ゴーデス関連
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「ウルトラマン超闘士激伝」の記事における「ゴーデス関連」の解説
ゴーデス 宇宙が生んだ絶対悪を自称する宇宙の悪魔。不死身のごとき生命力とあらゆる生命体からエネルギーを吸収することが出来るゴーデス細胞を持つ。ゴーデス細胞は飛び道具としてばら蒔いても効果があり、感染した相手からエネルギーを吸収する。宇宙の絶対悪ゆえに正義のオーラには敏感であり、グレートがマグナムシュートを用いたことで彼の居場所を察したり、ウルトラマンがキングに変装していることも感じ取っていた。ウルトラの星の決死隊の手で全滅させられたはずだったが、生き残りがおり、その生き残りはコダラーを復活させて、全宇宙を地獄に変えようと目論む。笑い声は「カーハッハッハッハッ」 第3回銀河最強武道会開催前にグレートと戦い、彼の身体を乗っ取ることに成功。コダラー復活のエネルギーを集めるために、顔に傷を負ったウルトラ戦士こと仮面騎士として第3回大会に出場する。ベスト16でPバルタン、ベスト8でエースを破り、ベスト4に進出。いずれの試合も正体を隠すべくクリーンファイトを用いていたが、準決勝でのパワードの猛攻により黒い稲妻の使用を余儀なくされたことで正体を現すことになった。ゴーデス細胞を用いて出場者たちのエネルギーを吸収するも、超闘士やパワード流拳法のオーラを展開すれば、ゴーデス細胞を無力化できることが発覚。2大超闘士に追い詰められていくが、グレートの身体を乗っ取ったことを明かしたことで2人の動きを封じることに成功。その際、皮肉を込めて自らをウルトラマンゴーデスと名乗った。パワードのメガ・スペシウム光線でやられそうになるが、タロウが割って入ったことで無傷で退け、呼び出したUF-0に乗って逃亡に成功する。アジトの海魔星に戻った後、集めたエネルギーをコダラーの卵に与え、戦士狩りのためにゴーデス五人衆を誕生させた。海魔星に乗り込んできたタロウに一度は追い詰められるが、グレートの声を使った演技でタロウを油断させたところに、暗黒バーニング・プラズマを直撃させて戦闘不能にした後、タロウのエネルギーを用いてコダラーを復活させることに成功する。しかし、コダラーに半殺しにされてしまい、ウルトラマンとコダラーが戦っている間に逃亡するが、コダラーに呼応して飛来して来たシラリーの絶命光線を浴びて死亡。 ガシャポンフィギュアは仮面騎士とウルトラマンゴーデス状態の2種類で、前者は仮面を外すことができ、後者はゴーデス本体を取り外せばグレートとなるものと一体化しているものの両方が発売された。主なオリジナル技 黒い稲妻 - ゴーデス自らが作り出した暗雲から放つ稲妻。ゴーデスの言い伝えには「全力で戦うとき、天空ににわかに暗雲たちこめ、黒い稲妻が落ちる」とされている。 戦闘エネルギー球 - ゴーデス細胞で集めたエネルギーで作り出した巨大な球体。これにより、ゴーデスは半永久的にエネルギーを得ることが出来る。第3回銀河最強武道会の出場者たちから奪ったエネルギーで作り出し、撤退後はコダラーの卵に与えた。 暗黒バーニング・プラズマ - ウルトラマンゴーデス状態から放つ強化版バーニング・プラズマ。オリジナルとは異なり、左腕から放つ。 UF-0 (ユーエフ.ゼロ) ゴーデスが移動用の乗り物として使用する円盤生物。召喚時はゴーデスが右腕の一部を変形させた触角から呼び出される。 2大超闘士に追い詰められたゴーデスが撤退する際に呼び出された。コダラーから逃れる際にも呼び出されるが、シラリーの絶命光線をゴーデスと共に浴びて死亡。 ガシャポンでもフィギュアを乗せることが出来る。 ゴーデス五人衆 ゴーデスが自ら生み出した部下たち。ウルトラ戦士に勝ちたいと願う怪獣や宇宙人達がゴーデス細胞の鎧「邪生鋼(エビルブレスト)」に取り込まれて誕生した。元の怪獣や宇宙人の力を20倍に強化しており、ゴーデス細胞も用いる。取り込まれた怪獣や宇宙人達は鎧が破壊されると解放されて元の姿に戻ることができる。コダラー復活のためのエネルギー確保のために、ウルトラ戦士を狙うが、全員が倒された。 ガシャポンでは劇中同様、鎧と中の別キャラクターを分けて遊べる。邪生鋼戦士ブローガ(キングボックル/ブローズ) キングボックルを素体として覚醒。弁髪状の鞭からは電流も放つ。最もゴーデスに忠実で五人衆の事実上のリーダー。 ゲルガン、デーガンと共にウルトラマンと戦うが、デーガンとゲルガンを倒され、自身も完全に追い詰められるも、本拠地を教える振りをしてウルトラマンの身体を乗っ取ろうとする。しかし、逆に超闘士のエネルギーを送り込まれて支配されてしまい、本拠地まで案内することになり、海魔星に着くと同時に超闘士エネルギーで意識は消滅。抜け殻となった鎧はウルトラマンがバランガを倒した直後、粉々に割られた。 邪生鋼戦士ギガルス(ゴラ/ギガザウルス) ゴラを素体として覚醒。首のパーツが変形した二門式冷凍銃を駆使する。