サンリオキャラクター大賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 05:58 UTC 版)
「いちご新聞」の記事における「サンリオキャラクター大賞」の解説
サンリオキャラクター大賞(サンリオキャラクターたいしょう)は、1986年 から『いちご新聞』上で毎年実施しているサンリオキャラクターの人気投票企画である。2010年からは、携帯電話・パソコン・サンリオショップ店頭からの投票が開始された(但し、2011年〜2015年はサンリオショップ店頭からの投票はなし)。2013年には、テーマパーク(サンリオピューロランド・ハーモニーランド)、ニコニコ超会議2の「サンリオ出展ブース」(プレ投票)からも投票が可能になる。 『いちご新聞』上では、2010年までは、毎年5月号から投票を開始。その年の9月号で投票結果が発表された(また、1988年〜2009年は、1位のキャラクターが同号の表紙を飾っていた)。2011年は、5月号から投票を開始し、10月号で投票結果が発表された。2012年は6月号から投票を開始し、11月号で投票結果が発表された。2013年は6月号から投票を開始し、9月号で投票結果が発表された。2014年は、5月号から投票を開始し、10月号で投票結果が発表された。2015年〜2018年は、6月号から投票を開始し、9月号で投票結果が発表された。2019年〜2020年は、5月号から投票を開始し、8月号で投票結果が発表された。 1986年は43キャラクターがエントリーされ、「ザシキブタ」が初代グランプリを獲得した。また、「懐かしのキャラクター部門」が設けられ、「タイニーポエム」が1位を獲得した。また、翌年より上位にランキングされたキャラクターたちの記念グッズが1994年まで発売されていた。 2012年は、新たな試みとして、「中間発表」としてランキングの途中結果を公表している。また、『いちご新聞』での結果発表に先駆け、9月1日にサンリオピューロランド・ハーモニーランドで大々的に結果発表を行うなど、各種イベントも実施された。また、『いちご新聞』紙面上で別枠で「サンリオキャラいちご新聞大ランキング」(後述)が新設された。 2013年は、ノミネートされたキャラクターによる「これやります宣言」が発表された。また中間発表やPR活動、サンリオピューロランドでの授賞式なども実施される予定である。また、従来のサンリオキャラクター大賞とは別枠で「コラボ部門」(後述)が新設された。 2014年は、エントリーしたキャラクター100種を5グループに分けて予選が行われ、各グループの上位4種、全20種のキャラクターから大賞が決定されたが、2015年以降は従来の形式に戻った。この年は『いちご新聞』紙面上における司会は「だちょのすけ」に代わり「バッドばつ丸」が担当した。また、今回のグループ分けを機に団体戦が開催され、初戦(1stステージ)では全20キャラクターの合計が53万票余りを集めたAグループ、決戦(ファイナルステージ)では4人全員がトップ10入りを果たしたEグループが制した。また、ネット投票のみを集計した結果は、ポムポムプリンが1位(2位以下シナモロール、ふくちゃん、マイメロディ、ゴーちゃん。)であった。 2015年はこの年に限り「キャラクターパフ部門」が新設された。順位は1位からポムポムプリン、マイメロディ、ハローキティの順であった。 2016年は、キャラクターをなでると1票が入る「なでる投票」がこの年初めて実施され、スマートフォン上に表示されたキャラクターを指でなでる「なでる投票」 では、得票数ではなくなでられた時間が最も長かったポムポムプリン(4605時間11分52秒)、サンリオピューロランドで週末に行われたイベントでライブキャラクタ(着ぐるみ)を実際になでる「リアルなでる投票」 ではバッドばつ丸が制した。また、今年よりサンリオショップ店頭からの投票が復活し、サンリオショップの票のみを集計した結果、マイメロディが1位であった。また、『いちご新聞』紙面上で別枠で「サブキャラコンテスト」(後述)が新設された。 2019年は、無料でできるWeb投票と商品を購入した際に投票する「1票の価値」は同じでよいのかという声を受け、この年よりサンリオショップ店頭からの投票は3倍、『いちご新聞』からの投票は2倍の重みづけが行なわれた。これによりショップにより多くの来店客が見られるようになった。また、この年よりエントリーしたキャラクターは100種から80種に減じられた(いちご新聞ランキングも同様)。 