を切り落としたようなデザインの、七分丈程度のパンツ。パンタクールやサブリナパンツ、カプリパンツなどもこの一種。