手柄争いよりは実力を試すことに関心がある様子。 重装鉄鋼を装備した80と戦い、ゴーデス細胞を無力化されながらも実力差で追い詰めるが、重装鉄鋼を装備した助っ人のジョーニアスに冷凍銃を弾かれてしまう。ジョーニアスの猛攻に対して、素体であるゴラが元々持っていた炎熱攻撃を強化して放ったことで巻き返しを図るも、80の攻撃で隙が生じ、ジョーニアスの手で空中に放り出された後、スーパーバックルビームとスーパーロッキングスパークの挟み撃ちで倒された。戦い終えた後、ジョーニアスと80は元に戻ったゴラからゴーデスのアジトを聞き出した。 邪生鋼戦士ゲルガン(ベムラー/ゲルカドン) ベムラーを素体として覚醒。鎧そのものに翼があり、高速飛行を披露した時は建物をいくつも切り裂いていた。 ウルトラマン、デーガン、ブローガの戦闘に横入りし、ウルトラマンを狙うも、デーガンが瞬殺され、直後にギガルス戦に場面が移り、再び場面が戻ってきた時には既に自身も倒されていた。ベムラーはシーダとの戦いが終わった後、ササヒラーと共に刑務所に収監されている姿が描かれたが、ゲルガン化したベムラーと同一人物かは不明(同じ牢にはキュラソ星人やガモスもいた)。 邪生鋼戦士デーガン(テロリスト星人/デガンジャ) テロリスト星人を素体として覚醒。宇宙を蹂躙する際はその刀を振るい、固有能力は不明。 鎧が装着されていない部分の体と剣を見て、テロリスト星人の体を乗っ取ったと見破ったウルトラマンに元々の体の20倍に強化されていることを高らかに宣言するものの、それでは厳しくないかと言われた上に一撃で本体(鎧部分)を割られて倒された。 邪生鋼戦士バランガ(ツルク星人/バランガス) ツルク星人を素体として覚醒。レーダー能力を持つ霧や相手の思考を鈍らせて動きを封じる毒ガスを用いる。本人曰く「ゴーデスの狡賢さを最も濃く受け継いでいる」ことから巧妙心が非常に強い。 他の4人に邪生鋼戦士内でのリーダーを決めようとけしかけた上で、自分は本拠地にて、敵を生け捕りにした仲間であろうと仲間を倒した敵であろうと構わず襲い掛かるつもりで待ち伏せていた。ピッコロの案内で海魔星に現れたタロウを狙い、思考を鈍らせる毒ガスでタロウの動きを封じるが、最初から何も考えていないピッコロとブラックピジョンには毒ガスが通じず、彼らの手で中途半端にボコボコにされるという生き地獄を味わわされ、戻ってきたブローガに泣きついて助けてもらおうとしたが、ブローガの意識はウルトラマンのエネルギーですでに力尽きており、それに気付かぬまま、ウルトラマンの拳で木っ端微塵に割られて倒された。 海魔神コダラー/究極魔神コダラー 宇宙全てを滅ぼす破壊神の一体で海の魔神。ウルトラマンの動きから格闘技も学ぶなど、学習能力も高い。 銀河最強武道会の参加者やタロウから奪ったエネルギーを利用したゴーデスの手で復活。ゴーデスを半殺しにし、ウルトラマンとの戦いでも互角以上の力を見せ、シラリーに吹き飛ばされたウルトラマンに放ったパンチで新装鉄鋼とウルトラクラウンを破壊する。パワードの捨て身の念力で操られたシラリーと同士討ちをすることになり、相打ちとなるが、シラリーと共にシーダに転生した。 シーダ時は下半身を構成することからシラリーとは逆に両腕を持たない。 天魔神シラリー/究極魔神シラリー 宇宙全てを滅ぼす破壊神の一体で天の魔神。絶命光線を最大の武器としている。 コダラーに呼応して復活。阻もうとしたキングに重傷を負わせた後、海魔星に飛来。逃亡途中のゴーデスとUF-0を絶命光線で葬った後、コダラーとの連携でウルトラマンや救援に駆けつけた鋼魔四天王も戦闘不能に追い込むが、パワードの捨て身の念力でコダラーと戦うように仕向けられてしまう。同士討ちは相打ちで終わったが、コダラーと共にシーダに転生した。 シーダ時は上半身を構成することからコダラーとは逆に両足を持たない。主なオリジナル技 絶命光線 - 口から放つ光線で、撃たれた相手は一発で生命活動が停止してしまう。不死身とされる程の生命力を持つゴーデスすらも殺してしまったが、重装鉄鋼には通用しない。合体後のシーダも使用。 究極魔神シーダ シラリーとコダラーが合体して誕生した究極の魔神。上半身はシラリー、下半身はコダラーで構成されており、2体に分離することも可能。 2大魔神は宇宙を滅ぼすために生まれ、使命を終えた後は互いの能力で卵に戻るが、相打ちにより互いに組み合った状態のまま卵に戻った為、両者は合体して新生を果たした。 ウルトラキーでも完全には倒すことのできない強敵だったが、デルタスターの力を得たウルトラマンの突撃でシラリー側を倒され、残ったコダラー側はウルトラマンに恐怖した直後、スペシウム超光波で消滅させられた。 シラリーとコダラーは究極魔神状態も合わせてガシャポン化。シーダは究極魔神状態のシラリーとコダラーを合体させると再現可能。
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