2020年は、キャラクター⼤賞にノミネートされているキャラクター80種がそれぞれデザインされている、大賞公式コラボグッズの「サンリオキャラクター歩数計」の購入予約数が最も多かったキャラクターに贈られる特別賞の「タニタ賞」が設けられ、購入予約数が最も多かった「yoshikitty」が受賞した。また、コロナ関連によるサンリオショップの臨時休業が相次ぎ、思うようにサンリオショップ店頭からの投票(チップde投票)が出来なかったため、サンリオキャラクター大賞終了後の6月12日から30日にかけて、スピンアウト企画の 「チップde投票リターンズ」がサンリオショップ各店舗で開催された。ちなみにサンリオショップのひとつのハーモニーランドでのトップ5は1位から順に「ハローキティ」、「シナモロール」、「マイメロディ」、「ポムポムプリン」・「クロミ」(ともに4位タイ)であった(この回の票は、公式にはサンリオキャラクター大賞本戦の結果には反映されない)。 基本的にはサンリオが自前で著作権を管理する作品としてのエントリーとなっている。例外として、2014年から2016年までは『SHOW BY ROCK!!』のみ登場するバンドごとのエントリーとなっていた。1990年代初頭までは、サンリオが販売に関わっただけの外部版権も投票対象となっていた。 サンリオキャラクター大賞の前身は1975年から『いちご新聞』(11号)上で実施された「サンリオキャラクター人気コンテスト」で、第1回は10キャラクターでスタートし、年を追うごとにキャラクターを増やすなど盛り上がりを見せた。因みに第1回の順位はスヌーピー(1位)、パティ&ジミー(2位)、ハローキティ(3位)であった。 年1位2位3位4位5位1986年(第1回) ザシキブタ スヌーピー ハンギョドン タキシードサム ニャニィニュニェニョン 1987年(第2回) マロンクリーム スヌーピー みんなのたあ坊 ぽこぽん日記 ブラウニーズストーリー 1988年(第3回) みんなのたあ坊 スヌーピー ぽこぽん日記 フィリックス・ザ・キャット ノラネコランド 1989年(第4回) みんなのたあ坊 けろけろけろっぴ スヌーピー マロンクリーム ぽこぽん日記 1990年(第5回) けろけろけろっぴ みんなのたあ坊 マロンクリーム スヌーピー ぽこぽん日記 1991年(第6回) ポチャッコ けろけろけろっぴ マロンクリーム みんなのたあ坊 スヌーピー 1992年(第7回) ポチャッコ るるる学園 ザ・ボードビル・デュオ マロンクリーム アヒルのペックル 1993年(第8回) ポチャッコ パタパタペッピー るるる学園 おさるのもんきち ザ・ボードビル・デュオ 1994年(第9回) ポチャッコ パタパタペッピー バッドばつ丸 るるる学園 ミスターベアーズドリーム 1995年(第10回) ポチャッコ バッドばつ丸 パタパタペッピー ハローキティ ミスターベアーズドリーム 1996年(第11回) バッドばつ丸 ポチャッコ パタパタペッピー ハローキティ ミスターベアーズドリーム 1997年(第12回) ポムポムプリン ハローキティ バッドばつ丸 ポチャッコ マイメロディ 1998年(第13回) ハローキティ マイメロディ ポムポムプリン リトルツインスターズ パティ&ジミー 1999年(第14回) ハローキティ マイメロディ ポムポムプリン リトルツインスターズ ディアダニエル 2000年(第15回) ハローキティ マイメロディ ポムポムプリン ディアダニエル リトルツインスターズ 2001年(第16回) ハローキティ マイメロディ ポムポムプリン ディアダニエル リトルツインスターズ 2002年(第17回) ハローキティ マイメロディ ディアダニエル リトルツインスターズ ポムポムプリン 2003年(第18回) ハローキティ リトルツインスターズ シナモロール マイメロディ ポムポムプリン 2004年(第19回) ハローキティ リトルツインスターズ シナモロール マイメロディ ディアダニエル 2005年(第20回) ハローキティ チャーミーキティ シナモロール リトルツインスターズ マイメロディ 2006年(第21回) ハローキティ チャーミーキティ シナモロール マイメロディ クロミ 2007年(第22回) ハローキティ チャーミーキティ マイメロディ リトルツインスターズ シナモロール 2008年(第23回) ハローキティ マイメロディ チャーミーキティ リトルツインスターズ シュガーバニーズ 2009年(第24回) ハローキティ リトルツインスターズ マイメロディ チャーミーキティ シュガーバニーズ 2010年(第25回) マイメロディ リトルツインスターズ ハローキティ ポムポムプリン クロミ 2011年(第26回) マイメロディ リトルツインスターズ ハローキティ ポムポムプリン シナモロール 2012年(第27回) ハローキティ マイメロディ リトルツインスターズ シナモロール ポムポムプリン 2013年(第28回) ハローキティ マイメロディ ポムポムプリン リトルツインスターズ シナモロール 2014年(第29回) マイメロディ ハローキティ リトルツインスターズ ポムポムプリン シナモロール 2015年(第30回) ポムポムプリン シンガンクリムゾンズ シナモロール ぐでたま マイメロディ 2016年(第31回) ポムポムプリン シナモロール マイメロディ ぐでたま ハローキティ 2017年(第32回) シナモロール ポムポムプリン マイメロディ ハローキティ ぐでたま 2018年(第33回) シナモロール ポムポムプリン YOSHIKITTY ハローキティ マイメロディ 2019年(第34回) ハローキティ シナモロール ポムポムプリン マイメロディ ポチャッコ 2020年(第35回) シナモロール ポムポムプリン ポチャッコ マイメロディ ハローキティ 2021年(第36回) シナモロール ポムポムプリン ポチャッコ マイメロディ クロミ 2022年(第37回) シナモロール ポムポムプリン クロミ ポチャッコ マイメロディ ウィキニュースに関連記事があります。第29回サンリオキャラクター大賞、結果発表される (2014年8月4日) 主なデータ 1位受賞回数最多 - ハローキティ(2019年時点で通算15回。1998年(第13回)から2009年(第24回)まで12年連続1位、2012年(第27回)および2019年(第34回)に返り咲き1位) 初登場1位 - ポムポムプリン(1997年(第12回)の1位) コラボ部門 2013年より行われた「コラボ部門」の順位は以下のとおり。 年1位2位3位4位5位2013年 ペンちゃん・ペン子ちゃん×ハローキティ フェルナンデスくん×マイメロディ シャボンちゃん×リトルツインスターズ 吉田くん(鷹の爪団)×ハローキティ なめこ栽培キット×ハローキティ 2014年 フェルナンデスくん×マイメロディ シャボンちゃん×リトルツインスターズ ペコちゃん×ハローキティ うさちゃん×ハローキティ 鷹の爪団 レオナルド博士×ハローキティ 2015年 ゴーちゃん。×マイメロディ シャボンちゃん×リトルツインスターズ 秘密結社 鷹の爪 吉田くん レオナルド博士×ハローキティ ペコちゃん×ハローキティ ぷらクマくん×マイメロディ 2016年 お買いものパンダ×マイメロディ ふなっしー×ハローキティ こえだちゃん×リトルツインスターズ Suzy's Zoo×マイメロディ ゴジラ×ぐでたま 2017年 こえだちゃん×シナモロール たまごっち×サンリオキャラクターズ どうぶつの森×サンリオキャラクターズ トランスフォーマー×ぐでたま スージー・ズー×マイメロディ 2018年 スプラトゥーン2×サンリオキャラクターズ ミイラの飼い方×ポムポムプリン パンパカパンツ×ポムポムプリン 柴犬まる×ポムポムプリン 蒼井翔太×リトルツインスターズ 2019年 ハローメンディー×サンリオキャラクターズ 赤西仁×ぐでたま ☆イニ☆×シナモロール ひよこちゃん×ぐでたま ココシエルちゃん×マイメロディ 2020年 まあたそ×ハンギョドン おジャ魔女どれみ×サンリオキャラクターズ ココシエル×マイメロディ&クロミ ヨッシースタンプ×サンリオキャラクターズ SOL(ソル)×ぐでたま 2021年 @小豆×はぴだんぶい ナポリの男たち×はぴだんぶい しばんばん×ポムポムプリン SOL(ソル)×ぐでたま あわたん×シナモロール 2022年 しゅわっちぃ×サンリオキャラクターズ M.S.S Project×サンリオキャラクターズ うえたん×シナモロール 雪見うさぎ×シナモロール たまごっち×サンリオキャラクターズ
※この「サンリオキャラクター大賞」の解説は、「いちご新聞」の解説の一部です。
「サンリオキャラクター大賞」を含む「いちご新聞」の記事については、「いちご新聞」の概要を参照ください。
- サンリオキャラクター大賞のページへのリンク