その他の文官とは? わかりやすく解説

その他の文官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:12 UTC 版)

蒼天航路」の記事における「その他の文官」の解説

毛玠(もう かい、字・孝先ボサボサ頭の小さな老人。全く新し屯田制考えている者として荀彧人材抜擢される。老いて、話すより筆をとる方が早く説明が済むため、大量竹簡とともに曹操前に現れた。 陳琳ちん りん、字・孔璋) 声:檜山修之袁紹軍幕僚建安七子一人官渡大戦前夜曹操常識破り宣戦布告対し、「宣戦誣告」での対抗提案彼の文才曹操激昂させると共に感嘆させた。袁家滅亡後曹操招かれ曹操曹植の導く「新し言葉世界」の到来歓喜するその後曹植とは親交保ち曹操の後継者にも彼を推していたようである。建安21年南征において、曹植遠征記に発奮し中原安住し続けることで自らの才が堕落することを恐れ、他の七子と共に従軍志願する。しかし疫病患い陣没宋忠そう ちゅう、字・仲子荊州儒者官渡大戦時自身身を寄せる劉表対し、袁・曹どちらにも与せず中立を保つことを進言するが、それを逆手劉表から二人取り持つため、使者となることを要請される荊州降服後は中原学士交わり、「曹操」という人物量ることで時代転換点悟り戦後経営尽力することを誓った文庫版発売以降増刷本では官渡大戦時紹介はされていない(全く外見異な人物であるため修正され別人扱い)。 杜襲(と しゅう、字・子緒曹操軍幕僚赤壁大戦前夜孫権軍攻撃への慎重論中心人物として登場八方伸びた髭が特徴赤壁後も参謀として地方中央曹操振り回されながらも様々な提言をする。 華歆(か きん、字・子魚曹操軍参謀。元孫策幕下赤壁前夜、対孫権軍主戦論者の中心として初登場し、杜襲らの慎重論対立する杜襲とはその後揃って登場することが多い。元孫策幕下であったためか、孫権のことを何か思うところあるかのように「仲謀」と字を呼びてにする蔡瑁さい ぼう、字・徳珪)、張允ちょう いん) 元劉表配下参謀二人荊州降伏後登場降伏兵の内情曹操訴えていたが、異民族との交流賈詡からの話を経て曹操惹かれる新たな自分予感していたが、奇襲訪れた甘寧殺害された。 荀顗じゅん ぎ、字・景倩) 荀彧の四子。極めて生真面目性格加え儒学影響が強いことから、荀粲からはカビ臭い評されている。 荀粲じゅん さん、字・奉倩) 荀彧末子奔放な性格持ち主老荘思想影響強く受けており、儒学的な思想否定している。 崔琰さい えん、字・季珪) 「儒」を象徴する人物の一人曹操の唯才に対しあくまで人物に「才」と「徳」は不可分考えている。司馬懿高く評価している。曹操媚び諂う現在の腐り果てた儒者情勢嘆き、本来の「儒」の誇り権威をとり戻そうとする。その覚悟曹操から認められながらも、楊訓を推挙した罪に問われ禁固され信念貫き刑具に頭を打ち据え自害した杜畿(と き、字・伯侯) 西涼攻め初登場曹操に「とっつきにくい顔」とからかわれながらも二千石の郡太守として曹操軍兵站一挙に担う。兵站スペシャリストとしてその後の戦でも後方支援徹するまた、漢中攻防戦では兵糧をおとりに黄忠誘い出すことにも成功する賈逵(か き、字・梁道西涼攻め初登場頭部大きなこぶが特徴曹操にそのこぶを育てた激し怒り」を認められ、いきなり弘農郡代理太守任じられる丁斐(てい ひ、字・文侯正史では曹操同郷古参配下だが本作では西涼攻めに際して曹操賈詡紹介した不届き者一人として登場する収賄の罪で投獄されていた。賄賂得た金は全て牛馬購入充てていた。曹操からは、牛馬扱い長けた人物として紹介される馬超曹操襲撃した際、曹操を救うべく牛馬放して状況混乱させた。 楊沛よう はい、字・孔渠) 西涼攻めに際して曹操賈詡紹介した不届き者一人。法に厳格なあまり高官怪我を負わせてしまい、髠刑を受けて投獄されていた。曹操からは、融通という物がまるでない人物として紹介される無表情に力技で、指揮下の兵士喧嘩仲裁する婁圭ろう けい、字・子伯) 西涼攻めに際して曹操賈詡紹介した不届き者一人。常に不満をブツブツ呟いている。曹操からは「うぬぼれ具合賈詡双璧漢朝一の嫌われ者」と紹介される鍾繇しょう よう、字・元常西涼攻め初登場。とても長い耳毛生えている。この耳毛センサーのように反応し時たまに上を向くことがある曹操現れる前ぶれになど)。魏諷クーデターに際しては、魏諷仕官推挙したのが鍾繇であったことから、連座処罰対象となった徐奕(じょ えき、字・季才) 西涼攻め登場乱後関中復興のために集められ人材一人城市治水修復計画担当鄭渾(てい こん、字・文公西涼攻め登場乱後関中復興のために集められ人材一人農事担当董昭とう しょう、字・公仁曹操魏公就任提案する幕僚たちの中心人物。その提案には、曹操幕下の者たちに功績見合った位を与え、彼らの不満を解消させる意図があった。しかしそれは曹操帝位簒奪にも繋がるとして、大い荀彧悩ませることになる。 韋康(い こう、字・元将) 涼州刺史涼州乱後馬超和議を結ぶも、裏切られ馬超殺された。 魏諷(ぎ ふう、字・子京) 物語終盤登場。強い眼力極度に縮れた毛髪特徴養父曹操徐州虐殺生き残りで、赤子の頃から少年時代孔明によって煽動としての運命決定付けられていた。学問の場に赴き「崇息観(すうそくかん)」と呼ばれる独特の呼吸法を基とする思想によって、中央の士大夫層を中心に同志増やす関羽樊城攻略の際に大規模なクーデター起こすも、計画事前発覚していたため即鎮圧されて、曹丕によってその首を斬られる。 銭申(せんしん)という連れている。銭申もまた、陳禕が捕えられ拷問受けた際に処刑されている。 涼茂りょう ぼう、字・伯方曹操魏王就任時に登場就任祝辞述べて良いのか悪いのか、曹操表情からは全く見当がつかず困惑していた。 王粲おう さん、字・仲宣)、応瑒おう とう、字・徳璉)、徐幹じょ かん、字・偉長)、劉楨りゅう てい、字・公幹) いずれも建安七子建安21年南征において、曹植遠征記を読み発奮し中原安住し続けることで自らの才が堕落することを恐れ、他の七子と共に従軍志願する遠征先の合肥にて疫病患い全員陣没陳矯ちん きょう、字・季弼) 魏郡治安責任者投獄され崔琰様子曹操報告する呉質(ご しつ、字・季重)、朱鑠しゅ しゃく)、陳羣(ちん ぐん、字・長文いずれも司馬懿とともに曹丕四友曹丕四友全員で、漢中軍事撤退曹操進言する。しかし激怒した曹操にそれを完全否定され、畏縮切ってしまった。 陳禕(ちん い) 魏諷同志一人何晏から「鼻息男(はないきおとこ)」と名付けられる何晏密告で捕えられ拷問受けた結果魏諷の乱が事前発覚し、即鎮圧されることになる。手酷い拷問を受け、魏諷前に姿を現し時には精神崩壊してしまっていた。他の仲間とともに射殺される。 宋度(そう たく)、王昭(おう しょう)、王耽(おう たん)、張泉(ちょう せん)、劉偉りゅう い魏諷同志たち。順に、宋忠長子王粲長子次子張繡長子劉廙実弟魏諷の乱に加担するも、計画事前発覚していたため即鎮圧されて、全員射殺された。

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