キャラクター経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 23:50 UTC 版)
「キャプテン・アメリカ」の記事における「キャラクター経歴」の解説
出版史上では、キャプテン・アメリカは1941年から1949年まで継続的に発行され、戦中は枢軸国と、戦後はアメリカ国内の犯罪者や未来人らと戦った。1953年から1954年に短期間復活した際は、赤狩りの風潮に合わせ、アメリカに潜む共産主義者らと戦った。当時のキャプテン・アメリカは、戦中から戦後まで一貫して同一人物であり、特に死亡したり世代交代したりといった設定はなく、赤狩りをしたキャプテン・アメリカも行方不明になることなく復員したスティーブ本人であった。 1964年の『AVENGERS』誌上での復活に併せての設定変更で、キャプテン・アメリカは1945年以来行方不明であったということになった。戦後の活躍や赤狩りを行った過去は一度抹消されていたものの、1972年の『Captain America』で赤狩り時代のキャプテン・アメリカが別人として再登場し、「赤狩りを行ったキャプテン・アメリカは暴力的な人種差別主義者で、初代のロジャースとは別人」と再設定された。さらに1977年から発行開始された『WHAT IF』で、初代が行方不明になってから1950年代に別人のキャプテン・アメリカが登場するまでが設定しなおされ、同年の『The Invaders』に短期間登場したヒーローの「スピリット・オブ・'76」(ウイリアム・ナスランド)が2代目キャプテン・アメリカとなり、その死亡後は1941年発行の『The Human Torch』に初登場したヒーローの「パトリオット」(ジェフリー・メイス、初代パトリオット)が3代目キャプテン・アメリカとなっていたと再設定された。 1941年 ナチスの脅威に対抗するために米国で秘密裏に遂行された超人兵士製造計画「スーパーソルジャー計画」により誕生(『CAPTAIN AMERICA COMICS』#1)。以後、ネイモア・ザ・サブマリナー、初代ヒューマン・トーチらとともに、枢軸国と戦う。 1945年 終戦を前に、北大西洋上で爆発する飛行機から投げ出され、氷漬けの状態で漂流を続ける。士気の低下を懸念した政府の依頼で、同志のヒーロースピリット・オブ・76(ウイリアム・ナスランド)が密かに名跡を引き継ぎ終戦を迎える。 1946年 この二代目も戦死し、同じく仲間のパトリオット(ジェフ・メイス)が三代目となり1950年まで活躍する(『WHAT IF』#4)。 1954年 初代を崇拝する反共主義者の青年ウィリアム・バーンサイドが偶然に超人兵士血清のデータを入手し、独自に服用して四代目となるが不完全な処方の副作用で凶暴化。罪のない市民にすら過剰な暴力に及んだ為政府に拘束され、冷凍睡眠処置が取られる。 1964年 初代が約20年ぶりにアベンジャーズにより発見され、復活を遂げる(『AVENGERS』#4)。アベンジャーズのリーダーとなる。 1972年 四代目が冷凍睡眠から復活し、黒人運動など社会情勢の変化を全て共産主義の陰謀と決め付けて黒人社会への暴力事件を繰り返し、また中道・リベラル志向である初代を偽者と思い込んで戦いを挑むが返り討ちに遭い再び拘束・冷凍される。 1985年(?) アメリカ政府より忠誠を強要される。ユニフォームと名称を返上し、ザ・キャプテンと名乗る。この結果、スーパーパトリオットを名乗っていたジョン・ウォーカーが政府公認のキャプテン・アメリカとされた。上記の件が、陰謀によるものと判明。ザ・キャプテンはアメリカ政府と和解、コスチュームと名称を元に戻す。ザ・キャプテンのコスチュームはウォーカーが引き継ぎ、U.S.エージェントと名乗る。 1996年 オンスロートを倒すために戦死(『ONSLAUGHT:MARVEL UNIVERSE』)。同年、『CAPTAIN AMERICA』#1、『THE AVENGERS』#1により、パラレルワールドであるカウンターアースでの生存が確認される。
※この「キャラクター経歴」の解説は、「キャプテン・アメリカ」の解説の一部です。
「キャラクター経歴」を含む「キャプテン・アメリカ」の記事については、「キャプテン・アメリカ」の概要を参照ください。
キャラクター経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:03 UTC 版)
「ロキ (マーベル・コミック)」の記事における「キャラクター経歴」の解説
アスガルドのオーディンがストーム・ジャイアントとの戦いでローフェイ王を倒した後、要塞の中で一人の子供を発見した。その子こそがロキで、以後オーディンの養子として育てられることとなった。
※この「キャラクター経歴」の解説は、「ロキ (マーベル・コミック)」の解説の一部です。
「キャラクター経歴」を含む「ロキ (マーベル・コミック)」の記事については、「ロキ (マーベル・コミック)」の概要を参照ください。
キャラクター経歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 01:58 UTC 版)
ソーは、アスガルドの神々の王オーディンとミッドガルド(人間界)の女神ジョオド(ヨルズ)の間に生まれた。オーディンに引き取られ、世継ぎになるべく育てられた彼はアスガルド最強の戦士と呼ばれるまでに成長した。しかし、その強大さゆえに傲慢なまでに増長していたソーは事あるごとに横柄な態度をとるようになってしまった。それを見かねたオーディンは、自分の息子が謙遜を覚える必要があると悟り、ソーの記憶を消し、右足に障害のある人間ドナルド・ブレイクへと転生させた。医者となったブレイクは、子供の頃から何故か北欧神話に心引かれ魅了されてきた。そして、休暇を使用したノルウェー旅行を楽しむブレイクは、その旅先で地球へ侵攻してきた土星人の先遣隊に遭遇する。洞窟に逃げ込んだブレイクであったが、入り口を塞がれ閉じ込められてしまう。そこに転がっていた杖ほどの長さの木切れを使って脱出を試みたが、非力なブレイクの力ではどうしようもなく途方に暮れる。そして、苛立って自暴自棄になり木切れを投げ捨てたその瞬間、奇跡が起こる。木切れは魔法のハンマー「ムジョルニア」(ミョルニルの本作での邦訳)に変貌し、それと共にかつての姿と記憶を取り戻してソーとなったブレイクは、その力を使って土星人達を一蹴する。 その後帰国したブレイクは、看護婦のジェーン・フォスターと共に医師として病気の人々を救いつつ、ムジョルニアを使ってソーとなり侵略者から人々を守る二重生活を送ることとなった。地球のソーの存在はすぐに、彼の義弟で宿敵のロキに知られ、彼はソーを倒すために幾度となく現実世界を訪れる。またロキはアブソービングマン、レッカー、デストロイヤーを送り込んだ。さらにロキはハルクをけしかけてソーを倒すことを謀り、これがアベンジャーズ結成の理由となる。 初期のソーの敵には他に、レッド・アーミー、Zarrko、ラジオアクティブマン、ラヴァマン、コブラ、ミスター・ハイド、エンチャントレスとエクスキューショナー、グレイ・ガーゴイルなどがある。 ソーはジェーン・フォスターと恋に落ち、父親に背いて、アスガルドへの帰還を拒否する。また、ソーが生まれながらにして地球に親近感を持っている理由は、実は彼が大地の女神の息子であるからだということが明らかにされる。
※この「キャラクター経歴」の解説は、「マイティ・ソー」の解説の一部です。
「キャラクター経歴」を含む「マイティ・ソー」の記事については、「マイティ・ソー」の概要を参照ください。
- キャラクター経歴のページへのリンク